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都響とエリアフ・インバルが描く
作曲家の肖像シリーズ

ベートーヴェンシリーズは今回は大好きな
シンフォニー７番
序曲レオノーレ第２番とpfコンチェルト3番という
なんとも贅沢なメニュー


これがなんと2千円で聴けるなんて・・・素晴しい時代ですなぁ

ひさしぶりのオーケストラ演奏会

４月以来のこのカップリング（４月はシンフォニー３番・英雄）はかれこれ追いかけ続けて
１８年くらいになるが、ベートーヴェン７番ははじめて！！


それにしても都響。。N響と並んで世界に誇れる素晴しい楽団だとおもう。。

鋭さに加えて年々重厚さが増して来る感じ。

そしてインバル。あいかわらずエレガントにして野蛮

ティンパニをバンバン鳴らして、木管を際立たせる。
あるいは２楽章では低弦に激しく要求
金管セクションから弦にバランスが移行していく４楽章ははじめてきく解釈

１楽章→２楽章　３→４楽章と間髪いれずつなげたのは流石

ディティールを際立たせる、ややグロテスクな響きも委細おかまいなしに
普段CDで聴く7番とはちがった響きを鳴らしていた・・・これぞインバルかなぁ

「ベートーヴェンが耳が聞こえないなんて誰が言った。聴こえていないのは我々のほうだ」

演奏直後に先輩がぽつりと放ったひとことに、なるほどと思った。

楽譜を読み直してみよう・・・