すなリオンのブログ一覧

某Ｔ氏と某Ａ氏を連れて、登ったのにはワケがあります。

現在、見ている姫路城は、｢昭和の大修理｣以降の姿なんです。

築城してぁら年月が経っているので、老朽化(痛み、損傷、心無い人のイタズラ)も進んでいたでしょうし。。。

なにより白漆喰総塗籠造（しろしっくいそうぬりごめつくり）の外装は、
黒い板張りの岡山城に対比して「白鷺城」とも言われるほど美しいものです

平成２１年度から、平成の大修理｢大天守保存修理工事｣に着手する事が決まっています
その期間中(丸５年間)は、大天守全体を素屋根で覆い、美術館側に資材搬入用の足場を設置して工事を実施されます。

つまり、全体の優美な姿を再び見れるのは平成２６年以降になってしまうんです


せっかくチャンスがあるんだから、ぜひとも見て欲しかった。

修理期間中、内部（覆われた素屋根内）にエレベーターが設置されて、修理状況を見学出来るみたいですが。。。

出来れば生で、
姫路城を感じて欲しかった。
肌で感じて欲しかった。
のかもしれません

あの姿が丸５年間、見れないのは寂しいです
でも、５年後には、また優美な姿で復活してくれるのを期待しています♪


今までの姫路城修理歴～姫路市役所ＨＰより抜粋～
■1609年(慶長14年)
　大天守完成
■1910年(明治43年)
　大天守などの修理に着手(～1911年)
■1912年(大正元年)
　一般公開を開始
■1931年(昭和6年)
　旧国宝に指定
■1935年(昭和10年)
　昭和の修理工事に着手(～1964年)
■1951年(昭和26年)
　新国宝に指定
■1956年(昭和31年)
　天守群解体復元工事(昭和の大修理)に着手(～1964年)
■1993年(平成5年)
　世界遺産に登録
■1994年(平成6年)
　平成中期保存修理計画がスタート(～2022年)
■1999年(平成11年)
　小天守群、渡り櫓など国宝7棟を修理(～2004年)
■2009年(平成21年)
　大天守保存修理工事に着手(～2014年の予定)