サイドフラップの作製
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
リアコーナーダクトパネルと同様に、以前からずーーーーと装着したかったサイドフラップ....
めっちゃカッコいいし、見た目がずいぶん変わる(*´Д`*)ハァハァ
各メーカーのサイドフラップを調べてみると...
ADMIRATION サイドステップ 素地48000円、単色塗装68000円
M'z SPEED サイドステップ 未塗装70000円、単色塗装128000円、2色塗り分け塗装140000円
SIX SENSE サイドステップ 未塗装52800円、単色塗装102800円、2色塗り分け塗装112800円
ROJAM サイドステップモール 未塗装63000円
ROWEN サイドステップ 未塗装60000円、単色塗装85000円、塗り分け塗装105000円
また、汎用品として有名であり、結構使用している方が多いのは...
CRAFTECHの汎用サイドアンダーフラップ(FRP製)13000円(本体10000円+寸法指定2000円+中央カット1000円)
各メーカーは当たり前に高額...
汎用品でも1万オーバー...しかも塗装もしないといけない...
簡単にいくならイージーリップの2色塗り分け風で取り付けようとも思ったけど、貼り付け位置がドアパネルになるので各ドアパネルごとに切って貼りつけなければならないし、たまにはイージーリップと違う物で作製もしてみたい。
そこで、色々代用できるものがないか調べていると、雨樋、モール、配線カバー、その他いろいろ使用して結構みんな自作している。
そこで今回も、自作してみることに!
だたし、各メーカーが販売している複雑なサイドフラップは作製不可能なので、単純な型のサイドフラップを目標に!
見本にしたのは寸法が記載している汎用のCRAFTECHで、2色塗り分けはSIX SENSEで。
2
サイドフラップ取り付け場所の確認と必要寸法の計測
CRAFTECHのサイドフラップの取り付け場所はドアを開けた時に見えるボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の下側に両面テープとビスで止めるのが一般的。
ちなみに、ボディロッカパネルモールディングASSYの下側の幅は20mm(黄矢印)である。
糸にワッシャーを結んでサイドパネルにテープで張り付け、ボディロッカパネルモールディングASSYの内側からどのくらいの幅があればツライチになるのかを調べた。
計測してみると、ツライチにするには70mm(緑矢印)必要であった。
ボディロッカパネルモールディングASSYよりもさらに内側へ60mm(赤矢印)行くとジャッキポイントがある。
よって、ツライチでジャッキポイントも問題なく使用できる事を考えると幅は70mm~110mm、汎用のCRAFTECHであれば幅130mmを中央カットした60~65mmで取り付けている方がほとんどなので、最低でも60mm以上は欲しい所。
長さはCRAFTECHでも寸法を2085mmにしている方がほとんどで、実際に計測してみてもやはり2085mmであったので、2085mmで決定。
厚さはCRAFTECHでも10mmあり、細すぎると2色塗り分けが目立たないので、やはり10mmは欲しい所。
以上より、長さ2085mm以上、幅60~110mm、厚さ10mmで探すことに。
3
材料の調達
ホームセンターで物色すると厚さ・幅などでサイドフラップに加工できそうな物はあったが、長さが2000mm以上の物でお値段が安い物がなかなか見つからず。
そんな中、唯一見つけることが出来たのが長さ4000mm、幅57mm、厚さ7mmの幅木で、税抜き878円!
以前、みん友さんが幅木でサイドフラップを作成したという情報は入手済み。
※幅木とは住宅の壁と床の境目に取り付ける部材であり、基材は中密度繊維板(MDF)で、塩ビ(ポリ塩化ビニル:PVC)のシートでラッピングされている物が多い。
※MDFとはMedium Density Fiberboardの略であり、木質繊維を原料とする成型板(ファイバーボード)の一種でああり、木材チップを蒸煮・解繊したものに接着剤となる合成樹脂を加え板状に熱圧成型 したものである。
木材の様に軽量で高い加工性を持ち、かつ、木材特有の反りや乾燥割れなどの癖が少なく、幅・長さ・厚さの狂いも少なく、均質で極めて安価である。
反面、木材に比べ裁断が細かく粉状にまで粉砕する為、水や湿気に弱く表面処理を行わないとカビ易く、釘の保持力も強くない。
用途は、構造材としての強度を必要とせず、木材としての厚みだけを要求されるような、家具類が主体である。
幅と厚さは探していた条件を満たしていなかったが、長さを優先してこれに決定!
カラー(塩ビシート)はホワイトで2本購入し、木材カット料金を支払って2086mmに切断してもらった。
※本当は2085mmでカットしたかったが、±1mmの可能性があると言われたので、-1mmの場合は2084mmになるのは困るのであえて2086mmとした。
※カット後、計測してみるときっちり2086mmの寸法であった(笑
また、リアフラップも作製する事を考え、残った幅木 約1914mmを550mmと600mmの長さでカットしてもらった。
4
シーラー塗装
今回購入した幅木だが、表面・側面は塩ビシートでラッピングされているが、裏面は一部しかラッピングされておらず、当然のことながら断面にもMDFが露出している。
塩ビシートはかなり強固に接着されているので、剥がすのもかなりの手間である。
また、塩ビシートを剥がしている最中にMDFが割れる恐れもあるので、塗装はこのまま行う事とした。
※ためしに余った幅木で塩ビシートを剥がす練習をしていたら、MDFが割れた...
木材は知ってのとおり吸水性があり、塗料などを直接塗布すると染み込んでしまい、何度も重ね塗りが必要になり、均一の色にするには大変である。
さらにMDFは通常の木材に比べ、とても吸水性が高い。
よって、一般的には下地処理としてシーラーを塗り、木材の導管や繊維の空間を埋め塗面を平滑にし、上塗り塗料の余分な吸収を防止する事が可能となる【目止め】をする事が勧められる。
使用したのはニッペ 木部用下塗りスプレー
↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/2962955/car/2571290/10240848/parts.aspx
1.MDF露出部以外(塩ビシート部)をマスキングテープで保護
2.ニッペ 木部用下塗りスプレーをスプレーして乾燥させ、3回繰り返す
3.マスキングテープを外す
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完成~(・∀・)
8
塗り分けはこんな感じに♪
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