サイドフラップの取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
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サイドフラップ取り付け位置の検討
分割式ではなく1本のサイドフラップなので、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の下側に両面テープとビスで止める事になる。
前回の整備手帳:サイドフラップの作製でも記載したが、サイドフラップをツライチにするにはボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の内側からサイドフラップをとりつけると、70mm幅のサイドフラップが必要である。(青枠)
今回作製したサイドフラップの幅は57mmの為、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の内側から取り付けるとツライチには13mm足らない。(ピンク枠)
57mmのサイドフラップをツライチに近づけるには
①出来る限りボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側にサイドフラップを取り付ける
②出来る限りサイドフラップの内側で取り付ける
事である。
ツライチにするにはサイドフラップとボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)を6mm重ね、サイドフラップの内側から3mm、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側から3mmの場所にビス止めをする必要がある。(緑枠)
しかし、ツライチにはなるが問題点として
①ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側は斜めになっているので、ビスが突出する可能性がある。
②ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側でビス止めを行うとビス部にかなりの負担がかり、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)が割れる可能性がある。
③サイドフラップの内側でビス止めを行うとビス部にかなりの負担がかかり、サイドフラップが割れる可能性がある。
試行錯誤した結果、安全性を考慮し、
サイドフラップとボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)を14mm重ね、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側から7mm、サイドフラップの内側から7mmの位置でビス止めし、ツライチまで7mmになるように取り付ける事にした。
ちなみに、ドアパネルを開けた時、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側からサイドフラップの外側までは43mmになる。(赤枠)
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サイドフラップへの穴あけ
サイドフラップの重さは700gあり、サイドフラップとボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)のビス部にかかる負担を考えてビスは8ヶ所とした。
1.サイドフラップにマスキングテープを貼り付け。
2.ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)はタイヤハイスまで延びていないので、タイヤハイスから100mmの場所にビス止めをする事とし(赤○)、サイドフラップの両端から100mmにマーキング(白○)。
3.サイドフラップの残り1886mmをビス6個で7分割した1間隔約270mmとし、270mmごとにマーキング。(黄○)
4.100mmと270mmのマーキング8ヶ所に、内側から7mmの位置でマーキング。
また、サイドフラップの固定がボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)だけでは十分かどうか不明確な為、
前輪タイヤハウスの後方のパネル(呼び名?)の下にもビス止めする事とした。
5.前輪タイヤハウスの後方のパネル(呼び名?)の下に厚紙を貼り付け、さらに厚紙に両面テープを貼り付け。
6.サイドフラップがボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側から43mmの長さになるように両面テープや台等で仮止めし、5.の厚紙をサイドフラップに貼り付け、マスキングテープへ転写。
7.前輪タイヤハウスの後方のパネル(呼び名?)の下への穴あけはタイヤハウス側から56mm、外側から25mmの位置とし、マーキング(オレンジ丸)。
8.各マーキング部を2mmのドリルで穴あけ。
※穴あけを行わず、直接ビス止めを行うとMDFが割れる可能性がある。
※下穴は50~70%にする為、4Mのビスで止める予定である事から下穴を2mmとした。
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ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)への穴あけ
1.サイドフラップの内側(下穴あけ部以外)5ヶ所くらいを脱脂して、ドライヤーで温めて両面テープを貼り付け。
2.サイドフラップがボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側から43mmの長さになるように両面テープで貼り付け。
3.サイドフラップの下穴から2mmのドリル先を入れて回し、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)に穴をあける。
4.サイドフラップを取り外す。
ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)は空洞で柔らかい為、サイドフラップの抜け落ちを回避するために、トグラーを1個使用する事にした。
トグラー:備え付けのキーを差し込むことにより固定装置が作動し、アンカーが中空壁に固定された重さを分配するトラス(桁構え)の役割を果たす。
↓
http://www.toggler.jp/products_hwm.html
使用したトグラー:八幡ネジ 極細スリムくん S-1(4本入り)で、使用荷重は13kgf、下穴径6mm
↓
http://search.yht.co.jp/catalog/011.asp?pf_id=11041241800
5.ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の下穴の1つの大きさを6mmに拡大してアンカーを差し込み、アンカーにピンを差し込こんでアンカーを開かせる。
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サイドフラップの取り付け
1.サイドフラップの内側をシリコンオフで脱脂し、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)と接する場所(下穴以外)に10mmの両面テープをドライヤーで温めて貼り付けし、両面テープの一部を剥離。
2.ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)をシリコンオフで脱脂。
3.サイドフラップがボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側から43mmの長さになるように両面テープで貼り付けし、サイドフラップがボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の下穴同士が合うか2mmのドリルを入れて確認し、調整。
4.残りの両面テープを取外し、圧着。
5.ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)にサイドフラップをステントラスタッピング(4M×20mm)+ステンレス丸ワッシャー(M4×25×1.0)で止める。
※ねじの座面積を大きくして、サイドステップにかかる面圧を小さくする為にワッシャーを使用。
6.前輪タイヤハウスの後方のパネル(呼び名?)にサイドフラップをビス止めすると斜めになるため、ステンレス丸ワッシャー(M4×20×1.0)を3枚入れて斜めにならないようにして、ステントラスタッピング(4M×25mm)+ステンレス丸ワッシャー(M4×25×1.0)で止める。
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ツライチまではこのような感じに。
アオープン時の状態
踏んで割らないように気を付けないとね...
ドアオープンしたら、ステッカーが見えるように今度ステッカー貼ろうかな♪
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全体ではこんな感じに(・∀・)ニヤニヤ
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めっちゃ感じが変わりました~♪
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