SARD LSRウイング装着作業③~実作業編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回までで装着作業の概略を説明しましたが、実際の装着作業を進める上での注意点を解説したいと思います。
2
まず穴開け場所について。
天板はフラットなのでそれほど問題ありませんが、問題はトランク裏側の穴あけ位置。天板から5~6cmあるので、上から強引に穴を開けると位置がずれてしまいます。また、ステー台座に角度があるため、少しオフセットして穴を開けなければなりません。
そのため、工作用紙を使って図のような治具を作成。天板から5mmオフセットさせた位置に穴開けします。まず3mmで開けて7mmに拡大させます。
3
そして、今回作業の最大のポイントであるスリーブの作成。トランク裏の開口部から斜めに差し込みますが、いろいろ試した結果、図のように130mm×40ミリ程度の大きさがベストサイズです。厚みは4mmで確定です。
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これが実際に作成したスリーブ。挿入の際に柔軟性が必要になるのでポリカ板で作成。差し込む角の部分は少し薄くして天板と補強板の間に挿入しやすくします。ビニール紐は挿入後に引っ張り出せるよう付けておきます(位置確定後に撤去)。
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ウイングステーには、クロモリ製六角穴付M6イモネジ50mmをゆるみ止めを塗ってねじ込みます。
6
スリーブを開口部から差し込み、穴位置を合わせます。樹脂製の内装はがしを突っ込んでトランクとスリーブの穴位置を合わせ、仮のボルトを入れます。
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穴位置が確定したところでステップドリルを使って、穴の径を20mm程度に拡大。
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ステーをトランク天板から差し込み、Uナット、樹脂ワッシャ、金属ワッシャ、ロングボルト等により固定。強度は十分にでました。
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ステーが無事装着できればウイングの固定はボルトを通すだけ。M6のフランジボルトと袋ナットにより固定して完成です!
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