洗車2

このHRVにはルーフレールを兼ねた羽が付いていて、古くなってギシギシ動くようになってしまい、

取り付け部分の錆を防ぐためと固定を兼ねて、ルーフレールの内側を全部シール剤で埋めているため、

屋根の雨は側面に落ちず、前か後ろに流れ落ちてます。

ここにかなりの量の雨水が流れ込んで砂がたまります。

春先からの黄砂ですかね。拭き取っておきます。

流れ落ちた雨水はここから排水？されます。

黄砂のおかげで雨水の通り道がよく分かります。

拭いておきます。

このゴムモールはヒンジに雨水がかからなくするためです。錆防止です。

HRVのここはハッチバックドアの設計として独特で、

すき間がやたらと広く、HRVの諸先輩方が隙間埋めを試みていますが、なかなか上手く行きません。

私は全面を埋めなくても、走行中と駐車中にヒンジに雨がかからなければいいんじゃないかと思い、

こうしてみました。実際に効いてるみたいで、ヒンジの錆は目立たなくなった気がします。

走っている間は中央の雨水は乗り越えて行ってしまうし、

駐車中の真上からの雨水は羽とモールでかなり減ってると思います。

ここは独特の動きで、太いモールを貼ると途中で引っかかったり、

ひどいと最後まで開かなくなったりします。

この薄いモールも、ドアガラスとぶつからないように軽く中央を湾曲させて逃げてます。

なんでリアにこんな湾曲ガラスを奢ったのか。

車の湾曲ガラスって高いって聞いたけど。

駐車中に上から降る雨を防ぐにはもっと後ろにせり出させたいのですが、

開けていくとカーブしたガラスがどんどん迫ってきます。

完全に開けるとこれだけ。太いモールをボディ側に貼るとこのせいで、完全には開かなくなります。

ドア側に貼っても、途中で狭くなる時にぶつかります。

このカーブしたガラスの動きを見ていると、ヒンジを設計した人の苦労がしのばれます。

ラウンドガラスのデザインにしたかったんですねー。

HRVのこういうカッコ優先のコンセプトが、長年経っても新鮮さを失わない、

モデルの若さの秘訣なんだと思います。

中のバネを止めるプラが折れてしまいキャップが付かなくなったのですが、

何とか直して、一応大丈夫のようです。

3に続く。