燃料ポンプ＋フィルタ交換 (98000km)

前回燃料フィルタ交換 73000km
今回燃料フィルタ交換 98000km
フィルタ本体交換は2.5万キロですが、この間２回パーツクリーナーでフィルターのスス除去の分解簡易清掃は行っています。感覚的に1万キロごとのフィルター清掃でカートリッジは2～3万キロで交換するのが理想的かなっと感じています。とにかくスス吐きまくる燃料ポンプなんとかしたい😁当然インジェクションノズルも詰まってると思いますので合わせて清掃するのが望ましいです。

今回は6万キロ時にリコールで交換した燃料ポンプも使用4万キロを超えたので予防整備として燃料ポンプも新品に交換します。
メーカーからは燃料ポンプ単体では取り寄せできないので互換品を海外通販で購入。製造は台湾でした。2500円ほどで購入できます。燃料ポンプアッセンブリだと4万円＋工賃もするので現実的にはパーツ交換で済ませたほうがとても経済的です。

とはいえ実のところは黒いススを大量に吐く純正燃料ポンプと互換品を比較したい気持ちが大きかったのであえて交換してみることにしました。

参考：フィルタが真っ黒になる原因は、この燃料ポンプのカーボンブラシダストが湧いてるからなんですけど

構造的にはクルマも同じですが、クルマはフィルタ容量がとても大きいので10万キロ以上ノーメンテでもフィルタ詰まりを起こすことはまずありませんが、バイクのフィルタの場合、クルマの1/10以下くらいの容量しか無いので割とすぐに目詰まりを起こしてきます。

厄介なのは、この黒いすすがメインフィルターを通過して再度リリーフバルブからガソリンタンクに戻って再びポンプに吸われてることが、ストレーナーが真っ黒になることで証明されています（純正のストレーナは白い不織布ベースのフィルタなので汚れがよく分かる）ので、当然、リリーフバルブから戻らないインジェクターへ向かうガソリンにもこのススが含まれている訳なので、長期的にはインジェクターの目詰まりなどを誘発して燃調不良を引き起こす原因ではないかと疑っています

なおインジェクターの清掃方法は動画サイトで色々紹介されてますので参考に。わたしは、軽くパーツクリーナーで洗浄した後、シリンダーに戻して組み上げた後、フューエルホースを繋ぐ前にホースとラインにエンジンコンディショナーのクリーナー液を充填してガソリンタンクに接続します。これで、充填した薬液がエンジンスタート時にインジェクターを通過するので洗浄効果は上がるでしょう。

ということで、フィルタメンテするついでに、インジェクターも清掃するとある程度初期性能は復活します。洗浄後はトルクモリモリになります。ただ、パーツの劣化もあるので、3万キロに1回程度の新品交換がやはり良いと思います。海外通販から購入すると純正の1/5～の価格で購入可能です。