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史上、もっとも優美なＦＯＲＭＵＬＡ　ＯＮＥ。

※　呆けた記憶の遙か彼方から引き出していますので、今後加筆訂正有り。


１９７２年

それまでの赤／金のゴールドリーフブランドから、黒／金のジョン・プレイヤー・スペシャルブランドに変更して、初年度にエマーソン・フィッティパルディが２５歳という若さでワールドチャンピオンとなる。史上最年少での獲得だった（その後、Ｆ・アロンソ、Ｌ・ハミルトンと更新していった）。
当時、このＪＰＳカラーを見て”走る棺桶”と揶揄もされた。１９６８年？のジム・クラーク、１９７０年のヨッヘン・リントと、（原因とされた）メカニカルトラブルで亡くなった事に起因しているが、実際にＪＰＳカラーを纏って亡くなったのは、１９７８年イタリアＧＰのロニー・ピーターソンのみだった様な気がする。
そのピーターソンも、予選と決勝当日のウォームアップ走行時に最新鋭のロータス７９がトラブルを起し、７８に乗り換え、貰い事故に巻き込まれて亡くなった。そしてこのＪＰＳのスポンサードはこの年で一旦幕を退く。

ＪＰＳカラーは当初金色だったが、写真及びテレビに映えないという理由で７４年にレモンイエローに変わり、１９７６年に発表されたＭＡＲＫⅡＬＯＴＵＳ７７は濃ベージュに変更された。
この第１期のＪＰＳカラーは、ストライプ含めて全て手書きでした。