やっちゃそのブログ一覧

数日前に、愛知県で低公害車の試乗イベントがありました。
公道を約４キロほど走れるこのイベントでは、
ＢＭＷやＣＸ-5、デリカＤ：５のディーゼル車をはじめ、
リーフやプリウスＰＨＶなど、メーカーの枠を超えて新車が集結。
地元の新聞やメディアでも大々的に取り上げられていました。

会場には写真の３シリーズディーゼルセダンがあり、
レンタカーで乗ってみようかと考えていたところでしたので、
分不相応ではありますが、乗ってみました。

サポート抜群で収まりの良いシートや、質感の高い内装など、
初めてＢＭＷに乗る者としては、束の間の夢心地でしたが、
低中速域でのギヤ変速にもう少しスムーズさがあればと思い、
やはり、「駆け抜ける歓び」を感じれらるステージでないと、
ありがたみを感じられるポイントが少ないかなぁ、
と個人的には思いました。

そして、乗った車でいいなと思ったのは、ＣＸ-5。
乗りやすさ、視界、居住空間、パワー感など、
トータルバランスで優れていると感じました。
まず、視界が開けており、それなりに車幅はあるものの、
あまり気を使わずに運転することができます。
内装は高級とまではいいませんが、老若男女問わず、
どんな方にも似合うしつらいでした。
そして何より、極太トルクのディーゼルエンジンは、
予想以上に静かで快適。
車内に聞こえるエンジン音の体感値は、
ハイエースディーゼルの半分程度。
また、他のメーカーの車が「何速に入れようか」と
判断にまごまごしそうな急な登坂でも、
ＣＸ-5は瞬時にギヤを決め、すっと加速していきます。
そして、脇道から幹線道への進入路など、
20～30㎞くらいのごく低速域からトルク感を感じられ、
動力性能の面での不満は全くありませんでした。
予算面で折り合いがつけば、ＣＸ-5も選択に入れても
いいかなぁと思い、ほくほく顔で帰路につきました。

このように、イベントでの試乗も思わぬ車が出ていたり、
自分の欲しい車が何かを明確化するのに役立ったりします。
また機会があれば、行ってみたいと思いました。

街角の中古車屋で、最終型ミラジーノを見かけました。
私も数日間の代車として、瞬間的ではありますが、
ミラジーノ（MT）に乗ったことがあります。
本家ミニにも、レンタカーではありますが、乗りました。
それぞれに良さ悪さがあり、機会があれば再度乗っても
面白いかもしれないと思える車でした。

さて、ダイハツからキャストが登場しました。
３つのスタイル…なのですが、
今日でてきたのは、エレガントな「スタイル」と、
”アラレちゃん”の対抗馬と評される、「アクティバ」のみ。
「スポーツ」はもう少し後での発表のようです。

さて、個人的には、ハスラーとは似ていないと思いました。
キャストの方が、良くも悪くも”乗用車的”な部分が多く、
ハスラーほど道具的に使い倒すことが難しいのでは、と思うからです。

ハスラーは、撥水ラゲッジや助手席前倒し機構など積載性にすぐれ、
しかも今どき珍しい、５MT仕様が選べます。
加えて、安価グレードでも”お洒落鉄チンホイール”を履いており、
みすぼらしさを感じさせないのも、ハスラーの特徴です。

対してキャスト（アクティバ）は、ベースのスタイルに対して
車高アップや４WDデバイスの追加手術を受けているものの、
ウェイクでついに採用された、スズキ車恒例”助手席下バケツ”や、
撥水ラゲッジ等、アウトドアで活躍しそうな装備は乏しいです。
むしろ、車高の高い軽セダンという認識の方が、
車の性格に合っていると思います。

”ミラジーノ後継車”として開発されていた車があり、
その開発中に”アラレちゃん”ブームが起こって、
急きょSUV風味の「アクティバ」を加えた、
さらに、（何らかの都合で）「スポーツ」も追加した、
こんな成り立ちなのではと思いました。

むしろ似ているのは、Nの方でしょうか。
気になる方は、実車やネット等をご確認ください。

すでに旧型となって久しい２代目ノアSiのレポートです。
３代目が段差ゼロフロアを採用し、乗用車的な仕上がりになったため、
今から２代目に乗ったり、運転してみると、旧来の１BOXに近い印象を
受けます。それでも基本的な部分での使い勝手は優れており、
今から購入しても長く付き合えるよい相棒となるでしょう。