ドアロックアクチュエーター交換③fin
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
自分のやらかしで、至急ドアロックアクチュエーターを手配しなければならなくなったのだが、ここまで対応をずるずると引っ張ってしまった要因の一つとして、パーツ代の高騰があげられる。
元々純正パーツの価格が(海外と比べて)高かった事に加え、最近のインフレも加わってかなりのお値段になってしまっている。
805020002Rに関してだと、4/6付けAmazonの日産純正部品が 税込み 48,900円。(ディーラーの見積もりよりは高め)
数年前は定価37,730円だったらしいので、なかなかの価格高騰っぷり。
今年で前期モデル最終リリースから10年近く経ってしまうことを考えると、おそらくこの価格が下がることは無いだろう。
正規ルートでの純正品はあきらめて、ヤフオクで中古部品を探すもエステートの出物は右フロント”以外”しかない。
続けてebayでも探すが、安価でないうえシッピングを考えると国内純正品とそれほど価格差が出ない。
加えてシッピング期間もそれなりにかかってしまう。
困った。
2
ebayで探す時は部品型番を検索キーにするのだけど、ドナー提供車を見る限り805020002Rのドナーはエステート以外でも多く出品されていることに気づいた。
考えてみれば、エンジンなどと異なって車体内の部品は共有範囲も広い。
改めて、ヤフオクで以下の候補で探すとZF4Rで出物がヒット。写真より部品型番も同じ事を確認。送料込みで新品の約1/10のコストで購入できた。ラッキー!
エステート系:GTライン(KZM4R、KZH5F)、GT220(KZF4R)
5ドアHB系:GTライン(ZM4R、ZH5F)、GT220(ZF4R)
後は、問題無く動作することを祈るのみ。
3
届いた移植臓器
まぁまぁ汚いので、清掃+可動部に少しだけグリスアップし、アウターハンドル側のアウターケーシングに気休め程度に静音目的でテープを巻く。
ケーブルにも少しでもなめらかに動作してくれるよう期待を込めて、チャリ用のチェーンルブをアウターケーシングの隙間からさっと一吹き。
4
アウターハンドルの内側部品からケーブルを取り外す。
見にくいが、赤枠で囲んだ爪を押し込む(か手前に引っ張るのか忘れた)とケーブル先端の玉が取り外せる。
5
上が移植臓器、下が患部から摘出した臓器
赤枠内の刻印の数字がちょっと違う。
上:52T13
下:33T12
ドナーは2014年07月登録のGT220(HB)なので、ほぼ同時期出荷の個体だと思ったけど、ドナー側の方が新しいっぽい。
コネクターだけ差して動作確認をするが問題無さそう(ほっ)
6
インストールは取り外した順番の逆。
最初に、ドアロックアクチュエーターを固定し、フリーな状態のアウターハンドルの内側部品にケーブルの玉を押し込む。
次にアウターケーシングの先端を赤枠部分で押し込んで固定したら、アウターハンドルの内側部品、アウターハンドルの順に組んで終わり。
7
そして、最後に大事なケーブルルートの確認(笑
赤枠部分でウィンドウガラスの下降ルートに干渉しないように、ゴム製ガイドの裏側にケーブルを回り込むように押し込む。
8
インストールしてまだ数日しか経っていないが、今のところ問題無く動作している。
しかしながら、ドナーもそれなりの年数を経ているのでまた壊れないという保証もなく・・・
その時に部品が格安で入手できる幸運がまた有るとも思えないため何か手を打たなければ・・・
と言うことで 一旦は修理完了です。
#ドアが閉まってるか確認する癖は当分続きそうだけど。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク