タペット調整(前編)

先日、マフラーをノーマルに戻した副作用で色んな音が聞こえてくるようになってしまいました。
排気音よりカムがバルブを叩く音の方が大きいとは、考えてもみませんでした。
あまり色々なことを気にしない性格なのですが、気になってしまうと、ずっと気になってしまう音です。
前日にアストロプロダクツさんに工具を見に行った時にシックネスゲージを買ってしまったので、久しぶりに自分でやってみようということになりました。

上死点を確認できるように、フライホイール？の覗き窓を確保します。
17㎜のレンチでOKです。

クランクの軸のカバー(10㎜の六角で)を外して、クランクを手動で回せるようにします。
クランクは14㎜のボックスで回します。

クランクのカバーを外すと、オイルが垂れてきますので、下が汚れないように養生が必要です。
気付かずに作業していると車体の傾き次第で大量に湧き出ます(汗)
汚した人が言っているので間違いありません(恥)

タペットカバーパッキンがヘッドカバー側に着いたままです(汗)
余程のことがない限り、エンジン内に落下してしまうことは無いと思われますが、注意しましょう。
カバーは17㎜のレンチで外せます。
この画像は排気側です。

吸気側のカバーを外しても同じようにパッキンがくっついています。
排気側も吸気側も、調整作業は車両の右側から行うと工具が入りやすくて良いです。
排気側の調整に邪魔なので、ホーンも外しておくと良いと思います。
特殊な工具は必要ないので(シックネスゲージは必要ですが)構えずチャレンジできました。