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　ども。

今日の仕事帰りに、困っていたお年寄りを助けてあげました。

　仕事を終えて、事務所のビルから出た直後、事務所があるビルの横で座ってるお年寄りが・・・。

一見浮浪者？（失礼）かと思って、通り過ぎようとしたら

「すみません、、、手を貸してもらえますか？」って・・・。

片手に杖。もう片手にはコンビニで買ってきた飲み物とお弁当。

ここに腰掛けたのは良いんだけど、立てなくなった・・・。ってさ。

　とりあえず、手をとって立たせて上げたんだけど、、、足がモタモタ・・・。

右に行ったり左に行ったり・・・。倒れそう・・・。

体も自分よりも大きくて、背も高い。　支えてあげたけど、ぶっ倒れたらどうしよう・・・。

「おじちゃん、酔っ払ってます？（失礼）」

「いやいや酔ってはいないよ。腰が悪くてさ、上手く歩けないんだよ。」

しばらくして、落ち着いて、おじちゃんが荷物はそこに置いといてくれればいいから！って言うんだけど、ちょっと心配。

　でも、実は帰りの特急券を買っていて、助けてたら乗り遅れちゃう。

といっても・・・このまま放置してひっくり返ってでもしたら・・・。そりゃまずいよね。

　話をしたら、家もすぐそこだ！っていうので、家まで連れてってあげることに。

　コンビにまでは腰の調子も良かったけど、帰りになって上手く立ってられなくなったと。（ちなみに酔ってはなさそうだった。違った意味でちょっと臭ったけど。失礼）

　おじちゃんの手を握ってあげて、おうちまでヨチヨチ歩きで行って、玄関上がるまで見届けて来ました。（トイレに行きたかったみたいで、速攻でトイレに行っちゃいましたが・・・）

　仕事場は、池袋という埼玉県下にある、立派な都会です。

　回りも見渡す限りの高層ビルだらけ・・・。しかし、一歩路地裏に入ると、昭和レトロな家が沢山あります。（ぶっちゃけていうと地元でもこんな昭和初期のザ！アパート！みたいな建物なんて建ってません。）

　そんな中で、腰を痛めてまともに歩けないお年寄りが一人暮らしをしています。


　人助けをして良いことをした！というよりも、コレが現実なんだな。ってしみじみ思いました。　自分がお年寄りになったら、どうなるんだろう。幸い身近な親族はみんなお子さんと同居してたり、足腰がシッカリしている人たちばっかなので、実際にこのおじちゃんみたいに、怪我をして歩くのが大変な人は周りにはいません。　　毎日の買い物は？　飲み物すら重くて買って帰れないのでは？　トイレは一人で行けるのか？　洗濯は？　お風呂は？　布団は出し入れできるのか？　もし家で転んじゃったらどうするの？　誰か助けてくれるの？

　普段からこういったお年寄りと接する機会なんてなかったので、なんだか考えさせられる出来事でした。といっても、何も出来ないのが現状なんですけどね。悲しいことに。