| メーカー/モデル名 | メルセデス・ベンツ / Eクラス ステーションワゴン TE300 (1986年) |
|---|---|
| 乗車人数 | １人 |
| 使用目的 | 通勤通学 |
| 乗車形式 | 過去所有 |
| おすすめ度 |
4
|
|---|---|
| 満足している点 |
高速番長のごとく高速道路の移動が楽。なぜ疲れないかというと、上質な椰子繊維とスプリングのシートで乗車姿勢がゆったりしている事、ハンドリング（ボール＆ナット式）が剛性の塊りかつ穏やかで、ささいな路面変化が気にならない事、ボディがしっかりしている事、この3点です。 加えて6気筒はスムーズネスなドライブフィーリングでストレス知らずですね。ただし雨の日は1本ワイパーがイラっとする事があります（笑 もう1つ、現代のクルマに比べて窓がシートの座面から近いので後ろの窓を全開すると開放感が格別です。これは美点。 最後にS124ならではの部分、ワゴンなので荷物を積むと重さによってセルフレベライズ機構が働き、常に水平になります。今もって見ても素晴らしい実用性でした。  |
| 不満な点 |
古い6発・3Lなので当たり前ですが燃費が悪いです。高速で9～10km/l、街中だと6前後をうろつく。大きな船を動かしているようなモッサリ感があります。 また室内の前後長が比較的短いため、リアシートが窮屈に感じる事、要らない（1度も使わなかった）エマージェンシーシートはスペースのムダでした。 |
| 総評 |
慌てず騒がず、何事もゆっくりモッサリだけど着実に仕事をこなす有能な執事、そんなイメージです。 まるで鯨のようだなと、ニックネームは鯨ベンツ、略して「クジベン」でした。 運悪くリーマンショック頃の原油高で、ランニングコスト的に手放しましたが、キチンと給金を与え続ければ掛けがえのない相棒になっていたでしょう。 |
| 走行性能 |
 無評価
直線が大得意。カーブも決して苦手ではありませんが、反応がスローでシャープさの微塵もありません。
街中ではダルい走りですが、案外小回りもできます。 |
|---|---|
| 乗り心地 |
無評価
フラット、それに尽きます。
シートはクッションの効いた重役椅子の座り心地。ベンチタイプに近い座面と張り出しの大きなサイドサポートで安楽です。ただしお尻が左右にブレるのでワインディングには向きません。 |
| 積載性 |
無評価
セルフレベライズ機構が働き、常に水平になります。
Wアクションで後ろシートもフラットに（2ｍ近い広さで寝れます）。ただし荷室目隠し用のロールカーテンを外すのですが、結構邪魔になります。 
|
| 燃費 |
無評価
高速で9～10km/l、街中だと6前後でした。
あの頃ハイオク200円一歩手前でした。 |
| 故障経験 |
ヘッドからのオイル漏れは定番です。 オルタネーターや水回りも、長期使用に伴いそれなりに手がかかってきます。あとは足回りやEgマウントなどのゴムブッシュがシッカリしていないと乗り心地に落ち着きがなくなりますので要注意です。 |
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