旧車の静音対策①(ドア周り)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
旧いクルマに乗っていることで不便なところは沢山あります。
例えば燃費などの省エネ性能、例えば自動ブレーキやナビやドラレコなどの便利機能、あと割増税金(笑
しかしながら、私にとってまず最初に気になっている事が「静音性」です。
イマドキの車はとても遮音性に優れていて、乗り込んだ瞬間に静かだ!ここは美術館か⁉と思うクルマも数多いです。
先日も友人のボルボXC60(ひとつ前のモデル)に乗せてもらった際に、静かさと安心感に感銘を受けました。
ひるがえって我がA4クン、マダームのバイエルン兄妹。
マダームは来た当初からA4クンより煩い。同じBMWでも昔の36時代より音がする、との印象を持っていました。
そこで数年来から様々な静音対策を施してきたのですが、整備手帳にするほどのモノでもないし、とスルーしていました。
ですが、いくつかやっていくうちにこの方法なら皆さんのお役に立てる・・・・かも。 と思い立ってまとめてみる事にします。
ちょうど、部分的にやり直したりしていたのでタイミング的にも良いかなと。
2
車内で煩く感じる音のほとんどはロードノイズ。人によってはエンジン音かも知れませんが、みんカラですから無視します(笑
タイヤと路面からの音をいかに遮断するか。
一番手っ取り早いのはタイヤ交換ですが、手元不如意な私ですのでいつになるやら(汗
ではどーするか。
なるべくお金を掛けずに効果的に。
そんなプチメンテな気分でご紹介していきたいと思います。
あくまで素人感覚ですので、マユツバだろーと適当にお付き合いください。
使うのは(有れば)エプトシーラー的なスポンジシート。
嘘です(笑
一番多用するのが100均のスポンジテープ(戸当たりテープ)です。
その他ゴムチューブなどを臨機応変に使います。
3
ドアサッシュの下とドアの隙間に、スポンジテープを貼っています。
全ては気密性を高めて、音を響かせないようにする事で、目指せポルシェのドア開閉‼の気分です(爆
新タイヤ導入で20%静音アップと考えると、ココの効果は5%くらいです。
が、確実に静かになります!
4
こんな感じに適当に貼っても大丈夫です。
厚みがあると、ドアが閉まらなくなりますが、思い切って閉めるとクセがついて段々と馴染みます。
5
今回剥がしたテープ。
約2年使うとこんな形に潰れ、効果が薄くなってしまいます。
6
次にゴムチューブ(直径3~4㎜程度)を、元々付いているウェザーストリップとドア鉄板の間に挟み込みます。
つまり元気の無くなったEDウェザーストリップを、無理やり起こすバイアグラ療法ですね(笑
私はチューブが無かったので、ゴムのドアエッジモール(粘着なし)を使っています。
ココもスポンジテープでOKなのですが、細くカットするのが手間なのと、貼りかえる際に粘着部分がウェザーストリップを傷めるかも⁉ と思うので粘着無しのタイプがおススメです。
この施工効果は絶大で、10%くらい静音性能が上がります。
ただしどんどんパーセンテージを積み重ねても無音にはならないし、ゴムが劣化するし、耳慣れして効果が日に日に感じられなくなります(笑
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こんな感じに、心なしかウェザーストリップが黒々と張りが戻って立派に見えます(笑
E46マダームの場合、ドア腰下はそれなりですが、窓枠部がより効果的です。
ボディ側のウェザーストリップは未施工ですが、うまく出来れば効果があるかも。
ただし欲をかくと、ホントにドアが閉まらなくなります。
トライ&エラーの経験者は語る(笑
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細かい部分ですが、ドアは丹念な空間つぶしを行うと気密性がアップした結果、静音性能が高まります。
貼ってドアが閉まるかどうか確認し、閉まらない場合は剥がす。
この繰り返しです。
写真で見ると目立っていますが、黒いこともあって実際は気にならないレベルです。
ドアだけで15%ほど改善できました。
現在進行形ですので、次に続きます。
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