2日目の朝。
ここから帰るまでサイコロきっぷ関係なくなりますけどw
ここは博多駅前です。
今日は午前中だけが頼りの日です。
と、いうのも昼から雨の予報です。
だからこの日はどうするか前日から考えていましたが、雨が降る前に佐賀に向かう事にしました。
雨がやんでいる間に子供達に楽しめそうなところに行ってみようと思います。
ちょっと残念ですが、お天気の事は仕方がありませんね…
特急で佐賀駅に向かいます。
と思ったらホーム間違えとるやないか!!乗るべき電車は向かいのホームに着いてしまった…
ちなみに待ってたホームにはゆふいんの森が入ってきて、ここで間違いに気づきました。
指定席空いてるのか知りませんけど、由布院や別府に行っても良かったなぁ~
やっぱ温泉旅行がいいなぁ…
そして佐賀に到着しレンタカー借りました。
車種はヤリス。
息子に『車買うてきたで!!』とか言ったら『お父さんってマジヤバイ奴…』とか言ってました。
まず向かいますのは…
橋の駅ドロンパという、道の駅っぽいところです。
なぜにドロンパ…
下流に有明海がせまる筑後川のほとりにあるんですが、
こちらには変わった形の鉄橋があります。
子供にウケるかと思いまして…
遊歩道になっていて歩いて渡れるようになっています。
やっぱり子供達はとても興味深そうでした。
ワイワイ言いながら渡って行きました。
で橋の中ほどまで来ました。
係員の人がいて、門を閉めて行く手を塞いでしまいました。
すると、ウゥ~!!とサイレンが鳴り、
ゴゥン…
と、このように橋桁が上に持ち上がっていくではあーりませんか!!
以外と静かに持ち上がっていくんですね。
こちらは『
筑後川昇開橋』。
大型船の航行にあわせて中央のケタが上下する可動橋で、昔は国鉄が走っていたらしいですけど廃止され現在は遊歩道として活用、橋が昇降し歩いて渡ることができる人気の観光名所です。
オフィシャルでは1日に8回昇降…て書いてあるんですけど、係員のおっちゃんに頼んだら、よかよ~!!って言ってタイミングよく動かしてくれます。
僕たちが行った時、もうすでに8回くらい上げ下げしてた気が…
とにかく係員のおっちゃんの匙加減で回数は決まるっぽいですが、おっちゃんは陽気でとにかく愛想よく子供もおしゃべりして結構滞在してしまいました。
間近で桁が上げ下げするのも迫力あって圧巻です。
ちなみに橋の上に県境があります。.
県境で反復横跳び開始~
雨が降る前に次のところに行きたいんでこの辺で移動します。
次にやってきましたのが佐賀空港近く、有明海沿岸の
干潟よか公園です。
ここは有明海が一望できるだけでなく、草スキー場やいろんなおもしろ自転車、大型遊具など家族で楽しめる設備が充実。
雨が降るまでここで遊ぼう…と計画してたんですが、着いたと思ったら予報より早く雨が降ってきてしまいました><
遊べなかったのは非常に残念。
2年前に出来たという『
東よか干潟ビジターセンター(ひがさす)』の展望室へ行って有明海を見わたす事しました。
有明海の素晴らしい景色を堪能…できず。
天気が良ければ雲仙普賢岳とか見えるそうです。
しかしこの日はタイミング良く大潮の日で、潮の満ち引きの差がかなり大きいそう。
無料の望遠鏡があるので少し観察。
これが有難い設備でして…
朝は満ち潮だったのが、お昼前のこの時には引き潮になっており沿岸は有明海ならではの干潟の風景になっているのがよくわかります。
引き潮になると野鳥もたくさん集まる餌場となります。その様子もよく観察できました。
1階には有明海の干潟に関する資料館がありとても参考になります。
そうそう、有明海はシオマネキも名物。
結構コンパクトな施設ですが、見ごたえは充分。
有明名物ガタスキーです。
七浦の方にある道の駅鹿島でガタスキー体験ができるそうですが、あいにくの天気ですので断念しましたが、このひがさすではガタスキーの360°VR体験ができるそうです。服装も天候も気にすることなく、いつでもガタスキーが楽しめるのはなかなかのアイデアですね。
そして初めて見ました生きたムツゴロウのリアル展示もあります。シオマネキもいましたよ!!
これは干潟に行って探してみたかった事だったんで、雨で断念しましたが実物見れて良かったです。
結構早く雨降ってガッカリしてたところでしたが、この施設に満足して次へ移動しました。
次は長崎に向かうつもりなんですが、今から直接向かっても早すぎ&雨でどこも見回れないので、子供の昼寝を兼ねて寄り道することにしました。
今日は大潮という情報も得てあそこに行こう!!と思い立って向かった先はハウステンボスの近くの早岐(はいき)です。
で、着きましたのはこんなところです。
なんの変哲もない川のある風景。
水流がめちゃくちゃスゴイです。
なんでこんなところに来たのかというのは、まず一つ目にここは川ではなく海ということだからです。
めちゃくちゃ狭い海峡という事になります。
海であるのに左右で高低差が激しく水流が激しいのは不思議ですよね。
二つ目、これだけスゴイ水流が夜には上流と下流が逆転します。
写真でいうと右から左へ流れが逆転…興味深いですよね!!
ここは早岐瀬戸というところで、南に大村湾、北に佐世保湾に接する立地で、大村湾が佐世保湾を介して外海(日本海?東シナ海?)に接するのは西岸の針尾瀬戸とここ東岸の早岐瀬戸のみという非常に珍しい地形となっています。
しかも早岐瀬戸は対岸まで10 mほどしかないすごく細い水路となっている所があります。
つまりどういう事でここに来たかというと今日は大潮であるという情報で、この時間だと引き潮の時間で、
この狭い海峡で月による潮の満ち引きの様子が、スリル満点に見ることができるのがここ早岐瀬戸なのです。
干満に応じた潮の流れが観察できるので潮が満ちてきたら今度は逆に流れていくのです。おもしろいですよね。
息子のお勉強のために説明するの難しかったです…でも理解できたらスゲーってなってました(笑)
説明終わったら雨もあるので早々に出発…ここまで来たのでもう一つの針尾瀬戸の方を回って長崎市街へ向かいました。
夕方に長崎市街に入りました。渋滞が結構あります…
爆心地や平和公園を抜けて長崎駅へ。
このあたりは天気がいい予報の明日に回ろうかと思います。
で長崎駅近くでレンタカーを返却し、ホテルの送迎バスに乗って一路ホテルへ。
このバスがとんでもない坂道をグングン上がっていくバスでして…
なかなかの立地にあるんだなと…あんまり立地は考えてませんでした。
でホテルでまったり過ごします。
実はこの日も東横インで予約してたんですが、1日目に泊まって2日連続は厳しいと悟り前日予約を取り直しました。
やっぱ大浴場とかいるわ…
取り直してよかった。
部屋から長崎市街の素晴らしい夜景が見ることが出来ました。
いや、ほんと長崎の夜景がこんなに綺麗だったとは。眠るまで何度も見ていました。
天気の悪い一日だったけど、満足した一日を送ることが出来たと思います。
続く。次が最終日です。