油圧計の怪談

取り付け後、しばらくして油圧計がおかしな事になった。

画像右が油圧計。

針が右側に振り切ってしまっている。

もしや油圧センサーが壊れたかな？と。

そこそこ古そうなデッドストック品で2千円で販売されていたので、油圧センサーの予備の為にもう一つ買っておこうと思っていた矢先のことだった。

なのでなくなる前にもう一つ購入。

取り付けてあった油圧センサーを取り外して、届いた油圧計のセンサーを取り付けてみた。

ところが、油圧メーター振り切りっぱなしなのが治らない、、、、


おろろ？

何故？

仕方がないので、油圧計も取り替えた。

これでどうだ？


と、思ったが、状況変わらず、、、、

原因が想像つかずで、頭が混乱。

更には配線も見直し。

けれど全くもって改善見込みがない。

どうして良いか分からず、車の下に潜って暫く油圧センサーを眺めて過ごした。


ふと思ったのが、普通センサーは接続ケーブル2本だよな、、、と。

油温計はセンサーから２本ケーブル出てるし。

もしかしたら油圧センサーからマイナスケーブル取り出したら良いんじゃないかな？と考えた。

なので、油圧センサーのボディに銅線端剥いたのをガムテープで貼り付け、ボディにアーシングしてみた。


なんと！

正常に油圧計が動いた！

まさかの油圧センサーアーシングが正解だった。

理由はよく解らないけど(笑)

オイルブロックに差し込むボルトをオイル漏れしないようにシーリングしたのがいけないのかな？

何はさておき油圧センサーをアーシングすれば機能するので、そうすることにした。


が、ちょっと待て。

まさかガムテープでアースケーブル括り付けて走り回るわけには行かない。

どうしよう、、、？

そんな最中、思い出したのがこれ。

エーモンのシリコン自己吸着式テープ。

屋外用で、耐熱性も高く、何ならエンジンルーム内でも使えるとのうたい文句。

これをガムテープ代わりに使えばいいじゃん！と。


確か千円とチョッっとほどのお値段。


使ってみたらびっくりする位吸着能力が高く、伸縮性も素晴らしく使い勝手この上ない感じ。

油圧センサーのボディ周りに巻き付けた黒いのがそれ。

青いケーブルがアーシングケーブル。

見た目雑だけど、数日この状態で走ってみてもびくともしないしっかり感。

もちろん雨天時も良好。


未だびくともしない接着具合。


これ凄い！

何だか不思議な事だったけど、とりあえず事なきを得て、油圧計は涼しい顔で機能している。

万が一に備えての予備もあるし、当面は大丈夫かな(笑)