E46 のリヤブレーキに、Mパフォーマンスのブレーキキャリパーの移植を検討中。
330のストックローターでは、ベルハウジングとローターのオフセットからブレーキキャリパーと干渉します。
リヤはケチって非熱処理で・・・
330 はΦ320×22 、M3 はΦ328×20 です。
Pブレーキの径は 330 と M3 と同じでした。
オフセットが違いますね
これならキャリパーとの干渉は避けられそうです。
330 のブレーキローターは、内側が11mmも飛び出してます。
キャリパー本体を清掃しました
E46 M3 ローターとフィッティングを確認
ローターとキャリパーのセンターが1mmくらいズレるけど、ほぼ新品のパッドが収まるので問題は無さそうです。
330とM3ではローター径とオフセットが異なるので、ダストカバーは縁を20mmカットし、変形させてローターとの干渉を避けました。
M3 用のダストカバーだと干渉は避けられると思いますが、ボルトオンとは行かないのではないかな?
ダストカバーをカットして装着するか、ハブを一旦抜かないとならないし・・・。
前側がドリルドなのでディンプル加工しました
バランスが狂わない様に深さも管理して、深さは 3.1 ± 0.1 mm にしてみました。
ディンプルはリブの位置に合わせてるので、熱に伴うクラックや歪に対しても許容できるのではないかという目論見です。
ローターの脱落防止的なボルトは・・・
M3 と 330 では位置が異なるので、新たにタップを切って止めてます。
座繰り掘ってないので甘いですが、脱落防止的な意味でしょうから気にしてません。
ブレーキホース・アダプター
既にグッドリッジのメッシュホースなので、アダプターとバンジョーを用いてキャリパーと繋ぎました。
装着
Φ328 ローターとM135i キャリパーのブレーキパッド位置は、ほぼピッタリな位置で収まります。
欲を言えばローターセンターと1mm、外径方向に1.5mmズラせれば最高です。
エア抜きして完了
週末はサーキットに居ましたので、試乗できてませんが・・・。
オール鉄なストックキャリパー
後日、試乗してみて・・・
まだ完全な当りがついてませんが、後側なので前側ほどの効きの差は感じ難いですね。
踏んだ時のフィーリングは、対向ピストンになった事により向上してると感じます。
効きも後側が引っ張られる感が出て来たので、バランスも良い方に来てると思います。
どれも”凄く”ではないですが、感じる事は出来ます。
効き具合もパッドが何処のか分からないので、パッド交換で変わるかもしれません。
前側もそうでしたが、ブレーキの効き以上にキャリパーが軽くなった事による足回りの動きの方が効果的に感じます。
後側も片側で1.3kg 軽くなってるので、バネ下軽量化によるサスペンションの動きが良くなりました。
前側のフィーリングが後側にも出ました。
ホイールを更に1kg 軽い物にすれば、更に変化が出るのでは?
それに合わせてアブソーバーの減衰を変更したいですね。
まぁ、あと1kg 軽いホイールは相当に高価なので、買えませんがね・・・。
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Posted at
2024/01/09 09:59:55