ブレーキパッド交換（リア）

フロントと合わせてリアのブレーキパッドも交換しました。
ニスモSは標準車と違いリアもディスクブレーキになります。
フロントと基本的に同じ作業なので相違点だけ記録しておきます。

リアの作業時はブレーキきかないので4輪ウマ掛けをするか片側1輪ずつの作業にするなどする様にしてください。
今回は4輪ウマ掛けで作業を行いました。
タイヤを外した後にキャリパーを動かしますが、サイドブレーキのワイヤーを外すのでサイドブレーキは解除しておきます。
１のボルト外して２の玉を外して３のケーブルを抜きます。
（写真は外した後）
３の引っ掛かりはケーブルを揺すりながら引っ張り爪を押してやれば引っ掛かりが外れて抜けると思います。（説明がむつかしい）
ケーブルが外れればフロント同様キャリパーが開きます。

外したブレーキパッドの比較です。
前回点検時4mm以下判定で、こちらも半分以下になっていました
フロント同様、シムは再利用するので外して清掃と鳴き止めグリスの塗布を行います。

こちらもフロント同様に取付金具とスライドピンなどの清掃を行います。
ピストンの清掃も行いグリススプレーを吹いておきました。

リアのディスクブレーキのピストンはそのまま押しても戻らず専用の工具が必要になります。
いろんなメーカーに対応していますがニスモSのブレーキは4ピンの面が対応していました。

ラチェットと組み合わせて使用します。
ピンを合わせて右に回すとピストンが引っ込んでいきます。
あまり勢いよく動かすとブーツを痛めるので気を付けましょう。
フルードの逆流を注意して作業します。
ピストンが引っ込んだら元通り組み立てます。
組付けが終わったらブレーキペダルを何度か踏んでなじませます。
忘れるとブレーキが利かなくなる恐れがあるので要注意です。

交換時走行距離:65760km

フルード交換は一人交換は大変なのとエアー噛みが怖いので次回交換時にディーラーで行う予定です。