StorySeller Airtop
オープンカーならではのカスタム、いわゆるビキニトップあるいは日除けです。
気になっている方も多いアイテムじゃないでしょうか。ちょっと季節的にタイミングを逸した感がありますが、GW頃からしばらく使った感想をお伝えします。購入前に色々と相談に乗ってくれたhiro(コペン)さん、本当にありがとうございました!
予めお伝えしますが、私の話は例によってクソ長いです。
( ^-^)_旦~ オチャドウゾ
まずはポイントをおさらい。
・個人製作・販売されている商品で、ネット購入可。
https://storyseller24.wixsite.com/home
・生地だけのタイプと縦骨が入って高さ調節できるタイプがある。私のは後者。
・色はベース色と、ときどき限定色が出る。私のは今季限定のオレンジ。
・ロールバーとサンバイザーに取り付けるだけで使用可能。工具不要。
私が思う、お勧め出来る方を挙げておきましょう。
・着せ替え的な楽しみが欲しい
・直射日光が苦手、日焼けが気になる
・日中にオープンすることが多い
・デートに誘った相手がフルオープンを恥ずかしがって乗ってくれない
制作者の方もおっしゃっているように、Airtopが真価を発揮するのは春~初夏や秋で、オープンで走るにはちょっと日差しがきついな、という日中に使うのがベスト。日焼けの心配をせずに、隙間を吹き抜ける適度な風を感じながらドライブを楽しむためのものになります。
最近の日本の夏はオープン乗りにとって命の危険を感じる季節で、間違ってもそういう日に使うものではありません。断熱・防水効果はなく、日差しを遮ってくれる帽子やタープのような役割と思ってください。いつものオープンに少し彩りを添えてくれる、お洒落アイテムです。
そういうわけで、購入前はもう少し頻繁に使うことを想定していましたが、サンデードライバーの私には思ったより出番はありませんでした。ただし用途があえば、他には替えの利かない唯一の選択肢になることは確かです。クローズとオープンの間の第3形態と言えますね。
コペンはオープン状態のときに重心がぐっと下がって地に足がついた本来の乗り味が発揮されるので、このアイテムはそれを損なわずに簡易の屋根を追加できる点が売りです。
使い勝手についてお話しましょう。結論から言うと思っていたより良いです。まずロールバーにバックルで固定したら、バイザーにフックをひっかけて設置完了です。好みに応じて縦骨を追加することもできます(後述)。
使い終わったら、前のフックを外してクルクルとロールバーとシートの間に丸めておしまい。そのまま屋根をクローズすることができます。横幅が内装の幅に近いので、テキトーに巻き取ると干渉するので注意。この、収納した状態で開閉に支障がない点はズボラな私には好印象でした。一年中、付けっぱなしにできるってことです。
縦骨のないタイプも売っていますが、高くても縦骨タイプをお勧めします。バイザーから一直線にシートの上部に向かって張る形になるので、骨なしだと身長170cmの私で頭髪がわずかに触れます。ジッとしていれば気にならないですが、走行中の揺れで頭が動くたびに頭髪が乱れて気が散ります。
縦骨を入れると、頭頂部でテントのように張ることができるのでゆとりが生まれます。この縦骨は中空のアルミパイプで、曲げていくらか高さを調節することが可能。これでも頭を左右に動かせば頭髪は触れてしまうのですが、骨なしと比べるとずっとマシ。今はシートを1段寝かせたセッティングで使うようにしています。
縦骨の付け外しは着座したままで行えます。骨が入ったときの外見の好みはあるかと思いますが、下の画像も参考に、ご自身の座高とシートの位置関係を見て判断してください。
色はぜひこだわって欲しいところです。車体色との組み合わせはもちろんですが、乗り込んだときの車内の色味がポイント。私はオレンジ教信者なので、限定色を見つけたときは反射で飛びつきました。実際使ってみるとそんな自分でもちょっと笑うくらい車内がオレンジになります。シアワセにはなりましたが、やや目がチカチカするのも事実。実用的には落ち着くブルーやグリーン辺りが涼しげで無難かなと思います。
前後は幅いっぱいにポールが入っていますが、左右の生地はある程度自由に遊びます。正しい位置にセットすれば、80kmでもバタつきや音は気になりませんでした。窓を閉めればセミクローズスタイルになり、エアコンも効かせられます。この状態なら、かなり意図しないと車内へはアクセスできない程度の隙間しかありませんから、たまにそのまま駐車することもあります。もちろん貴重品や目につくものは置かず、目立たせない&鳥の糞・退色を避けるために屋内駐車場に限ってますが。
耐久性を語るほどには使い込めませんでしたが、縫製はしっかりしているように見えます。ただ、縦骨の付け外しの際に生地に結構テンションがかかるので、縫い目がどの程度持つかは今後様子を見つつ、改めて報告します。
私は実用以上に、外見のイメチェン効果が気に入っています。気分をアゲたいときのおめかしのようなものですね。ただし、街中での視線の浴び方がただのオープンより明らかに高いので、そこはご留意ください。ちなみに限定色オレンジは今手に入るか分かりませんが、白にも濃色にも似合うビビットカラーでお勧めです。
個人製作とはいえ、おそらく改良を重ねているのでしょう、お値段に見合う品質は確保できていると思いますし、付け外しの手順も車体に大きな負荷をかけない形で洗練されています。
最後に、現実味は度外視して、あったらいいなと思った妄想を書いておきます。
・夏や小雨でも使用できるように、帆布やナイロンなど厚手のタイプ。
・取り付けたままでもクローズできるデザイン。
・あと数cmくらい頭頂部に高さを稼げるデザイン。
・柄物・色味のバリエーション。
色をあれこれ悩むのも楽しい時間だと思います。限定色はすぐ掃けてしまいますから、思い立ったら吉日でお気に入りをゲットしてください。
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オープンスタイルに適度な日陰を作ってくれます。
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使い始めには防水スプレーを吹き付けました。急な雨対策のおまじないです。
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車内は生地の色に染まります。どオレンジ♥
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頭頂部のスペース。縦骨を入れればアホ毛が触る程度です。
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後方視界は上部が少し欠けます。後ろの骨は多少カーブを変更可能。
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使わないときはこの位置にコンパクト収納。バックミラーにも映りません。
購入価格 | 19,500 円 |
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入手ルート | ネットオークション |
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