MC21S 点火プラグ・イグニッションコイル交換

あけましておめでとうございます😀

今回はワゴンRの点火プラグとイグニッションコイルの交換を行います。

きっかけは走行中や信号停止中に1気筒死んだような挙動がするためです。
これがずっとでは無く、不定期で発生します。
症状としては
・アイドリングが低くなる
・ドドドドという感じで吹け上がらない
・走り出しても回転数が上がりにくい
・4000回転以上でシフトアップするとアフターファイヤーする

こういう症状が現れたら、だいたいイグニッションコイル交換の記事や動画が出てくるので、イグニッションコイルと点火プラグを交換して様子を見ます。

しかし、この症状が常に出ないところが厄介なところです。（調べようにもタイミング良く治って調べられない）
僕の車両にはオイルキャッチタンク（写真右）が装着されており、そこから吸気経路に繋がるようにホースが繋がっています。
そこからオイルを吸って、燃焼室に行くことでプラグが被るため、症状が出ているのではとも考えました。

そのように考える理由が、高速道路などで高い回転を維持した後は症状がなかなか現れなかったためです。（プラグの被りが取れた？）

前置きはこの程度にして、点火プラグとイグニッションコイルの紹介をします。
点火プラグはNGKのPremium RXプラグを選びました。
型番:DCPR7ERX-P

イグニッションコイルは同じくNGKのものを選びました。
品番:U5157

点火プラグとイグニッションコイルにアクセスするため、余計なものを外します。
吸気のパイプとインタークーラーを外せば、ヘッドカバーが丸見えになります。
ほとんどホースバンドを緩める作業でした。
僕の車両は純正状態では無いので参考程度にお願いします。

邪魔なものが無くなったら、写真赤丸のボルトを緩めます。
8mmのソケットで外します。

カバーが無くなったらこのようになります。
画像赤丸のボルトを緩めて、カプラを外すと上にイグニッションコイルを引き抜くことが出来ます。
ボルトは10mmのソケットで外します。

なんと、外してみるとびっくり
3本とも異なるイグニッションコイルでした。
上の数字はシリンダ番号です。

外した点火プラグです。
3番のみ古びた感じです。
点火プラグもバラバラ説がありますね...

電極の真ん中が窪んでいます。
3番に至っては悲惨な状態です。

購入した点火プラグとイグニッションコイルを外した時と逆の手順で取り付けます。
点火プラグは手で締められる所まで締めた後、1/2回転させて取り付けました。

交換後の試乗では特に変化は感じませんでした。
これで症状が収まっていると良いのですが...
あとは、朝イチの始動でエンジンのかかり方がバッテリーが弱っているような感じだったのが改善していれば良いと思います。

※1月7日追記
朝イチの始動の症状は良くなっていました。
点火プラグ・イグニッションコイル交換時距離
136984km

※1月15日追記
取り付けから1週間以上経ちましたが、症状は出ていません。