愛車プロフィール

海外卒業旅行から帰ってくるなり、勤務先は長野市と親から聞かされ、意気消沈しながら引っ越し準備をして長野に赴任。
赴任が4月の初旬にもかかわらず、駅では小雪がチラつき、すぐに東京に帰りたくなりました。
営業所近くの社員寮で休日は会社の車を使ってもいいと言われましたが、さすがに社名入りの車で休日にブラブラするのは嫌なので持っていた貯金に親からの借金で車屋巡りへ。
やっぱり新車でDOHC、リトラクタブルライトでカッコいいクルマといえば86トレノとインテグラしかなく、トヨタ嫌いとしてはインテグラの一択となりました。
休みの日は出かける予定がなくても朝から手洗い洗車で始まり、長野県の峠に走りに行きました。
しかし86年12月の大学ラグビー明早戦を見に行こうと金曜の夜に出発。
当時はまだ上信越道もできていなかったので下道の18号線を移動中に渋滞にハマり、松代から上田に抜ける地蔵峠でブラックアイスバーンに乗り上げ、逆ハンでカウンターを当てようにもまったく効かず、壁とガードレールを二往復する羽目に会いました。
車は右前輪が大きく曲がって大破、リアバンパーも大破、本人はムチ打ちとなりましたが、前方を走っていた車が轟音を聞きつけて戻ってきてくれ地元の派出所まで送ってくださりました。
あの車が戻ってくれなかったら、寒空の下でどうなっていたかと思うといくら感謝しても足りないくらいです。
あの事故以来、雪道は超安全運転を心がけています。
緊張していたのかラグビーを見終えて長野に帰るまで首以外はさほど痛みもなかったのですが、翌朝目覚めると両肩と首に鈍痛が出て速攻で病院に行きました。
インテグラは修理に一ヶ月、修理代もボーナス全額つぎ込んで直しました。
修理した工場の人からは最近事故る車はホンダが多いと言われたことを思い出します。
当時はF1ブームでホンダの全盛期、運転技術もないくせに、高性能車を乗り回して事故る若者が多いとのことでした、反省。
そんなこともあり、車検は受けずに、二代目の愛車を探すことになりました。