メーカー/モデル名 | アルファロメオ / 159 (セダン) 3.2_Q4_Q-トロニック_ヴィラデステⅡ_RHD(AT_3.2) (2008年) |
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乗車人数 | 5人 |
使用目的 | レジャー |
乗車形式 | マイカー |
おすすめ度 |
1
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満足している点 |
内外装デザイン 音の演出 ステアフィール 安定感 剛性感 何よりもエモーショナル 生活をイキイキさせる最高の車 |
不満な点 |
燃費 重い ピッチング |
総評 |
エモーショナルな中高速グランドツアラー。 一般的ないい車の価値感(静かで揺れなくて疲れなくてハイテクで、、)とは少し違う。乗り込んだ時点で何か異様な雰囲気に包まれる。基本ゆっくり走っていると、硬めだけどしなやかで重厚で気密性のある静けさを持つ快適なセダンに乗っているはずなんだけど、何だか重低音も響いてるし独特なエンジン音も入ってくるし、これ普通じゃないぞという感じ。 しっかり走ってさえくれれば良いという価値観(ドアミラーの電動格納機能なんてはっきり言ってどうでもいい。手でバコンと閉めたれ!とにかく走る止まる曲がるができれば良いんだ)の人にはお勧めできるかなあ。というか、この車乗るとそう思えちゃいました。 ドイツ車や日本車乗っているととにかく装備された機能が動かないと気になって仕方がなかったのですが。この独特な雰囲気と美しい内外装のデザインとなると...ただしっかりと走ってくれれば良いんだなあ。 でもエアコンは効いててほしいかな。命に関わるのでね。手にして2年3万キロ、ノーメンテでガンガン効きます。 が、基本、人には勧めません。 走りにおいては快適性とスポーツ性両立していてv6の音も悪くない、半分アシ、半分趣味用で使える良いグランドツアラーという感じですよ。 この車の一番の魅力はヒトの心に直接訴え「感動」させる、一般的なスペック表には乗っていないパラメータが沢山ある車。といえばいいのだろうか。 |
デザイン |
5
内外装デザイン・・フェンダーの張りやショルダーラインの張り、でも面取りはシンプルで飽きのこない、マッチョかつセクシーな舟形造形。 生で見ると写真よりずっとカッコいい。 運転席側に向いたアルミのインパネは本当に異色のセンス。内装の触感はとても質が高く、ドアトリムも中央は革張り、そして下側までしっかり合皮張られている。手触りの良い良質なベージュレザーはロマン。
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走行性能 |
4
安定感・・フルタイム4WDの恩恵なのか、低ミュー路でも頼もしい接地感で、鼻の重さは感じつつもコーナリングも大体なんとか気持ちよく決まる。「路面に吸い付き押し付けられながらレールの上を進む」という感覚より、寧ろ「絶大なる安心感がありながらどっしり滑走している類の安定感」が感じられる。轍や段差に対するステアインフォメーションが豊富で、ギア比もクイック系なので時速80km/h以下では直安はあまりない。90km/h辺りからは直安が優れ出す感じ。あと、タイヤで結構印象変わる車。
ミッションエンジン・・アイシン6atは1速→2速こそ乗り方に合わせて柔軟にシフトアップタイミングを決めてくれるが、それ以降は2500回転程回さないとシフトアップしない そしてシフトショックが若干ある。 まあギア比がハイギアードだしエンジン特性や走る面白さを考えるとわからなくもないが、、アクセル低開度で巡航してる際はもう少し頭良くシフトアップしても良いのにと思う。ただシフトアップしてしまえば速度が落ちても1500回転くらいまではシフトダウンしない仕組みなのでグンと2500回転まで加速しシフトアップしてしまってから巡航するスタイルが良かろう。 しかし、勾配のある道や峠(まさにイタリアの様?)を流していると2500回転までギアを引っ張る性格が逆にマッチする。なんせ登坂やコーナーの手前で既に低ギアに入っているのだから、余計にキックダウンをする必要がないのだ。できれば登坂中キックダウンしない方が無駄に車がしゃくり上げないしエンジンも苦しそうにしない。つまりビジーシフトとは無縁。しかも、振動や騒音もそこそこカットされており滑らかに回るため2000回転以上回っていてもそこまで気にならない。 ハイギアードで車重1.8tなので加速は想像を越さない(背中を押される感覚はある)。極低回転域(1500回転以下)ではトルクがモリモリというわけでもない。というかそう思うことにしよう。高ギアで粘れば直噴エンジン、マフラーの苦しそうな低音が聞こえてくるので、ここは素直に下のギアを選ぶべきである。 街乗りでは、2000回転からトルクがモリモリくる印象でなんとも踏みたくなるセッティングだ。回した時には勇ましい音を奏でながらグングン加速するが、拍子抜けするドラマチックさは無い(回転フィールとしては、2500回転過ぎから、最大トルク発生の4500回転を目掛けて勢いよく吹け上がり、5500回転までは加速が伸び続け、以降はその勢いの惰性で6400回転まできっちり吹け切る感覚である)。しかし、脈動感や排気音、伸び感などその辺に走っているエコエンジン車と比べればずっと面白い。 総じていえるのは、159は広い大地を優雅に快適に面白く駆け抜けるロマン溢れる中高速グランドツアラーであるということだ。 |
乗り心地 |
4
足回り・・初期が柔らかめで以降は減衰力強め
極低速でザラメ路面を走行するなどのシーンでは快適。(イタリアの石畳を想定されてか) 時速60キロではアスファルトの部分補修箇所などを通過する際は乗り上げてる感が伝わる。振動は角がそこそこ丸められ嫌な突き上げは少ないが固めである。 この性格だけあってコーナーではドイツ車などに比べて一定のロールを許した状態でシトっと姿勢を保つスタイル。ジャッキアップしても思うが足の稼働範囲が大きくよく伸びしっかり路面を捉える。 高速道路100km/h+αでそこそこフラットになる、が凸のギャップではしっかり乗り上げ感がある、が乗り心地が悪いわけでなく頼もしく安心感がある。 Q4システムとダンパーの減衰力で収まるのだろうが、うねりのある急なコーナーなどでは、若干重さに負けそう(で負けない)な感じがある。 横置き3.2リッターエンジンにより鼻が重めでピッチングが多少大きい(乗っていて辛くはないが自分の頭が動く)。ノーマルゴルフからの乗り換えであったが、車格が下のゴルフの方がピッチングが少なかった 剛性感・・車に興味がない人が乗っても「曲がる時カッチリしてる!」と言い出すほどガチガチ(個人の感覚)。 でも大きな段差では適度にしなっていなしてくれる。ちなみに曲げ、捻り剛性値に関してはE90も余裕で凌いでいる。これが多大なる安心感につながる。 シート・・最初は落ち着かなかった高めのシートポジションやクッションの高反発感。ホールド感や包み込まれ感はそこまでない。しかし札幌⇄函館、札幌⇄稚内のロングドライブでも腰が痛くないし骨盤が立ち背筋が伸び前方視界も良いことからか全然疲れない。フラウレザーは肌触りが最高。ゴルフのシートより腰が痛くならない。 ←体型によって感じ方は変わるので人それぞれ ステアフィール・・一言で表現するなら「路面に対しても操作に対しても素直な動き」。重すぎず軽すぎず。路面のうねりや凹凸などからのフィードバックが明確でスポーツセダンのステアリングとしては良いが、両手で握ってないと轍に取られやすい傾向がある。片手でダラっと運転する車じゃない感じ。ギア比は運転が疲れない程々なクイックさ。 音・・ロードノイズはそこそこに遮断しつつ調律されたエンジン音5.5割・マフラー音4.5割を気持ちよく耳に聞かせてくれる、長く付き合うには絶妙な音質音量。 |
積載性 |
3
そこそこ積める。
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燃費 |
1
ストップアンドゴーリッター4以下、街乗りリッター5.5、郊外7-9、サロベツくらいまっすぐだと10.5、総合すると大体6とちょっと
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価格 |
3
3.2の中古車価格は若干高騰気味だが相変わらず安い。流通量の少なさなどの理由から底値時期は越してしまったかもわからない
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故障経験 |
消耗品交換で結構なお金は掛かるが、変な故障はそこまでない。ただ、パワステは本当弱い様なので、すえきり、全切り厳禁。 ドアミラーの折りたたみは気まぐれさんで、元から半分ついていないと思った方がいい。 窓は開閉はガンガン使ってる。ここ2年間、落ちた事はないが、どうせそのうちどこか落ちるのかな笑 全然なおしますよそのくらい。 エアバッグやパワーウインドウなど警告灯がたまに点灯するが、電装系の接触不良は当たり前というところ。 ただ、運転する上で絶対動いてほしい所やオーディオ系は基本的に大丈夫。パワーシートも全然大丈夫。 ドア内張の革は基本垂れてくる(のをリペアした)。 美しい車体を運転する為に乗っているので正直細かいところの電装系とかどうでも良いです。 天張りは全然垂れてこない。あれ、おかしいなあ笑 |
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