2007年式ラフェスタ(B30)のO2センサー交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
私のラフェスタは、
年式:2007年(平成19年)
車体番号:B30-202493
型式:DBA-B30
原動機の型式:MR20
になります。
先日から出だしでアクセルレスポンスが悪く突然急加速したりする症状が起こり、ついに、エンジン警告灯まで点きました。
アイドルは安定していて、燃費が非常に悪くなるようなことはなかったです。
まずエアフロメータを専用スプレーを買って掃除してみたのですが、症状は直りませんでした。
色々調べたところO2センサー故障ではないかと思い、O2センサー交換にチャレンジすることになりました。
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まず、O2センサーに関して色々調査したら車種によって数が違うことでした。
殆どのケースでバンク数によって変わると、そして1バンク(排気口)当たり2個で、触媒の前(フロント側)に1個と触媒の後(リア側)に1個なので、4気筒のラフェスタの場合は、バンクが1個しかないので2個ということになります。
(写真は自分のラフェスタのものではないですが、B30ラフェスタのエキゾーストマニホールドの写真になります。 そして、O2センサーも見えています)
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次は、純正品のO2センサーを買うか、社外品のO2センサーを買うかになります。
私の場合、KEA社の社外品のO2センサーを買いました。
私のラフェスタのO2センサーの純正品番を見つけるのに相当苦戦しましたが、KEA社に問い合わせする形で確認できました。 (正確な純正品番をわかるには、車体番号まで必要だそうです)
フロント側:22690-EN200
リア側:226A0-ET000
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実際、O2センサーに関して調べる中でわかったのですが、
O2センサーは2種類ありまして、A/F(Air Fuel)センサーと普通のO2センサーがあります。
一般的に、フロント側がA/Fセンサーで、リア側がO2センサーになります。
A/Fセンサーの場合は、酸素濃度をより精密に検出できるもので、内部構造も複雑になり高くなります。
普通のO2センサーは、濃い・薄いの2択の検出になります。
そのため、A/FセンサーがO2センサーよりはるかに高くなります。
しかし私のラフェスタのフロント側のA/Fセンサーはリア側と値段が変わらず安かったので、その理由をKEA社に問い合わせしたら、「〇〇様のいただきました車両情報から適合の確認をさせていただきましたところ、フロント側もリア側もO2センサーが使用されている事を確認いたしました。」という返事をいただきました。
つまり、2007年式ラフェスタにA/Fセンサーは使われていないということでした。
恐らく、古い車だからだと思います。
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私の問い合わせに誠実に回答していただいたKEA社製の社外品のO2センサーを買いました。(5700円)
2N0-205
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O2センサー専用のレンチ(右側)を買って元々持っていたラチェットレンチと繋いでO2センサーの交換に挑みました。
O2センサーレンチにいくつかの種類があり、実際どれを選べばいいかわからず、とりあえずこれが良さそうだったので買いました。
(STRAIGHT/ストレート) 3/8"(9.5mm) O2センサーレンチ 22mm 19-872 (832円)
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翌日ジャッキアップしてやってみたら、スペースが狭すぎてラチェットレンチを回すスペースが作れずセンサーを外すことができませんでした。
それに電源コネクタも下から上に手を伸ばしてぎりぎり届く位置にあり、それも全く外れませんでした。
写真には写っていませんが、奥の方にO2センサーがあります。下にもぐっても目には見えないので、手探りでやるしかないです。
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一回目の挑戦は失敗し、これで諦めようと思っていましたが、最後にみんカラにラフェスタのO2センサー交換に関する整備手帳を残して下さったおたらふぇさんに道具のことを聞いてみることにしました。
なんと親切に教えて頂き、その通り工具を買いました。
O2センサーソケット 80mm 差込角9.5mm (990円)
スーパーツール(SUPERTOOL) T型スライドハンドル 差込角9.5mm NTH3 (605円)
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工具が揃った翌日、2度目のO2センサー交換をチャレンジしました。
前回は、下から潜って上に手を伸ばし電源コネクタに手が届くものの、力を入れてコネクタを外すには窮屈過ぎたので、上からコネクタを外してみることにしました。
エアダクトの下に手を入れたらコネクタまで手は届きましたが、そのままでは中々外れなかったので、バッテリーを外しました。
そちらに右手を入れて左手はエンジンカバーの上から入れたら、力が入る姿勢にはなったものの、中々外れず20分くらい格闘して外すことができました。
(オレンジ色の紐は、作業に失敗した場合元の状態に戻すために、古いO2センサーのコネクタに結んでおいたものです。 外れた電源コネクタが地面に落ちてしまうとそれを元の位置まで上げるのも大変そうだったので。。)
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これは下から撮った写真ですが、赤い四角のところにO2センサーがありますが、目には見えないので、手探りで作業することになります。
写真には写っていませんが、電源ケーブルは見えますので、電源ケーブルを辿っていく形でO2センサーのところにたどり着くことができます。
そこに、まずO2センサーソケットを入れて、その後T型スライドハンドルを差し込めば、ハンドルを動かす多少のスペースを確保できます。
幸い難なく外すことができました。O2センサーが少しだけ外れば手でも簡単に外すことができます。
私の場合は、電源コネクタを外す方がはるかに大変でした。
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黒い線が古いO2センサーで、水色線が新しいKEA製のO2センサーになります。
外すのだけが大変で、締めるのは簡単だろうと思いましたが、全然違いました。
センサー側を締めるために時計方向に回すと線も一緒に回る必要がありますが、障害物が多く線とコネクト側が同じく回らずねじれてしまったのです。
線をできるだけまっすぐにし、O2センサーと線ができるだけ一直線になるように心がけながらやったら何とかできました。
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事前に紐で電源コネクタを繋いでO2センサーをエンジンルームから下ろしておいたので、紐を引き上げて上から電源コネクタを繋ぐだけになります。
その後、YouTubeを見ながら、
1.全閉学習
2.急速TAS学習
3.警告灯のリセット
を行いました。
https://www.youtube.com/watch?v=LTOYThgW8Mc&t=661s
これで全て完了になりますが、
3か月前IGコイルとスパークプラグ交換時に感じましたが、ラフェスタB30って整備性が非常に悪く、純正部品の価格が非常に高いですね。
DIY整備には向いていない車だと改めて実感しました。
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