2007年式 ラフェスタ(B30)、診断機(車スキャナー)に接続、認識されず
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
先日の加速不良などのエンジン不具合を診断したく、GWの前にメルカリで診断機を買いました。(5000円以下)
O2センサーが疑わしく、それを交換する前に診断機でO2センサーの電圧変化をチェックして本当に故障しているかどうか確認するのが主な理由でした。
2
B30のOBDⅡソケットの場所は、ハンドルの右側のヒューズボックスの中です。
左側の白いソケットがOBDⅡ用のソケットになります。
3
出品者が書いた製品説明に、「外車1996年~、国産2009年~OBD2対応」と書いてあり、自分のラフェスタは認識されないかもしれないと懸念しつつ購入しました。
4
悪い予感通り、認識されませんでした。
「通信障害:
...
車両はOBDⅡプロトコルをサポートしていますか」
恐らく年式が古い(2007年式)からだと思います。
私個人的には古い車が好きなんですが、この車スキャナーに認識されないことに対してはガッカリしました。
ちなみに、OBDⅡソケットにつないだら、必ずエンジンをかけて下さい。
5
幸いバッテリーの電圧だけは表示してくれました。
交換して半年くらい経っていますが、11.9Vなので、高くはないものの、エンジンがかかるくらいの電圧は保っています。
6
エンジンをかけたら、セルが回る際に一瞬電圧が落ちましたが、エンジンがかかったら14.3Vまで回復しました。
エンジンがかかった状態なら、ずっと14.3Vが維持されるわけではなく、時間が経つに連れ徐々に落ちて13.X Vに落ちてきますが、まだ発電機は大丈夫そうです。
7
知り合いの中に2009年製のティーダオーナーがいて、その車両につないでみたら、認識されました。
酸素センサーモニターB1S1
酸素センサーモニターB1S2
というメニューが見えます。
私がO2センサーを交換する前に確認したかったところです。
B1S1 : Bank 1のSensor 1
B1S2 : Bank 1のSensor 2
という意味になり、私のB30を含め、4気筒車の殆どは、エキゾーストマニホールドとマフラーが1個ずつしかないので、Bankも1個になります。
(6気筒・8気筒のエンジンが載っているアルファードや高性能車両には、Bankが二つあり、エキゾーストマニホールドとマフラーも2個ずつあります)
Sensor 1は、フロントO2センサーとも言われ、エキゾーストマニホールドに付いていて、触媒の前に位置します。
(最近の車のフロントO2センサーは、LAFセンサー又はA/Fセンサーとも呼ばれ、従来のO2センサーより細かい情報が収集できます)
Sensor 2は、リアO2センサーとも言われ、触媒の後に位置します。
8
他にも色々な機能が表示されました。
お伝えしたいのは、自分の車両にOBDⅡソケットがあるとしても、2008年式までの車両は認識されない可能性が非常に高いということです。
もちろん、2007年式ラフェスタもスキャンしてくれる診断機があるはずで、日産ディーラーには備わっているはずですが、個人が買うには非常に高いと思います。
OBDⅡに興味のある方は次のサイトをアクセスしてみてください。
https://www.resolution.co.jp/archives/62511
1996年にアメリカ国内でOBD2搭載が義務化され、日本国内では2009年以降、新型車へのOBD2搭載が義務化されています。
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