フロントブレーキローターとパッド交換その1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
現在66000Km走行でロータの段付きとパッド残3mmほどになったので交換します。
2
まずはセンターキャップ外しから。穴に合う太さのL字ヘキサレンチを使いました。
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キャップが外れたらジャッキアップをしてから17mmソケットでボルトを外します。電動インパクトを使用。見えないですが、サスペンションのロワアームにちゃんと馬を掛けています。
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ローター、パッドとご対面です。この角度は劣化具合が分かりづらいですね。
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こちらの角度だとローター周辺部の段付き、パッドの薄さが少し分かると思います。
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ローターを止めているネジを外します。トルクスネジです。
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軽く締まっている程度でした。
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キャリパーを外していきます。13mmソケットです。
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共回りしないように17mmのレンチで押さえながら緩めていきます。上下2箇所です。
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ボルト2本が取れるとキャリパーが外れて、パッドが取れます。
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外したパッド。
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上が新品、下が使用済み。全然厚みが違います。
新品はアウディ純正品をメルカリで購入しました。フロント、リヤのパッドと新品ボルト4本、パッドセンサー2個のセットで10,000円ほどでした。
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外れたキャリパー。ピストン1つの片押しタイプです。1番普通のタイプ。
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キャリパーはブレーキホースに負担がかからないように注意してS字フック等でサスペンションに引っ掛けておきます。
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パッドを外す時にセンサーが付いている場合は引っ張って外します。摩耗していなければ再利用出来ます。センサー先端にスプリングが付いているので無くさないように注意します。
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次にキャリパーを支えていたサポートブラケットを外します。これも上下2本のボルトで留まっています。21mmのソケットを使用します。上はインパクトが入らなかったので柄の長いトルクレンチを使用しました。本当はこういう使い方はダメです参考にしないで下さい。めちゃくちゃ硬く締まっているので足の力でジワジワと緩めました。下のボルトはインパクトで外れました。
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サポートブラケットが取れました。
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ローターがフリーになりましたので外します。固着しているので周辺をハンマー等で均等に叩きながら根気よく外します。私は斧の裏側でやりました笑
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逆の手順で新しいローターを取り付けました。トルクスネジ1本で留まっているだけですが最後は5本のボルトでホイールと共締めになるので心配はご無用です。
このローターは40000Km走行車から取り外した中古です。わずかに段付きがありましたが、空圧サンダーで60番のペーパーを使用し研磨して平らにしました。ついでに当たり面以外は塗装も施してあります。購入価格左右で3000円です。
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キャリパーサポートブラケットを逆の手順で取り付けたら、新しいパッドにセンサーを付け直して、奥と手前2枚取り付けです。キャリパーサポートと接する部分にはシリコングリスを塗布してあります。
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両側を取り付け終わった所です。
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キャリパーの取り付けには新品のボルトを使用します。緩み止め剤が塗布してあります。安全に直接関わる部分なのでここはケチらない方がよいです。
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外した時と逆の手順でキャリパーを取り付けますが、その前にこの飛び出しているピストンを押し戻します。専用ツールを持っていないので大きめのメガネレンチでテコの原理で押しました。最後はウォーターポンププライヤーで挟んで押し切りました。パッドが新品だとピストンを完全に戻さないとピストンがパッドに当たってキャリパーがはまりません。戻したらパッドと当たるピストン面と正反対側の鋳物面にシリコングリスを塗布しておきます。
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ピストンを戻した分のブレーキフルードがタンクから溢れる恐れがあるのでリザーブタンクが満タンの場合はピストンを戻す前にあらかじめフルードを半分ほど抜いておく必要があります。(その2に続く)
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