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あぶない特命係の青島/いいこまのブログ一覧

2017年06月28日 イイね!

『ワイルド・スピード ICE BREAK』主要登場車種まとめと感想(ネタバレ含む)

『ワイルド・スピード ICE BREAK』主要登場車種まとめと感想(ネタバレ含む)4月29日に観賞する機会があったのでこれまで纏めてきたように今回もやっていきます。
尚、間違えている可能性があるのでその時は御指摘を頂ければ幸いです。あと、参考のために画像は載せてますが劇中と仕様を合わせきれてないものがあるのは悪しからず。
因みにこれまでのシリーズのも纏めていますが、あまりに内容が長く1・2・4作目5・6・3作目7作目に分けて書かないと字数制限オーバーとなる事態になっていました。あと、7作目は感想も書いています。

序盤、キューバ(因みに政治的背景から撮影困難と言われていたのがオバマ政権下で国交回復したことのを機にハリウッド作品では初めて同地での撮影が許されたそうです)でハネムーン代わりのバカンスをレティと過ごしていたドミニクは甥であるフェルナンドが彼の愛車であるボロイサーフェイサーカラーの1950年型(パンフレットでは1953年型となっていますが、資料数などから1950年型としました)シボレー・フリートラインをラルドという男から奪われそうになっていたのを見かねフェルナンドから借りてラルドとストリートレースを行います。
フェルナンドからは地区内で最も遅いとまで言われていましたが、ドミニクが至るパーツを外したことに加えてブライアン直伝の秘儀を途中から用いたことにより、途中でラルドの仲間がバイクをヒットさせるという妨害にも関わらず勝利します。が、秘儀を用いるにあたってエンジンがオーバーヒートを起こして火を噴きフロントガラスが割れる事態となり、それからバックして走行することでニトロを起動させて追い上げた後は制御不能に陥って最後はドミニクが乗り捨てた後は壁に激突して吹っ飛んで海に落ちました。
余談ながら、劇中に登場したものは2ドアクーペ仕様ですが、4ドアセダン仕様なら『マッドマックス 怒りのデス・ロード』においてはフュリオサが搭乗する「ウォー・リグ」のボディとして用いられていました。

話を元に戻しますが、フリートラインを海の藻屑にしてしまったドミニクは自身が所有する予定だった赤い1961年型シボレー・インパラスポーツクーペをフェルナンドに譲ってあげて喜ばれていました。ドミニク曰く「乗るには遅すぎた」とのことですが、本音も入ってるかもしれないにせよ大方は建前でしょう。
なお、作中に搭乗してた仕様は1957年に元の所有者の先祖が購入し、ドミニクとレティの目に留まった時にはボートのエンジンを搭載しレティに驚かれていました(元の所有者曰く「使えるものは余さず使う」とのことです)。

尚、ラルドがレース時に搭乗していたのは黒い1956年型フォード・カスタムラインで、これまで負け知らずだったもののドミニクに敗北してキーを譲りますが、彼は丁重に断ったのでした。
妨害されたにもかかわらずこの対応はある意味で清々しいと個人的に感じましたが、この時の縁が後で役立っているのが面白いです(もしかしたら何かしら役立てられると見越してたのかもしれません)。持つべきものはファミリーと言ったところでしょうかね。

その後、ドミニクはサイファーにふとしたきっかけで遭遇する(というより「させられた」)のですが、この時サイファーが搭乗していたのは赤いJ40系トヨタ・ランドクルーザーです。
1960~1984年にかけて生産されていたこともあり、2006~2016年にかけて生産されていたFJクルーザーも同車をデザインモチーフとしていたほどですし、キューバの地で様になってると感じられて良いのですが、24年間というロングセラーともなると年式特定ができません。(´・ω・`)あと飽くまでどうでもいい個人的感想として、ランクルと言えばその次のJ70系の方が好きだったりします。
取り敢えず一つだけ言えるのは、実際のキューバでもそうですが旧いアメ車が見事に多い(しかも現役なんだから凄い!)ですし、個人的に随分様になってるなと感じます。

その後のホブスがベルリンの反体制派武器商人のアジトにて商人らが奪ったEMP砲を奪還すべくファミりーを招集し乗り込みますが、その際にホブスはランドローバー・ディフェンダー90を、それ以外のファミりーの面子は銀色のダッジ・チャレンジャーSRTデーモンを用いていました。
ていうかディフェンダーも先述のランクル40も生産期間が長いので詳しい年代などが掴めませんでしたw(まあ、こちらの未熟さもあるのですが)あとは堅牢さが特徴の一つともいえるこの車ですが、劇中では奪還成功後にドミニクの搭乗する車両に横から突進されて横転大破し、ドミニクにEMP砲を奪われてしまいます。まあ、現実的には横転しないだろとは予告編の時点で感じてましたが突っ込むだけ野暮ですw

チャレンジャーSRTデーモンに関しては前作で登場したチャレンジャーSRTヘルキャット同様限定生産されるハイスペックモデルで、V型8気筒エンジンを搭載する車両としては最強の840馬力を叩き出す、リアシートを排して2座にするなど、謂わば公道を走るレーシングマシンのような仕上がりとされています。また、4月12日に行われたニューヨーク国際オートショー2017前夜御披露目イベントではドミニクの中の人が祝福に駆けつけていました。
劇中での使われ方は先述の通りですが、ローマンの車両はドアミラーに鉄球が当たって外れ、ドミニクの車両は前述のホブスの車両に体当たりしてEMP砲を奪った後、警察に追われながらもサイファーのプライベートジェットのタラップに乗って追跡を躱していました。

ニューヨークにおいてドミニクが用いていたのは黒い1972年型プリムス・ロードランナーGTXでした。
同車はダッジ・チャージャーの兄弟車であるためドミニクには打って付けといえるでしょう。エンジンはGM製6.2L V8エンジンで、劇中では何千馬力(確か3000馬力だったような気がしますが自信はありません)も叩き出していることが示唆されていました。またシリーズおなじみのニトロ噴射システムも搭載しています。
劇中においては途中エンジントラブルといって5分ほどストップさせていましたが、その間にラルドが運搬車を入れて死角を作り、その隙にショウ兄弟の母親であるマグダレーンに協力要請を行っていました(息子二人の件もあってドミニクを恨んでいるようでしたが、元凶を討伐したいという意味で利害が一致してたのでしょう、要請は成功し後の展開に繋がります)。その後、ロシア国防大臣の搭乗するリムジンを襲い核兵器発射コードを奪いますがそれからファミリーとデッカード、Mr.ノーバディの部下であるリトル・ノーバディ(尤も、当人はその呼び名が不服だそうですが)が立ちはだかり追走劇の末にファミリーの手でワイヤーで拘束されますが機転を利かせて薙ぎ倒し、最後は自分の車両もろとも横転に持ち込んだのでした。

尚、その時の車両はホブスが迷彩柄のインターナショナル・MXT、デッカードが流石元英国軍特殊部隊とあって緑の2016年型ジャガー・FタイプSクーペ、レティが赤い1966年型シボレー・コルベットスティングレー(極太タイヤを収納するためのグラスファイバー製ボディは拡幅されているとか)、ローマンが白/茶ツートンの2010年型ベントレー・コンチネンタルGTヴォルシュタイナーBR9エディション、テズとラムジーが銀色の2016年型メルセデスAMG・GT S、リトルがZC6型スバル・BRZ(年式は不明ですが前期型なのは間違いないです。また、ロケットバニー製ワイドボディとターボキットが組み込まれているとか)を用いていました。見事に高額車両ばかりですが、コルベットやBRZに関して言えばある意味で初期の頃の志向に近いかもしれません。後ブログタイトルにもあるように所謂スバリストなのでBRZ(と後述のWRX STI)の登場は結構俺得です。
リトルの車両はドミニクを追う最中で罠にかかり工事の足場を落とされ立ち往生したのでその後の拘束時には参加していませんでした。
ローマンの車両はドミニクの車両に正面から突っ込まれてバンパーが外れた後、ドミニクの機転でワイヤーが外れて宙を舞い亀の子状態になります。なお、車両価格は約2000万円+改造費なのでローマンが嘆くのも無理もないですが、もっと高いのも普通に壊しまくってるのでそれらと比べれば微々たるものといえるかもしれません。それでも普通に高いからもったいねえ…。
ホブスの車両はドアを引っ張っていましたがドミニクがドアを外したことで勢い余り路駐車両に乗り上げて横転してしまいます。
残りの車両もドミニクが上手い具合に横転させてしまいました。尤も、その後レティとデッカード、ホブスは逃げるドミニクを追いかけましたが…その最中にデッカードが凶弾に倒れ(しかし実際にはマグダレーンの協力で死んだように見せかけただけであり、また救急搬送時の隊員は5作目に登場したレトとサントスでした。あいつら完全にファミリーと袂を分かったわけじゃなかったのか!)レティも自分を愛しているドミニクが打ってこないと目論み現にその通りでしたが、サイファーの部下のローズが合流していたこともあり取り逃がしてしまいます。しかもその時のツケがドミニクに回りエレナが射殺されてしまうのでした…。これまでの作品でそこそこ活躍を見せていたのもありますし、何よりファミリーが犠牲になってしまうのは哀しい話です(先ほどのレオとサントスのこともありますし、そのことを考えると5作目を見ていると思うところがあると個人的には感じます)。

因みに車両調達は魚市場らしき施設の裏手にある秘密倉庫で行っていたのですが、数ある車両の中に日産・IDxニスモが置いてあったのは驚きでした。
参考までに説明しておくなら2013年東京モーターショーにて発表されたコンセプトカーであるIDx(小型FRスポーツカーで、外観はかつて生産されていた510系ブルーバードクーペを彷彿とさせるものとなっています)を日産自動車の連結子会社でチューニングやレース参戦などを手掛けるニッサン・モータースポーツ・インターナショナルがチューニングした代物なのですが、劇中で活躍するわけではなくチョイ役とはいえまさかここで拝めるとは思ってもみませんでした。マジな話市販化が楽しみです。
またそれ以外にも割と置いてあるクルマのチョイスは凝っているそうです。

話を本編に戻しますが、ロシア国防大臣をのせていた車両は見たところW221型メルセデス・ベンツ・S550ストレッチリムジンと思われます。多数の警護をつけていましたが、サイファーのクラッキングにより勝手に動き出した街中の車両によって警護が封じられた末にマイバッハ自体も落下車両に足止めされた後にドミニクがチェーンソー(おそらく防弾車体に対応してたのでしょう)で車体に切れ目を入れていました(下手な対応を取ればガソリンタンクに火をつけると脅すため)。

最初の調達時には目立つわけにいかないなどの理由からリトルが使用車両を決めていたものの、ドミニクを取り逃がしたことで彼がルールに縛られず行動することにし、それに伴って好きな車両を使うことを許可したのでした。
そのためローマンはオレンジ色のランボルギーニ・ムルシエラゴLP640を持ち出し氷上を駆けるのですが、色が派手なだけに目立って格好の標的にされてしまい(しかも同車自体は四駆である物の悪路走行に向けているわけではないこともありスケートの様に滑っていることもありました。とはいえローマンの運転技術も確かなので制御できていないわけではありません)、挙句氷が割れて沈んでいったのでした。とはいえテズがドアに杭をはめ込んでいたため、そのドアに掴まってローマンは無事救出されます。そしてそのドアは敵との交戦時に役に立ったのでした。
尚、撮影に際しては1台4000万円弱の個体3台を用いたそうですが、無事に残ったのは1台だけだったそうです。何とも勿体ない…。また、氷河に水没するシーンではエンジンを搭載していないグラスファイバー製レプリカが用いられたとのことです。

また、テズはハウ&ハウテクノロジーズ・リップソーを用いていました。作中では米国陸軍の払い下げ品として登場しニューヨークでの一件の際にも使おうとしたものの路面向きでないという事で却下されその後ロシアでの決戦で日の目を浴びたという感じとなっています。天辺には銃砲が据えられており、後続敵車両を薙ぎ払ったりもしていました。最終的に大破することもなく走り切っていました。
因みにもはや戦車ともいえるこの車両は実際に民間用に販売されているオフロード車両だそうです。こんなのが金さえあれば自分でも買えるのは何とも凄い話です(ただ、ハマーの例を考えた時に強ち有り得ない話と言えないこともないですが)。

ホブスはアイス・ラムと呼ばれる、ダッジ・ラムの第4世代をベースに車輪ではなくキャタピラを履き、可動式ブレードを装着した車両を用いていました。そして劇中では決戦の終盤で最後尾を走り他の車両の盾となって尻に火が付いた状態でも走っていましたが最後まで生き残っていました。

レティとラムジーは銀色のローカルモーターズ・ラリーファイターを用いていました。劇中では氷河を漂う潜水艦に持ち上げられたりもしたものの最後まで生き残りました。
尚、先述のリップソー同様こちらも民間に販売されており、公道を走ることが可能です。ただし劇中で登場したものは四駆に改造されていますが本来は後輪駆動の車両です。

リトルは白の2015年型スバル・WRX STIを用いていました。劇中では然程見せ場があった感はしないですが、最後まで生き残っていました。
尚、もともとの車両がラリー競技での活躍が多いこともあり(尤も、当該車種自体はどちらかと言えば近年ではニュルブルクリンク24時間耐久レースでの参戦の方が重きを置かれている感はあるのですが)ラリーカー風パーツとスパイクタイヤを装着した以外は改造は殆ど為されていないにも拘らずしっかりと走行できていたそうです。あと、北米仕様なのでエンジンは2.0Lではなく2.5Lとなっています。

ドミニクはアイス・チャージャーと呼ばれる、1968年型ダッジ・チャージャーをベースにボディを防弾&拡幅した(お陰で見かけは武骨です)上でリアにジェットタービン及びホブスから奪ったEMP砲を積んだ代物を用いています。尤も、フレームとサスペンションをゼロから手作りしており、またオフロードレーサーと同様の四駆システム搭載ときてるので手法としては前作のバハレーサーにチャージャーのボディをかぶせた奴と近いかもしれません。なお、撮影に使われた個体は大体数億円ほどの価値があり、また別のこの個体に限ったことではないものの実際にヴィン・ディーゼル氏がハンドルを握っています。そして日本国内においては用いられた個体のうち1台が期間限定で日本の津々浦々で展示されていました(上画像は南港で見かけた時に撮影したものです)。
過去作の例に漏れず見せ場ともいえようところでチャージャーが登場するのはGJですしアレはアレで好きですが、何ていうかここまで来たら旧き良きオリジナルのチャージャーの雰囲気は何処吹く風で最早クルマというより武器だな感が個人的にはします。
劇中に於いてはロシアでの任務に於いて用いられ、分離派が接近に気づくなりバリケードを敷くもEMPにより無力化し、発砲されても諸共せず(とはいえ度々の攻撃でガラスにひびは入ってましたが)、妨害車両も強化ボディには効果がなく突破され、爆風に晒されながらも突っ走るなどしていました。そしてお目当ての潜水艦に対して使用して敵を薙ぎ払った後にサイファーの部下であるローズを乗せるも、一か八かギアを入れようとしてサイファーに感づかれファミリーの内レティをまず初めに殺されそうになりますが、機転を利かせて軌道を反らした後にローズを絞め殺しそしてファミリーと合流しました。それから怒髪天を衝いたサイファーが熱感知ミサイルを用いピンチに陥りますが、ドミニクがブースターを最大にし火を噴かせたことで攻撃を集中させそれから潜水艦の方に向けたことでピンチを脱するも着地の際に横転・炎上したのでした。
車両まとめは大体そんな感じですが、昔書いた記事や某氏のツイートへ返信でも述べたように、初期の頃は手の届く範囲のクルマばかりだったのが今や手の届かないものばかりでしかもそれが惜しげもなく壊されているので受け容れられない方が居られるのも無理もないことでしょう。正直、自分も観方を変えてなかったら受け容れられなかったと思うぐらいですし。

続いては感想について。
テーマとしては「ドミニクがファミリーを裏切って…」という感じですが、まあ作風としては相も変わらず5作目以降の流れといったところで「クルマで色々やったり、ハゲとマッチョが殴り合ったり、ファミリーの絆が前面に押されたり」です。
その「ファミリー」に関して言えば、そちらも大事ですが同時に本当の意味での「家族」も大事なわけですからねえ。7作目のブライアンやデッカード、本作のドミニクやホブスが正にそんなところでしょうし。
デッカードも6作目のオーウェンの発言を見るに家族の概念より掟を重視してる節がありましたし今作でもファミリー云々への関心がなさげでしたが、その実7作目では昏倒させられた弟の仇討ちの為に動いてましたし、8作目でもファミリーと共同戦線を張ってたのは母親や弟を不幸にさせたサイファーへの復讐だったので軽視はしてないように見受けられます。
勿論血縁というのもあるからでしょうが、ドミニクはそれを理由に信頼を置き、そして杞憂に終わらなかったのですから侮れないでしょう(ハンやジゼルの件が帳消しになりませんしそれがあるからラストのファミリー入りは納得しきれないですが、赤子を救ったというのもまた事実ですし何より今後の活躍は気になるので良いとしましょう)。
ホブスに関しても、デッカードとの関係性などへのスポットの方が向いてた感があるにせよ前作共々「娘との関係性」は見どころと言えるでしょう。最初の方では新たな任務と思いきや娘のサッカーの試合でチーム監督を務めていたり(なお、サモアスピリッツに溢れているチームのようで試合前にはハカっぽい舞踊を披露して相手チームをドン引きさせていました。まあ、ハカはマオリ族の民族舞踊ですが)したほか、最後は娘との時間を優先し16年間(つまりワイスピ1作目の頃に捜査官人生が始まったってことか…)勤めあげた捜査官人生にピリオドを打っていました。
ドミニクに関しては妻であるレティとの間で「子供を作るべきかどうか」の話をキューバでのハネムーンで語っていましたが、その後でドミニクが5~6作目でエレナと付き合ってた頃(上画像)にできた子供の存在が発覚し、サイファーがそれを知って駒にしてドミニクを動かすこととなります。少なくとも映画作品は全部押さえてる身としては如何に大きなファクターになるかは想像に難くないのですが…それだけにエレナがローズの手で射殺されてしまうのは心が痛みましたが、そのローズが後にドミニクの手で絞殺され仇は討てたのが幸いです。

あと前作で別れを遂げたブライアンの存在は今でも大きいんだなと改めて痛感させられます。
キューバでの1マイルレースではブライアンの使った手法を用いて勝利しましたし(まあ、炎上の末に制御不能で海の藻屑と化しましたが)、秘密基地を急襲された際にはローマンが「ブライアンがいれば…」と口走ってレティに諫められたりしてましたから。
そしてラストではキーとなるドミニクの息子が彼への敬意を込めて「ブライアン」と名付けられていました。普通に予想はできることでしたが、それでもかなり嬉しい展開でした。

また、「レティが夫であるドミニクをいかに信じ切れるか」が大きなキーだったのは確かでしょう。
他の面子と違って前作から加わったばかりのラムジーが「本当に裏切ったんじゃ」と疑念を抱いたのに対してレティが抗議し肩をぶつけていたほか、急襲の際にはサイファーとドミニクが「二人は濃厚なキスをして退散」してもなお「あれは本当の彼じゃない」と言ってのけ、ニューヨークでの件ではドミニクが自らを撃たないことに賭けたり(現に撃ちませんでしたし、レティに銃口を向けたローズに銃を向けたほど)、アイスランドではホブスが場合によってはドミニクを殺す可能性があると告げられた際にはその時は自分も殺してくれるよう介錯を頼んでいました。
そしてその信念が最大の勝因ともいえるでしょう。
しかもそれだけではなく、ドミニクの方に爆風が向いた際にはファミリーは爆風からドミニクを守っていました。ドミニクも言ってましたが一度背を向けたにもかかわらず信頼感は揺らいでなかったのは素敵です。

まあそうは言っても全体的に面子に関しては「いつも通り」です。
ローマンは相変わらず良くも悪くもガキがそのままデカくなったようなムードメーカーで、秘密基地で案を出したがったり(ただある意味一理あることもあったりするから侮れません)、車庫で黒人の輸送係を勝手に「ブラック・サンタ」の略で「ブランタ」呼ばわりしたり、ミスター・ノーバディの部下を「リトル・ノーバディ」と呼んだり(ただこれに関してはリトル自身は嫌がってるものの他の面子も納得してましたし自分も「こりゃしっくりくるわ」と思って観てました)、派手好きだったり(まあその延長で高級車であるコンチネンタルGTを選んだもののドミニクの車両が向かってきた際には「おいやめろベントレーだぞ!」と叫んでましたがw)、テズと口喧嘩したり(ラムジーが加わってからはどちらがモノにするか競ってますが、前作では上画像のシーンの後でアプローチしたことのある人物曰く「気が強い」、本作では「姓がわかったら言ってきて」と進展せずでした。まあ、言わずもがな仲が良いってことです)してました。ただ過去作でも言えることですがやるときはやる男ですし、本作でも最終決戦の際にはムルシエラゴのドアで反撃した後でしっかり敵を狙い撃ちしてました。
テズの方も前作ではドバイのパーティ会場でボディガードに見つかった際に見事瞬殺してましたし、コンピュータと改造だけが彼の華ではありません。まあ、本作ではどちらかと言えばオタク性分の方が前面に押され戦車に目が輝いてましたが。

しかし言われてみればラムジーの姓って不詳なんですよねえ。それが後々絡んでくるのかも。
もしかしてミスター・ノーバディやリトル・ノーバディと関係するのかもしれませんが…まさかな。
或いはサイファーの方かも。ジャカンディの方での関係があるので全くの無関係と言うことはないですしプログラミング対決も繰り広げてました(余談ですが吹き替え版の中の人の所為で新旧少佐対決に見えてしまいました。そう言えばクゼとARISE版バトーもいたな)が。

…脱線しそうなので戻します。
6作目を観た時は「オーウェンが元凶か」と思ってましたが、本作では「実際の元凶はサイファーだった」ことが判明します。フュリオサこの女マジで怖え。
何しろ6作目ではオーウェンに対して「ナイト・シェード」を盗むよう持ち掛け(出向いたのはローズですが。尚、6作目を観た方ならご存じでしょうが、これが4作目に絡みます)、7作目ではジャカンディに対して「ゴッド・アイ」を盗むよう持ち掛けてたのですから。尤も、何れもドミニクのファミリーにより計画を潰され、そのことにより今度はドミニクの方に手を出すこととなるのですが。そしてそこで先述したようにドミニクとエレナの間に男の子が生まれていたことを掴み交渉の材料に用いることとなります。
彼女の行動原理は選択理論と支配欲(ある意味こういう実体のないものが一番怖いかも)に基づいており、「『ファミリー』の概念は無意味」「自分は選択肢を与えただけで決めたのはドミニク自身だ」と言い放っていました。そしてどう足掻いてもドミニクはサイファーの掌の上で踊らされるしかないような感じになったかのように思えました。また、1作目の「ゼロヨンが俺の生き甲斐だ。走ってる間の10秒間は先のことも借金のこともチームの事も気にせず自由だ。」の旨を述べていたことを知ってか知らずか、ドミニクに対して「貴方にとって本当に大切なのはファミリーじゃなくてゼロヨンなんじゃないの」との旨を述べていました。
しかしサイファーの思い上がりにすぎませんでした。ドミニクにとって「ファミリー」は理屈だけで語れるものではないのはこれまでのシリーズを通しても少なからず描かれていましたし、それに秘密裏にショウ一家に協力を仰いでいたこともあり結果的には打ち破ることができました。
とはいえ完全討伐したわけではなく取り逃がしているので9・10作目あたりに勝負は持ち越されますが…。後になるにつれてメッキが剥がれていってるとはいえ手古摺らせたところはあったのでそこが怖いです。

あと、まさかないとは思いますが、1作目のトラン一味の生き残りや3作目の初代D.K.とかと手を組んだりしないよなあ…? あいつらの場合は小物でサイファーのような巨象とは桁が違うのでないとは思いますが、あったら意外ですし、明確な死亡描写がないのもいたので。ただ、意外と死亡エンドになってない敵も多いので可能性がないと言い切れない感もあります。

或いは初期作品の仲間が再登場してファミりーに加わってくれたらとも思います。7作目でショーンが、8作目でレオ、サントスが再登場したぐらいですし、可能性はないとは言い切れないでしょうし(まあ、ない可能性の方が多いでしょうが…)。

本編の話に戻りますが、デッカードに関する描写は結構魅力的だったと感じます。
なにしろ、「母親に頭が上がらない」「意外とベビーシッターに長けてる!」って感じだったのですから。いやはや強面なのにギャップが素晴らしいw
先述したように、勿論ハンを東京で謀殺した罪は消えないですが、一方でドミニクの息子を救ったのもまた事実ですし、何より前作まで「脅威」の象徴しかなかったのが何処か愛着が湧くのに加えて今後の活躍が楽しみです。

また、ホブスとの関係性もまた注目と言えるでしょう。
前作では米国外交保安部の本部で一悶着を起こしていましたが、本作では刑務所(EMP砲奪還絡みでホブスが収監され、そこにデッカードも移送されていたようですが…移送して良かったのだろうかw)で言い合いをしていました。とはいえ、前作の場合は途中でエレナが介入しましたし、本作でも他の犯罪者や機動隊を蹴散らして1vs1の肉弾戦と思いきやミスター・ノーバディが現れ決着がつかないままとなっていました。
ただ体格(一方は元飛込選手→ファッションモデルの経歴を持つ演者と言うこともあって細マッチョなのに対し、他方はレスラーの顔を持つ演者という事からゴリマッチョ)や階級の差はあるにせよ本質的には似たようなところがあったので徐々にシンパシーを感じていき、「もし時代が違ってたらちゃんと戦えてたろうな」と思うようになってた他に、デッカードが死んだと思った時にホブスは怒りをぶつけていました。
いつしかタイマンの決着を見てみたい気もしますが、「描かないからこそ良い」のでしょうし、今後共闘していくであろうことは予想されるのでそれはそれで楽しみです。

あと、ショウ親子の母親であるマクダレーンも今回こそ活躍は僅かでしたが、今後の作品でさらなる活躍を拝みたいところです。ていうか作品的には息子2人同様運転して欲しい!
尚、個人的な要望としては『REDリターンズ』に於いて助手席に座りながら二丁拳銃アクションを披露したロータス・エキシージS(フェイズ3、上画像参照)辺りが希望です。英国車ですし。
あと『REDリターンズ』ではワイスピシリーズの過去作よろしくトラックの下に潜り込むシーンがあったんですよねえ。偶然でしょうけど思い出さずにはいられなかったです。YouTubeにエキシージSの活躍の様の映像がありましたが、権利問題が気になって載せるのは憚られたので各自で調べて確認してもらいたいです。

ミスター・ノーバディは前作に引き続き登場し、相変わらず「実力は凄いけど普段飄々としてる」感じでした。
とはいえ今回は出番は少なめでしたが。カート・ラッセル氏が本作以外に『バーニング・オーシャン』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(こちらもヴィン・ディーゼル氏出演。もしかして『SKY MISSION』で交遊を作ったのも実現に至った経緯でしょうか)に出てるのが関係してるかは不明です(因みにワイスピを取り上げた記事で言うのもなんですが、この2作品は『ICE BREAK』と同時に観て個人的にそちらの方が良かったです)が、本当のところはスコット・イーストウッド氏演じるリトル・ノーバディの活躍に割いたのが実情なのでしょうが何とも言えないです。
ですが個人的感覚としてこれだけは言えるのは、最初ホブスと対面したときは(前作での交遊があるかないかの差があるにせよ)ミスターと違って如何にも役人的対応を取ってホブスに締められたり、ドミニク確保作戦の際は罠に気づかず先走って工事の足場を引っかけられて立ち往生…なんていう頼りなさげな彼が吹っ切れてルールにとらわれずに動くようになりやがてファミリーと同等に渡り合えるようになるまでの成長物語として観ても楽しいです。あと、地味にローマンとの掛け合いも。
ラストではミスターもですがリトルもファミリーの一員に加わっており、彼の活躍がまた拝めそうな気がしますが、運転姿が今作で描かれたとなると今後それは描かれなくなるなんてことはないですよね…?
今更言うのも野暮にせよ、このシリーズに於いてクルマに関する描写が蔑ろにされてしまうことになるのは個人的に如何かと思うもので。

とまあ、感想はそんなところですが、また思いついたら追記するかもしれません。
Posted at 2017/06/27 23:42:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ
2017年04月18日 イイね!

2015~2016年公開作品で目立った車(ネタバレ含む)

2015~2016年公開作品で目立った車(ネタバレ含む)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズにおけるデロリアン・DMC-12(なお、上画像はMEGAWEBヒストリーガレージで撮った市販仕様)などのように「この映画と言えばこの車!」と言えようものについてふと独断と偏見で纏めてみたくなったもので。
ちなみに2016年公開作だけにするつもりでしたが2015年公開作品でもそこそこあったと思うので2年纏めて書くことにしました。ただ、全部が全部押さえきれてるわけではないので自分が観た作品だけでやります。既に過去記事で述べたものもありますが改めて書きます。

*『ワイルド・スピードSKY MISSION』(2015年4月18日公開)
1作目から追ってる身として見逃せずすぐさま観に行きました(来年4月公開の『ワイルド・スピードICE BREAK』も見逃したくないです)。
初期の公道レース主体がジャスティン・リン監督が携わった辺りからクルマを用いて力技と言えよう事も突破し敵を倒していく感じになったのでこちらでも触れたように原点回帰でストリートレースを増やしてほしいとかクルマが次々破壊されていくのが惜しまれますがただその一方でクルマを愛するからこそクルマを武器にしクルマと共に敵に立ち向かうという意味でこれもまたクルマ好きの一つのあらわれなのかもと思いますし、それに5作目以降の「ファミリーを大事にする」スタンスもシリーズ初期にあったものなのでその意味ではぶれてないといえます。
そんなわけなので自分としては「クルマ」「アクション」「ファミリーの絆」の3つの要素を楽しんでなんぼと感じるところです。

前置きをここまでにしないと記事が長くなってしまうので本題。
半ばチョイ役でしょうが自分の知る範疇では予告時点から登場していたWモーターズ・ライカンハイパースポーツ(尤も使われたのはレプリカですが1台2億円が6台用いられたとか!)の登場が結構話題だった感があります。
初期のローカルさがだんだんワールドワイドになっていった末についに世界最高額のスーパーカーまで登場するだなんて10年前の自分に言っても多分信じないだろうなあ…。

また、シリーズを追ってきた身としては1・4・5作目にも登場しドミニクの代名詞の一つともいえる1970年式ダッジ・チャージャーも欠かせません。まさかこいつまで登場させてくれると思ってなかったので感激しました。

あとはラストの1968年式チャージャーと1995年式トヨタ・スープラは1作目ラストのゼロヨンを髣髴とさせてくれて本当に良かったですし「シリーズをずっと追ってきてよかった」と感じます。
そして2013年11月末に交通事故死したポール・ウォーカー氏への想いが伝わりましたから…。

*『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015年6月20日公開)
1・2作目同様クルマとアクションを頭を空っぽにして楽しむ、これが最善でしょう(3作目も嫌いではないですが前2作の魅力が削がれてることもあり印象は個人的に薄めです)。

前置きがこれだけで済んでしまいました。
マックスの愛車であるV8インターセプターはまず欠かせないでしょう。

ただシリーズを代表するマシンの1台ですが1作目では割と終盤で2作目は中盤全く出番がなく最終的に自爆装置で大破した記憶がありますし今回取り上げる4作目も序盤でクラッシュさせられた挙句ウォーボーイズの手で「レイザーコーラ」(上画像の銀色の個体)なるマシンに改造されて用いられますが最後はマックスの手で大破させられました。そのあと残骸がどうなったかはわかりませんがマックスの事なのでいつかは回収しそうな気はします。

ちなみにベース車両である1973年式フォード・ファルコンXB GTクーペは豪州専売車種だったりします。豪州映画だからわかる気もしますが。

あとフュリオサの搭乗するウォー・リグも結構活躍してました。元々はイモータン・ジョーの所有物なのがフュリオサが逃亡に際して奪い自分しか運転できないよう改造したそうです。また農作物・清涼水・母乳・3000ガロンのガソリンを積んでおり運転席には小火器類を忍ばせています。

なお、タトラ・T815軍用車両を改造したタンカートレーラーにシボレー・フリートラインの車体を載せたものだそうで、1999年と2001年にコンセプトアートが描かれたそうです。一応画像は載せましたが違ってたら申し訳ないです。

イモータン・ジョーの搭乗車であるギガホースもまた個人的に結構印象に残ります。マックスやフュリオサ等を追いかけるぐらいでしょうがそれでもジョーの存在感を見せつけるには良い代物だと思ってます。あと地味に作品の最後まで生き残ったマシンだったりします。

なお、1959年式キャデラック・ドゥビルクーペの車体を二段重ねにしたものをモンスタートラック化してるそうで、ウォー・リグ同様コンセプトアートが描かれているそうです。また車体以外にエンジンやホイール等もダブルにしているそうですがこれはイカれた世界において同じものを二つ所有できるという凄さを象徴させるためだそうです。

あとはニュークス・カー(ウォーモンガー・モービルとも)もですかね。割と早期に退場していた記憶がありますがこれはこれで個人的に思いのほかツボなところはありました(乗り手のキャラの所為かも知れませんが…惜しい奴を亡くしました)。

なお、1934年式シボレー・5ウィンドウ・クーペをホットロッドに改造しワイスピシリーズでもおなじみのNOSシステムを搭載したものだったりします。また劇中でマックスを括りつけていた十字棒のほかブレーキパッドに「NUX」の文字が入っているそうです。
なんていうかニュークスはこのマシンを気に入ってたんだろうなあ。

登場車種自体は把握しきれてなくて書ききれないのでとりあえずこのメインと言える4台だけ書きましたがこうやってみるとV8インターセプターだけがマッドマックスリーズの華じゃないなと感じます。
あと旧い車両が多いですがこれは最近の車両だと電子デバイス等で整備が複雑、ボディが強化繊維製であるのと比べると電子デバイスを搭載していない分整備が簡単ですしボディが鉄製で防護性が高まっているなら戦いの場ではそちらの方がいうってつけだからと言えるでしょう。また美も減ったくれもない世界だからというのもあるそうです。
後は作中で信仰されてるぐらいなので言うまでもないでしょうが殆どの車両はV型8気筒エンジン搭載です(例外もあるのかもしれませんが把握できてません)。
あとクルマネタじゃないですがトーカッターがイモータン・ジョーになってるのが個人的にツボでした。
36年ぶりなのに出演してくださったヒュー・キース・バーン氏はホントに素晴らしい!
*『ジュラシック・ワールド』(2015年8月5日公開)
1作目は観たものの2・3作目を観ずにこちらを観てしまったのは今でも不覚ですが観て良かったです。
1作目で頓挫しちゃったけど4作目で遂に実現したテーマパークの様は自分も「完成したら行きてえ!」って感じでしたから。あと2・3作目未見とはいえ1作目の懐かし要素が登場してたのが個人的にツボでした。

その懐かし要素の一つが1993年式ジープ・ラングラーです。恐竜たちからの逃避行で旧ビジターセンター地下ガレージに辿り着いた際に良い保存状態で置かれており、バッテリーを交換して使用し窮地を脱することとなります。

あとは公開当時発売前(日本では2016年4月)だったC292型メルセデスAMG・GLE43クーペがクレアの移動車両として登場していました。オーウェンのもとを訪れた時以外には用いられませんでしたが、予告でも登場して話題になってた感があります(ただ、こちらの思い込みの可能性が大きいです)。
*『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015年8月7日公開)
幸いこちらは過去4作品を観てから臨めました。突っ込みどころは多かったかもしれませんが個人的には概ね好きです(イーサンとベンジーのコンビネーションは確かに素晴らしい…)。

本題に戻ります。
劇中においてイーサンとベンジーが用いていた銀の2015年式BMW・M3セダンが見たところ最も語り草だったのではと感じます。カーチェイスの末に大破したのはもったいなかったなあ。(´・ω・`)
確認できた限りでは指紋を認証してロック解除できるドアウィンドウ、ジャミングできるインフォテインメントシステム用つまみが搭載されていましたが、「もしかして『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』に登場した750iLを意識したのかなあ」と今となってはやや勘繰るところはあります。まああちらの方が多機能でしたが。
*『トランスポーター イグニッション』(2015年10月24日公開)
2002~2008年にジェイソン・ステイサム氏主演で3作品製作され、2012年にはクリス・エヴァンス氏主演のTVシリーズが製作されたシリーズをエド・スクライン氏主演でリブートしたものです。過去作3作品を観てから臨んだこともあり「あー過去の奴にもこんなくだりあったなあ」と懐かしく観られたところもあったりで個人的にはこれはこれで好きです。
製作・脚本が『フィフス・エレメント』『TAXi』シリーズを手掛けたリュック・ベッソン氏ということもあるので取り敢えずは緩く観た方がいいでしょう(なお、挙げた作品は個人的に好きです)。

本題に戻ります。
劇中でフランク・マーティンが用いていた車両は2012年式アウディ・S8です。
黒と銀の2台が登場しますが、前者は足取りを消す意味合いで最終的に自爆装置を作動させられ、立体駐車場に置かれている後者に乗り換えられることとなります。気前良すぎるだろw
S8の起用に際してはこちらのブログで述べられていますが、2・3作目でアウディ・A8の過去モデルが登場してシリーズの代名詞化していることが背景にあるのでしょう。

なお、同ブログで明確に述べられていないものとしては、あわや殺されかけたフランクが組織に乗り込んだ際に奪った黒のW140型メルセデス・ベンツ・S600や、彼を追っているタルコーニ警部がフランクの為に貸す愛車の銀色の1984年サーブ・900なども1作目に登場しています。

また2作目では黒いランボルギーニ・ムルシエラゴLP580-4ロードスターが登場していますが見事に大破していました。勿体ねえだろw
*『007 スペクター』(2015年12月4日公開)
こちらの記事でも長々と触れましたが一応。賛否が分かれるのも御尤もな作品ですが個人的に好きです。
『カジノ・ロワイヤル』『慰めの報酬』『スカイフォール』を通して続いてきた因縁の末に奇麗に終わった感があるので下手に続編を作ってしまうのもという気はしますがまああったら観ます。

本題ですが、ボンドがメインで用いるのはアストンマーティン・DB10です。
劇中では009の為にQ課が300万ポンドの費用をかけて作った設定ですがボンドがローマに向かうにあたって勝手に持ちだしてしまいます。その後ローマでのスペクターの会合での一悶着から逃れるにあたって市街地でカーチェイスを繰り広げることとなりますが、その際「BACKFIRE」(リアエンブレムに仕込まれた二連装機関銃で標的を狙い撃ちにする機能で、ある意味『リビング・デイライツ』に登場したものを個人的に連想しましたが、劇中では弾薬未装填故に発射しませんでした)「ATMOSPHERE」(009の為にレイ・クイン『New York,New York』が流れるものだがボンドは呆れかえっていましたw)「EXHAUST」(火炎放射で後続車両を火にさらしておりある程度効果を見せていました)「AIR」(『ゴールドフィンガー』等における射出機構の運転席版)といった機能を駆使した(なお、すべてスイッチ式)ほか、車体が完全防弾なので会合の場において銃弾を食らっても無傷でした。まあ、最後は「AIR」を起動させてボンドが脱出した後にテヴェレ川に沈んでしまいその後新聞で取り上げられましたがw
現実ではこれまでのシリーズのように一般発売車両に機能を兼ね備えたものではなく、映画の為にV8ヴァンテージのシャシーをベースに製造された非売品であり、撮影用に8台、プロモーション用に2台(うち1台はチャリティオークションで243万4500ユーロで落札)の計10台が製造されています。なお、映画公開記念に阪急百貨店梅田店で展示されたのを見掛けたことがあります(画像の奴がそれです)。

そのカーチェイスの際にスペクターのメンバーであるヒンクスが搭乗するのはジャガー・C-X75です。アストンマーティンに負けじとコンセプトカーを持ち込んでいる辺り凄いと言えますがそれだけでなく劇中ではDB10に一時横並びしているシーンもあるもあるぐらいなので加速性能もいいと言えるでしょう。ただそれ以外はDB10のように秘密兵器を積んでいるわけでなくまた先述の「EXHAUST」機能でフロントが燃えたぐらいなのであまり碌なものではありません(尤も、敵なのでそれでいいのでしょうが)。

その後ヒンクスが『慰めの報酬』にも登場したMr.ホワイトの娘であるマドレーヌをさらった際に用いられていたのはL494系ランドローバー・レンジローバースポーツSVRです。こちらも雪道で走破性を見せた以外はボンドの搭乗するブリテン・ノーマン アイランダーにおかまを掘られたり最後は同機の突進でクラッシュしたぐらいです。ただこちらも阪急百貨店梅田店で実際の撮影車両(上画像)が展示されていたので割と大きな役目だったのかもしれません。

そして007シリーズで欠かせないアストンマーチン・DB5も忘れてはいけないでしょう。
こちらでも触れましたが、『ゴールデンフィンガー』『サンダーボール作戦』で「BMT216A」ナンバーの個体が登場し『ゴールデンアイ』『トゥモロー・ネバー・ダイ』で「BMT214A」ナンバーの個体がボンドのマイカー(但し払い下げ品なので秘密機能を搭載)として登場し『カジノ・ロワイヤル』では左ハンドル仕様が敵のマイカーとして登場したり、という感じでしたが、『スカイフォール』ではボンドのプライベートカーとして『ゴールドフィンガー』の仕様に準じた仕様が登場しており往年のファンを唸らせた感があるものの最終的に劇中でシルヴァとの戦いの際にヘリコプターからの砲撃で大破してしまいます(これに関しては原点からの脱却と推測されることも一部であります)。
劇中ではその大破した個体をQ課が回収し再生作業を行っているさまが描かれ、そしてラストでは因縁から解き放たれMI6を辞したボンドが再生の済んだ個体を取りに行きマドレーヌを助手席に乗せて走り去るところで幕を閉じます。こういう締め方は非常に好きです!
因みにその影響力の大きさについてですが、先述のDB10のデザインモチーフともなっているとか。言われてみればサイドウィンドウにその面影がなんとなく…かもしれません(そのDB10のデザインは後に販売される車両も意識することとなります)。
*『さらば あぶない刑事』(2016年1月30日)
過去に何度かブログで取り上げましたが一応。
過去作を押さえてから臨んだ身として「3作目までの路線に戻ってよかった」と感じました(4~6作目も自分は好きな方なのですがそれでもそもそもの魅力と異なる感はありますしファンからの受けが悪いのも肯けるものでした)し、懐かし要素がいろいろ描かれているので旧来のファンの方々のことを制作陣はしっかり考えて制作したんだなあと感じます。
贔屓目もありますが個人的にはかなり好きです。

本題に戻ります。こちらでも触れてるように3作目以来の日産自動車提供故に上の動画が製作されたわけですが、全部取り上げると当該記事と被ることに加えて特に注目されてたのは2台だった感じがあるのでその2台を取り上げます。

序盤のブラックマーケットでの一悶着で横転したスカイラインの覆面パトカーに代わり主役二人が勝手に持ちだしたのは赤い2014年式GT-Rの新車でした。尚、撮影に使用されたのは日産自動車の広報車両です。また、小説版では名前が伏せられずに登場しています。
先述のリンク先で印象を述べていますが、改めて個人的にドラマ放映当時のレパードの立ち位置として随分合ってると感じます(ただ、価格的にはレパードの倍ぐらいはいってるのですが…)。劇中で一番登場頻度も多かったですし。
なお、公開当時に期間限定で日産グローバル本社ギャラリーで展示されていました(画像の奴)。

そして、シリーズに於いて絶対忘れてはいけないゴールドツートンカラーのF31型レパードも終盤にガルシアとの最終決戦に臨む大下さんに対して町田さんが重要物保管庫においてある個体を渡す形で登場してくれています。厳密には1987年式ですし過去に登場したものとは別個体ですが、ナンバーが「もっと」途中~「もっとも」まで登場した港302仕様を意識して「横浜302の45-05」となっているのはにくい演出です(なお、港302のナンバーは「横浜33の45-05」)。しかも登場頻度こそ少な目ではある物の重要物保管庫を発った後にリアを滑らせていたのは往年の頃を彷彿とさせてくれますし(因みにGT-Rだと素の状態では機構的に不可能)、30年の時を経て変貌した横浜でも似合ってる感もありましたし、何より「昔の恋人に出会った気分だぜ」の台詞が素晴らしいです。こちらも期間限定で日産グローバル本社ギャラリーに展示されていました(画像の奴)が、劇中で用いた仕様ではなくそれに準じた仕様の個体であることと、上大岡駅でも展示されていました。
なお、これに関しては劇場版の設定ですが、小説版で、は町田さんが半ば遠回しだった劇場版と比べるとストレートに勧めているとか(そのこともあってか劇場版の「レパードまで用意してよく言うぜ」の台詞はありません)、レパードがかつて愛用していたものだとか(だとするとナンバーは「横浜33も54-17」か「横浜33に47-53」なのかもしれません)、走行するのは日中ではなく日が変わる直前であるとか、「昔の恋人に…」の台詞の発言のタイミングが異なる、助手席に鷹山さんがいないことを寂しく思う、といった相違があります。
*『名探偵コナン 純国の悪夢』(2016年4月16日公開)
自分の周囲では見事に賛否が分かれていますが、飽くまで自分は楽しめました。
無茶苦茶なのは百も承知ですし7作目以降は「ホントにあんな感じでいいのだろうか」と思うところはありますが「まあ、いつも通りだな」「ああいうもんだと割り切って観るのが吉かも」という感じだったので。それに小ネタが個人的には案外好きなので。
勿論どう足掻いても受け付けられない人は無理に観る必要はないですし、思い入れが強いか深く考えないスタンスでない人じゃないと勧めにくいところがあります(ある意味、極端な言い方をすれば「ファン同士で楽しめたらそれでいいんじゃ」感で自分は観てるぐらいですし)が、そもそも自分は勧める気も止める気もないですし、実際に観ようが観なかろうが個人の勝手&自己責任だから構わないと思ってます。とはいえ制作側は制作側で割り切ってしまうのも手だけど免罪符にして逃げることはあってはいかんと思いますが。別に同意してくれなくてもいいですがそれが自分のスタンスなので。

前振りが長くてすみません。
本題ですが、黒の組織のジンの愛車は黒いポルシェ・356Aないしは356Cです(作中では前者で呼ばれてますが、外観は後者です)。活躍はちょっとだけですが御馴染という事で挙げました。

その意味ではFD3S型マツダ・RX-7(白の個体は安室が、赤の個体は佐藤刑事が登場しています)やキャンティの搭乗する初代ダッジ・ヴァイパーも同じような意味合いと言えるでしょう。

あとは赤井さんが搭乗する赤いS197型シェルビー・マスタングとキュラソーが黒いX60系トヨタ・コロナマークIIも割と注目草だった感があります。
何ていうか、個人的にアンテナに引っかかったもので。しかしまあ、殆ど序盤に登場したものだな…と自分でも思います。ただある意味登場車種も楽しんで何ぼという感覚なので問題は特にないです。
*『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年4月29日公開)
2008年公開の『アイアンマン』から端を発するマーベル・シネティック・ユニバースの13作目にして『キャプテン・アメリカ』3部作の完結編が同作で、この作品を機に第3段階となります。
個人的にはほぼ同時期に公開されかつ似たようなテーマだった『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』がなんだかなし崩し的な解決(しかもバットマンがスーパーマンに対して耳を貸さないのがまたたちが悪い!)だったのと比べると「なるべくしてなった」感があって好きです。まああちらもワンダーウーマンの登場で燃えたりとかバットマン側とスーパーマン側とで分かれてる等の要素があるので別に嫌いではないんですけどね(あちらが意見が分かれていたのと比べるとこちらでは意見が偏ってしまっていたのはマイナス点だと個人的には感じるところです)。
「正義のための行いだったとはいえ二次被害が発生したことに対する報い」というテーマは重いですがその一方でキャラの一人一人は魅力を持って描かれてた感があり、調子の軽いところと重いところとでメリハリつけてたのでそれもまた良かったと感じています。そして作中で描かれる「憎しみの連鎖」
の帰着のすばらしさと、アイアンマンとキャプテン・アメリカの諍いの哀しい決着がなんとも印象的です。

ここから本題です。
『アイアンマン』からの流れでこちらでも述べたようにアウディ車が多いです(新車やコンセプトカーまで引っ張り出してるのですから。まあ、そういう傾向は別にこの作品群に限ったことでもないですけど)が、特に注目草と言えば4M型SQ7かもしれません。劇中ではブラックパンサーとキャプテン・アメリカ&ウィンター・ソルジャーの交戦の際に横転させられたり彼らの護送の際に登場したぐらいですが、公開当時にコラボCMが作られてたぐらいなので。
ただ、そもそも作品の性格的にクルマありきではないので意味合い的には挙げるのもなんか変な気もしますが、そうは言っても感覚的には「まあ、嘘はついてないか」なので。
*『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』(2016年7月9日)
端的に言えば11月29日発売の『FINAL FANTASY XV』の前日譚的作品です。
取り敢えず、CG技術すげえなという感じです。ストーリーに関しては突っ込みどころはあるにせよ自分は好きですし観た時は「これゲーム版やりたくなるわ」と思いました(未だに購入してないものの気にはなります。ただ、知人がうっかり展開のネタバレしたせいもありモチベーションはやや下がってます)。
芸能人吹き替えについては、忽那汐里さんはともかく綾野剛さんはそんなに気にならなかったというのが個人的な感覚です。

本題ですが、王子の愛車として登場した4S型アウディ・R8が作中では最も際立ってたといえるでしょう。尤も、王子が運転するシーンは作中には登場しませんでしたが。
激しいアクションもありますがほとんど無傷だったのはすげえなあ…。先代型も『アイアンマン』の制作裏映像で頑丈さが窺えましたし。
あと、作中だけでなく現実でも1台作られ5000万15円で抽選発売されたこともあります(細かい仕様は異なるものの気にするほどでもなさそうです)。

あとはレガリアも欠かせないでしょう。作中では最後にちょいと出た程度です(しかもガス欠に陥っていました。ちゃんと給油しとけw)がゲーム版では普通に主人公たちの足となってるっぽいので。
*『スーサイド・スクワッド』(2016年9月10日公開)
先述の『バットマンVSスーパーマン』の続編で、犯罪者たちにチームを組ませて事態収拾を図るという「毒を以て毒を制す」戦法がある意味売りっぽいです。
個人的には何となく好きです。なんだかんだ言って「犯罪者も人間なんだ」というのを思い出させてくれますし。あと、マーゴット・ロビー女史演じるハーレイ・クインは結構好きですし、ジャレット・レト氏演じるジョーカーも過去作のと比べるとアクが弱く感じますがまあこれはこれで。
ただ、終盤のデッドショットが逡巡しながら敵を討ったのはどうなのかと。討たなきゃいけない相手なんだからさあ…。あとファンの方によれば「バットマンがかつて両親の殺された通りでしかも子供の目の前で捕まえるなんて所業をするはずがない」のでその意味でエアー監督の詰めは甘いようです…。
そういうわけでこの作品に限ったことではないにせよ賛否は大きく分かれており、2作目はメル・ギブソン監督となるそうですが、果たしてどう進むのか。気になります。

本題ですが、序盤でジョーカーがハーレイを助手席に乗せ運転していたのはVeydorという車両(上画像1枚目。2枚目のCV35型インフィニティ・Gクーペをベースとした改造車)です。劇中では紫ですがある意味似合ってました。
まあ、最終的に川に落ちてそれっきりでしたが。
*『SCOOP!』(2016年10月1日公開)
原田眞人監督の『盗写1/250秒 out of focus』を同作のファンである大根仁監督が福山雅治さん主演でリメイクした作品です。
取り敢えず、福山氏の汚れ演技を期待して観に行けば期待にそぐうと思われます(普段のキャラもあって嫌みが全くありません)。あと、リリー・フランキー氏演じるチャラ源もいいキャラしてましたが…それだけに終盤の展開がかなり恐ろしいです。
予告編を観ると二部構成っぽく見えたのがいざ見てみると実は三部構成でしかも三部目の流れの変わりようが半端なかったです。
人に薦め難いところはありますが個人的には好きです。

本題としては中古のマットブラックカラーのW460型メルセデス・ベンツ・230GEショートボディがいいアイテムだったと言えます。実を言えばこいつ目当てで作品を観に行ったのですが、いやはや武骨なボディカラーもあって夜の東京にマッチしてたと感じます。
ある意味、第三の主役と言ってもいいぐらい活躍してましたし(しかもカーチェイスは本当に東京の道でやっているとか。こういうのができた近年の映画って他だとさらばあぶ刑事か『ミュージアム』ぐらいでは)、ラストでの「受け継がれる志」感のある使われ方は個人的にかなり好きです。

とまあ、こんな感じです。日本国内だと大概「車は移動の足ぐらいの認識」という感がある物のこうやって見ると「いやあ、映画に華を添えてくれるいいアイテムだよ」とつくづく感じます(無理くり感はある物のマジでそれは思うところです)。
Posted at 2017/04/19 00:25:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ
2016年12月18日 イイね!

『ブリッツ』登場車種(ネタバレ注意)

『ブリッツ』登場車種(ネタバレ注意)録画したやつを消化したこともあって書いてみようかと。
因みに作品自体は謂わば警官を狙ったヘイトクライムを題材としてますがぶっちゃけジェイソン・ステイサム氏演じる暴力刑事によるアクションを深く考えず楽しんでしまえばいいでしょう。
少なくともステイサム氏ファンである身としては俺得でした。

で、本題。
ステイサム氏演じるトム・ブラント刑事の愛車として黒の1988年型メルセデス・ベンツ・420SECが登場していました。Sクラスのクーペ仕様とあって割と所得あるんだろうなあと思いましたが型落ちだから買えたのかなあと思ったりもします。
前半ではちょくちょくでしたが終盤で「ブリッツ」を自称する犯人を追い詰めるにあたり敢えて犯人に追わせる際に用いた時は割と活躍してた感がします。と言ってもいう程無茶な走りをしてたわけではないですが。

そのブリッツは愛車というべきかただの足車というべきかは不明ですがグレーの1992年型レクサス・LS400に搭乗する場面がちょくちょく登場しており、ブラントを追う時にも用いていました。
要は日本で言うトヨタ・セルシオですが、某調教師も言ってたように高級車(センチュリーを除けばトヨタ車で最上級)であることを考えると「こいつ蓄えが大きいのか?」とふと思いました。まあ、型落ちだから買えただけかもしれませんが。

そのほかにブリッツとその犯罪仲間が立体駐車場に半年前から置いてある黒の1974年型デイムラー・ソヴリン(吹き替え版で「ジャガー」と言及されていますが違う様です)の廃車のトランクに警官殺害時に用いた物品を収めていました。

大体以上ですが、とりあえず狙ったわけではないでしょうが全体的に高級車ばかりのようです。
また英国映画ということから全体的に右ハンドル車でした。
Posted at 2016/12/18 19:51:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ
2016年11月13日 イイね!

『インファナル・アフェア』『ディパーテッド』登場車種

『インファナル・アフェア』『ディパーテッド』登場車種2002年に公開された香港ルノワールの代表的作品である『インファナル・アフェア』及びその米国版リメイクで2006年に公開された『ディパーテッド』を観たので。
個人的な感想としてはどちらも終盤で警察側に潜入した主人公(前者はラウ、後者はサリバン)以外にも少なくとももう一人登場していたこともあって「とどのつまり、警察とマフィアとで差なんてなかったのかもしれない」って感じです。
まあ、上辺だけ見た感じなので実際のところは違う意味合いなのかもしれませんが…。それに両者とも主人公がマフィア側に潜入した方(前者はヤン、後者はビリー)を射殺した人物を殺してますが、是非はともかくとして前者は「善人になる為」なのに対し後者は観てる間は気づかなかったのですが「性根の腐った野郎が自己保身の為」といった違いがあるそうですし。ただ前者でも結局のところ「保身のため」と言えますし意味合いは同じなのかもしれません。だからこそラストのラウの心中は複雑だったことでしょう(一方でサリバンの場合のし上がること一筋だったのでそんなところはなかったように見えます)。
あと自分の勘違いかも知れませんが、前者だと「死ぬより生きることが難しい」みたいな感じなのに対し後者は「生きるより死ぬことが難しい」「皆いつか突然死人(ディパーテッド)になるし死んだら皆同じ」みたいな感じとなっていた感があります。故に前者だと警官として苦悩したヤンは死して救われ後者だと何の前置きもなく皆次々と死んでいったようなところがあったといえるのかもしれません。
いずれにせよ1作で完結した『ディパーテッド』と違い『インファナル・アフェア』に関しては2・3作目未見なのでそっちも観ていれば印象は変わるのかもしれません。
あと同じくリメイクとして2012年の日本のドラマである『ダブルフェイス』もありますがあちらは未見なんだよなあ…。うっかり気づかず後編から借りてしまい観ずに返却したはいいのですがその後ツタヤディスカスの利用を一時停止してしまったので。

前置きが長くなりましたがここから本題です。
まずは『インファナル・アフェア』から。なお、2・3作目も観たら追記します。

序盤の麻薬取引の際にマフィアの一員は黒のE-BCNR33型日産・スカイラインGT-R(年式はわかりませんでした。なお、ウィンカーの形状を見る限りチューニングされている模様)を用いていました。日本以外では売られてなかった記憶があったので「なぜ香港に?」と思いましたが売られていた様なので問題はなさそうです。ましてや1997年までは英国統治でしたし(英国では画像の個体の様に正規輸入されていたそうで)。とりあえず、スポーツカーに乗ってるのはやはり若手だからなんでしょうねえ。そういうの好きよ。
なお、作中では街中や取引現場に向かうシーンを除き登場しませんでした。

また黒の2001年型レクサス・GS300(日本でいうトヨタ・アリスト)もマフィアは用いていたようで、先述のスカイラインGT-Rと共に街中のシーンで停められていたほか後半の警察とマフィアの大捕物の際にはラウとの協力体制をとったヤンが助手席に乗っていましたが大捕物前に立体駐車場で同車から降りてその後警察署に赴いていました。

またマフィアと警察の銃撃戦の際にヤンはマフィア内の兄弟分であるキョンの運転する黒の1993年型マツダ・626(日本でいうマツダ・クロノス)に乗り込んでいましたが、キョンは銃撃戦の際に被弾してためにのちに事故ってしまうのでした。

ほかに青の2002年式レクサス・IS(日本でいうトヨタ・アルテッツァ)もマフィアは用いてるようで、ヤンが助手席に座ってるシーンもありました。

大捕物の際、マフィアのボスであるサムは黒の1990年型日産・プレジデントの後部座席に搭乗していました。「社長」「頭取」「大統領」等を意味する車名からも解るように日産の最高級車なのでマフィアのドンが後部座席に踏ん反り返るにはうってつけと言えるでしょう。
その大捕物では警察の銃撃から逃げることを図りますが最終的に壁に突っ込んでしまいました。勿体ない気もしますが仕方ないね。

警察のデータベースから身分抹消され指名手配されたヤンが心療内科のリーのもとを頼った際に彼女は白の2002年型レクサス・SC430(日本でいうトヨタ・ソアラ)に乗っていました。
医師は稼いでるという偏見が補強されそう。(小並感)

終盤、ヤンに正体がばれビルの屋上に呼び出された際にラウは黒の2002年型レクサス・RX300(日本でいうトヨタ・ハリアー)で乗り付けていました。やはり稼いでるんだろうなあ。

続いて『ディパーテッド』の方を。

ボストン南部暗黒街のボスであるフランク・コステロの愛車として赤い1994年型ビュイック・ロードマスターが登場しています。要するに『インファナル・アフェア』におけるサムと日産・プレジデントの関係とほぼ同じですが相違点としては序盤において自らがハンドルを握っていることに加え後半の警察との銃撃戦の際は壁にぶつかった後で爆発を起こしていました。
なんていうか結末的にアメリカらしい気はしますwwなお、降りて逃げるのも元ネタ通りですが元ネタが回想を経た後に射殺したのに対しこちらは諍いを経た末に何発も撃っている上にコステロも応戦しようとしてました。

ちなみに序盤においてロードマスターの前に白い1992年型シボレー・シェビーバンが登場していましたがおそらく極秘捜査の為だったと思います。

ビリーに潜入捜査官の任を与えたクイーナン警部がマフィアに甚振られた末に転落死させられた後の銃撃戦の際にマフィアが用いていたのはグレーの1997年型シボレー・エクスプレスでした。
元ネタではセダンなのがミニバンである辺りアメリカらしいといえばらしいです。

そのほかにビリーがクイーナン警部に詰め寄るシーンがありますがそのシーンにおいて黒い1999年型フォード・クラウンビクトリアが登場しています。米国じゃタクシーや捜査車両等に用いられてます(日本でいえばトヨタ・マークII、トヨタ・クラウン、日産・セドリックみたいなもんです)し『TAXI NY』でもタクシーのベース車両に用いられてるので「まあ使うやろうなあ」って感じです。
なおこのシーンは元ネタにおいてヤンがビルの屋上でリョン警視に詰め寄るシーンに対応しますがこちらは池の畔ですし警部の部下であるディグナム巡査部長もいるという相違点があります。

記事は以上ですが、なんていうかどちらも登場車種に国柄が出てるなと感じます。
『インファナル・アフェア』の場合、日本車の比率が多いのは驚きでしたがこれも親日国だからなのかもしれません。あと英国統治国だったからか全体的に右ハンドルです(それも日本車の多さの理由かもしれません)。
『ディパーテッド』の場合、米国車の比率が多いですしこちらの場合「わかるなあ」って感じです。あと、バンタイプが多いですがセダンタイプでも「いかにもアメ車だなあ」って感じです。
まあ一応どちらもそれ以外の国籍の車両も登場してるので一概には言えないんですけどね。
Posted at 2016/11/13 23:00:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ
2016年11月13日 イイね!

『コマンドー』登場車種(ネタバレ含む)

『コマンドー』登場車種(ネタバレ含む)まあネタバレも減ったくれもない気はしますが。
とりあえず、個人的にはこういう突っ込みどころ多彩&荒唐無稽なんぼで力業だけで乗り越える作品は結構好きです。しかも登場人物のキャラとある種の名言のラッシュなので結構楽しいです。


ここから本題です。なお、いつもよりネタに走っています。

序盤の元コマンドー部隊隊員狩りの際、元グリーンベレー兵士のクックがキャデラックのディーラーで「一番気に入ったのは…値段だ」と黒の1985年型セダンドゥビルに乗ってそのまま店員のホレッサをひき殺しディーラーを後にしました。うん、これなら高級車のそれも新車をタダで乗れるな。なお、作中ではその後登場してません。
余談ですが、ホレッサが「車はアメリカで生まれました。日本の発明品じゃありません。我が国のオリジナルです」とクックに述べてましたが、実際はアメリカではなくフランスみたいです。尤もそれは蒸気自動車の話であってガソリン車なら大体の人が突っ込んでるようにドイツですが

主人公で元コマンドー部隊指揮官であるジョン・メイトリックス大佐のマイカーとして水色と白のツートンの1973年型シボレー・K5ブレイザーが登場していました。作中では元同僚のベネットとその愉快の仲間を追うにあたり使おうとするもエンジンが外されていました(結構時間がかかるものなのだが…)が、押し掛けて位置エネルギー車にして追いかけます。が、最終的に横転・炎上しました。

その後死んだはずがトリックで実は生きていたベネットに麻酔弾を撃ち込まれた末に拉致され空港に連れていかれた際には黒の1975年型メルセデス・ベンツ・280SEが用いられていました。やはりアリアス大統領が10万ドルポンとくれたのを元手に買ったんだろうなあ…。ちなみに1985年時点は1ドル200~263円らしいのでそれを考えると釣りは来たのかもしれません。
あと余談としてこのシーンでは例の「I'll be back!」のセリフが聞けます。

のちに大佐と行動を共にする客室乗務員のシンディの愛車として赤い1964年型サンビーム・アルパインシリーズ4が登場しています。ただ作中では飛行機内で死ぬほど疲れているエンリケスから逃げたメイトリックス大佐がコマンドー部隊指揮官時代の同僚であるベネットに雇われたサリーを追跡するにあたりシートを引っぺがされるわショッピングモールでのいざこざのあとにメイトリックス大佐に勝手に持っていかれるわ通行車両に当ててしまうわサリーの車(後述)と接触するほどのカーチェイスをするのにシンディも巻き込まれるわ最後は電柱に激突してお釈迦になるわ…そりゃシンディが「今日は厄日だわ!」と愚痴るのも無理もないですw
なお、過去記事でも述べたように青いのなら『007 Dr.ノオ』にも登場してましたがそれが関係してるかは不明です(多分それと関係なくアメ車らしい外観でいてコンパクトだからという理由でしょう)。

そのサリーは黄色の1969年型ポルシェ・911タルガに乗っています。
やはりベネットからもらった金で買ったのでしょう(なので札束は多いでしょうが小銭は少ないようで)がとりあえず作中ではショッピングモールに向かう際に用いられた後そこでメイトリックス大佐につけられていることに気づいて急いで逃げそこで先述のカーチェイスに発展します。その後山道でメイトリックス大佐が何度かぶつけた挙句斜面で横転させられますがそれからサリーを「最後に殺す」とした約束を反故にして「あれは嘘だ」と放してやった後で元に戻しクックのとまっているモーテルに到達するまで足車に使いました。

そのモーテルでシンディから「2人ともやりすぎ」と評されるほどの激闘の末にクックを倒した(厳密には事故死ですが)メイトリックス大佐は「奴には要らん」とクックの愛車である水色の1976年型キャディラック・エルドラドに乗り換えます。何ていうかクックは本当にキャディラックが好きだったのだろうかw
作中では同車の中から小さい航空会社の情報を見つけたほか、大佐が警察に確保された際にシンディが護送車に横付けした後ロケットランチャーを取り出して護送車に発射していました。

覚えてる分には以上ですがほかに自動車が絡むシーンもなかったと思いますし、もう書くことはないでしょう。
まあ「書かないといったな、あれは嘘だ」ってなるかもしれませんが。
Posted at 2016/11/13 18:21:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 劇中車 | 音楽/映画/テレビ

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