2024年04月29日
ゲームミュージックさえうまく鳴らせれば、他もいけるだろう仮説
ここでいうゲームミュージックとはチップチューン系のことである
まず、音数が少ない
OPNでFM3音+SSG3音
OPNAでFM6音(ステレオ)+SSG3音+ADPCM+リズム音源
OPMでFM8音(ステレオ)+ADPCM+?
まあとにかく少ないわけよ
加えてOPNとかモノラル
いやはや空間的広がりとかそんなものは一切ない
チープかっていえばそうなんだけど、だいぶ幅広い周波数の音が鳴る
FM音源はPCMと違って音量によって波形が変わることもある
生々しさとかもない
エロさとかもない
空間的広がり云々の調整とかされたら原音とは異なるものになる
生々しく、エロさとか何だよって
何も分かってない、って話だ
そんなこんなでHi-Fiなのです
Posted at 2024/04/29 10:53:11 | |
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2024年04月22日
本日(2014/09/27)もまたしても一般人を置いていく話。
チップチューンのゲームミュージックはCDフォーマットで足りているのか というお話です。
足りてなかったらどうなのかって?
CD流してて「あーでもこのチープに感じられる音なのに、CDでの再生では原音に対して劣っているんだよなぁ」とか思って精神衛生上よろしくない、ぐらいです。
CDフォーマットで足りてないの? じゃあ ハイレゾへ! とか堂々と思えるとかそういう話もあります。
まあチップチューンのハイレゾ音源なんてないすけどね。
G.I.M.I.Cの出力はハイレゾになりますが、高ぇよ。加えて元の曲データが手に入らなかったら鳴らせねーよ。
というわけで開始。
今回はマスタークロックに何を用いて、どういう風に発音周波数が決められているかというあたりのお話です。
とはいえFM音源の仕組みどうこうが重要なのではなく、CDフォーマットで足りているのかというあたりが気になるだけですので、今回はPSG音源の高域限界が重要であります。
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PC-8801mk2SR に搭載の YM-2203(OPN) の場合の話
『FM音源スーパーサウンド―PC‐8801 mkII SR/PC‐8001 mkII SR/PC6601 SR/PC‐6001 mkII SR』より
マスタークロックはパソコンのCPUと同じものを使用しているとのこと。
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●FM音源の場合
発音する周波数:Fmusic=F-number*Fsample*2^(BLOCK-21)
マスタークロック:Fm=3.9936MHz
FM音源の場合の分周数:n=6
FM部の基準クロック:Fsample=Fm/(12*n)=166400/3
PC-8801mk2SRの場合の・・・
発音する周波数:Fmusic=F-number*(166400/3)*2^(BLOCK-21)
BLOCK:オクターブを表す3ビットデータ
F-number:音程を表す11ビットデータ
例:
表より オクターブ4(BLOCK)のA音は410H(16進数のH?)
Fmusic=410H*(166400/3)*2^(4-21)=440.104…Hz
になるの?表だと880だけど
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●PSG音源の場合
矩形波が出せるっぽい
発音する周波数:freq=fm/(8*n*Tp)
マスタークロック:Fm=3.9936MHz
PSGの場合の分周数:n=4
Tp…Coarse Tuneを上位、Fine Tuneを下位とする12ビットデータ
freq=124800/Tp
例:
表より ~のとき(忘却)の値は・・・Tp=08DDH・・・(16進数のH?)
freq=124800/(08DDH¥8)=440.989Hz ・・・(¥と8が何なのかは不明)
発音周波数が 1/Tp ぐらいズレていくらしいです。
一番高い音を出したときは半音ぐらいズレるとかで、和音を作るときは注意しましょうとのこと。
PSG音源で出せる周波数の範囲は、30.5Hz(Tp=FFFH)~124800Hz(Tp=1またはTp=0)
ただしSRシリーズの出力回路には混変調を防ぐためのフィルタが入っているので実用は10kHz(Tp=12)ぐらいまででしょう・・・とのこと。
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●ノイズ音源
PSG音源と混ぜるノイズ音源。
ノイズ周波数(ノイズに含まれる周波数の帯域幅):fn=fm/(8*n*Np)
ってのをいじってホワイトノイズやピンクノイズを出せる
帯域幅って言われてもどこを中心にして、なんだろ? それとも0~Npまで?
fn=124800/Np
Np:5ビットデータ…なので範囲は4026~124800Hz
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なんとPSG音源は124800Hzまで出せるようです。
しかも矩形波らしいので正弦波で再現するPCMでは44.1kHzとかではもうなんていうか全く足りてないかもしれません。(聞き取れるかどうかは別の話)
ただし、「出力回路には混変調を防ぐためのフィルタが入っているので実用は10kHzぐらいまででしょう」という表記があるのが気になります。
どうも出力回路の構成(というか挙動。素人なので構成見てもよくわからん)が分からないとCDフォーマットで足りているのかどうかが分からず、という感じです。
20kHzのLPFなんかついてたらもはやCDで足りてるような気もするし。
別の話としては124800Hzをチップチューンゲームミュージックに使ったのかどうかってあたりも・・・たぶん使わないよね。
とはいえ、(実用上の限界らしい)10kHzの矩形波はサンプリング周波数44.1kHzのCDフォーマット(PCM:正弦波で再現)でどの程度再現できるのでしょうか。例によって聞き取れるか、またDA変換後に実際に矩形波がスピーカーから出てたかどうかは別の話です。
まあでも前回、「※FM音源LSIからの出力は、55466Hz/16bitです」ということが分かりましたのでそれさえカバーしていればOKな気もします。
そうこうしているうちに下記のものを発見。
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PC-9801-26 / PC-9801-26K には不具合がある
http://pc-9821nr300.blogspot.jp/2012/10/pc-9801-26-pc-9801-26k.html
>PC-9801-26/26Kは回路設計に問題があり、FM音源部のオペレータより発振されるサイン波の波形が歪んでいる
えー。
正弦波のはずが半波整流です。
>FM音源部の音量が一定を超えない限りは発生しません。
へー。
まあでも88と98の音が違うような気がしたのはこのへんに原因あり?
『FM音源スーパーサウンド―PC‐9801』
ってのが手に入ればその他の詳しいこと書いてありそうだけど。
滋賀県立図書館にないんだよなぁ。
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ZUNの音源を再現するスレ@wiki
http://www12.atwiki.jp/touhousoundfont/m/pages/18.html
NECのパソコン用FM音源の違いについて、やたら詳しい。
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出力云々とあまり関係ありませんが
FM音源講座(pdf)・・・yamahaサイト内
http://download.yamaha.com/api/asset/file/?language=ja&site=jp.yamaha.com&asset_id=45919
Posted at 2024/04/22 08:20:31 | |
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2024年04月22日
本日(2014/09/26)の成果
PC-9801-26K FM音源ボード に使われているFM音源LSIである YM-2203(OPN)
のデジタル出力が分かった。
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http://gimic.jp/index.php?GMC-OPT02%E8%AA%AC%E6%98%8E
>※FM音源LSIからの出力は、55466Hz/16bitです
55466Hzの謎
http://blog.livedoor.jp/ym2608/archives/52470819.html
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まさかのCDフォーマット(16bit/44.1kHz)で足りてないという計算に。
当時CDだと音が丸くなるな(高域が足りないな)とは思ったのですが、このせいだったのかそれともマスタリングによるためだったのかは不明。
あとSSGは110kHzという情報もゲット(2ch)
ってことはハイレゾフォーマットの96kHzでも足りないという計算に。
16bit/192kHz なんてたぶんないから、24bit/192kHz とか?
でもG.I.M.I.C.(FM音源のチップを載せた基盤。末期のFM音源マニア御用達。高い。)から録音とかでしか鳴らせないorz
それ以前にそのフォーマットでチップチューン鳴らすのかよ・・・
そしてデジタル出力後のDACは昔は結構バラつきがあったとか、また回路設計的な話(たぶん)で、ピュアな音になっていたかどうかは不明。
・D-Aコンバータの特性ばらつき
http://www.cqpub.co.jp/dwm/contents/0089/dwm008901280.pdf
と言っても当時はそれを聞いていたわけなのでそこは気にしません。
注:上記kHz表記は再生周波数ではなくサンプリング周波数といいますか、デジタル出力の周波数です。再生周波数は1/2を掛けてください。
例:CD(44.1kHz)は高域が22.05kHzの正弦波まで出せます。下限の20Hzぐらいが計算上どうやって決まっているのかは分かりません。
Posted at 2024/04/22 08:16:57 | |
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2024年04月15日
チップチューンゲームミュージックとカーオーディオ
どっちも結構ニッチだよね!?
もちろん世代にもよるんだけど、カーオーディオやっててチップチューンゲームミュージックに出会って「結構いいじゃん」なんてことはまずあり得ない。
元からチップチューンゲームミュージックが好きな人がカーオーディオやるってのはワンチャンあるかもしれない。
どこまでをチップチューンゲームミュージックというかにもよるんだけど、「ザ・スキームいいよね!?」なんて言ってくるのは元からズブズブな人
はっきり言えば同類というか仲間。
リッジレーサー4いいよね、ってのはあるかもしれないが、チップチューンかっていうと分からない。
そのリッジレーサー4もだいぶ昔のようです。
まあそのチップチューン系ゲームミュージックを原音っぽく鳴らすのが玄人好みの鳴らし方。壮大にとか、空間を広大にとか、生々しくとかではない。
というのは、元々原音ってのがゲーセンで鳴ってる音だったり、あるいはPCで鳴ってる音だったりするからだ。生々しくってなんだよっていう話なわけよ。後者とかスピーカーものすごくちっちゃい。いやそんなの金かけて鳴らすものじゃないし、一緒でしょとか思うかもしれないが、少なくともタイムアライメントはバッチリ合ってないといけない。大事なのは音色。ここで言う音色ってのはFM音源とかの音色。おんしょく っていうヤツ。
タイムアライメントをずらしたりして空間的広さを出されても困るわけだ。
こんな感じにして欲しいとか言ったところで相手がどんな感じなのか知ってるわけもないので伝わらない。
ウルフチームのFM音源は聞き続けるのがイヤになるようなうるさい感じで、テレネットは〇〇な感じ(いやそのね、なんとも言い難いのです。なので伝わらないの)で、GLODIAのエメラルドドラゴンのOPはほわほわした感じで、T&Eはショボく、ファルコムはまあファルコムっぽく、古代祐三はそういう感じで…namcoはnamcoらしく、IREMは無機質な感じで…
ウルフチームを柔らかく聞きやすい感じなんかにされてしまったらたまったもんじゃない。他社の楽曲とかもわっとしてしまうじゃんかよ。
すると、結局Hi-Fiならいいんじゃないかなとか思うわけで。
これに加えてアレンジバージョンとかが出てくるわけだ
でも、結局Hi-Fiならいいんじゃないかなとか思うわけなのさ。
というわけで原音を目指すのです
Posted at 2024/04/16 23:05:21 | |
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2024年04月13日
川崎で行われたカーオーディオのオフ会に行って来ました
正しくはオンでもよく知らないというよりもどちらかというと全く知らない方達のオフ会に御厚意により参加させていただいたが近いです
電車で仕事に行ったときですので、当方の車はありませんでした。
感想としましては、オートメッセよりも上な感じがしました
その中に音圧系の方がいて、衝撃を受けました
低音がバシバシ来て車内はいわばライブ会場です
自分は耳(の耐久性)がそんなに強くないのでライブ会場に行ったときと同じでやられてしまうのですが、なんか気持ちいいってやつです
耳で合わせている方、オートTA&イコライザーで合わせている方、オシロスコープで合わせている方、色々でした
耳は高性能だけど、客観性や普遍性といった点では信頼性に疑問が残ると自分は感じているので、まずは(ベースは?)測定器でなんとかしたいなと感じております
最近はアニソン等も市民権を得てきているようで、それぞれ色々な楽曲が流れてました
さすがにチップチューンゲームミュージックの楽曲はありませんでした
ゲームミュージック談義はできなさそうということで、その点で言えば違うかもしれませんが、今度のこのアニソンいいよね、とかならいけるかもしれません
自分はニッチな道で育ってきたと思っているのでコアな部分は難しいかも?
あんまりオタに見えない方でもアニメ見るようになってきたのですね
まあ毎期あれだけ放映されてたら好きな作品もあるかも
世紀末シートがだいたい載ってたのが面白かったです
そし毎度のことですがハンドルネーム覚えていませんwww
Posted at 2024/04/16 22:46:24 | |
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