大陸製、テールゲートLEDテールランプの装備-1
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
eBayを閲覧して以来、テールゲートガーニッシュのメッキ部分のブラックアウト化を検討し始めました。
自分でやるならクロームメッキのガーニッシュを外してウレタン塗料やラバーペイントで塗装する事になるのですが、多忙な事と気温の低い冬期に屋外塗装は無理なのでこれらは見送り。部品交換する方向で検討しました。
入手可能な既製部品の中で選択肢を考えると次のいずれかになります。
1. GG3W PHEVブラックエディション用ブラックメッキ
2. 大陸製のピアノブラックのガーニッシュ
3. 樹脂カバーがスモークの大陸製LEDテールランプ
1.はディーラー、2と3はブツが国内販売されていない為、eBay等の海外サイトで入手と言う事になります。
2
現実的にパターン1か2が無難か?その前に費用を確認しておかないと。1はディーラーに見積ってもらうとバラツキがあるが¥22,000前後。樹脂パーツ側の車体色の都合?
2,3はeBayアプリで平均的な相場を確認。2は円換算で¥15,000〜20,000で送料は出品業者によってまちまち。業者の利鞘次第って事ですね。
3は出品業者によって樹脂レンズ部が赤い物とスモークの物があり、今回はブラックアウト化が目的なのでスモークの物を検索。出品されているほとんどの物が¥35,000以上で、送料はこちらもまちまちで平均¥7,000。単価がピアノブラックの約2倍するのは、LEDの電飾があるので妥当なのかも。
スモークLEDの中に一件だけ送料込みで¥30,000を切る$193(購入金額から計算したレートで¥29,691)の物があったのですが、発送元が大陸の◯uhan。だから安い??
eBayアプリのオファー機能で値引き交渉(と言うかこの値段なら買うと言う提案的な感じか?)出来る様なので、遊び半分で$160(¥24,615)の交渉すると、意外にもアッサリ通ってしまったのでそのままの勢いで購入手続きしてしまう。
レートに約¥5/$1の手数料乗せられていましたが、送料考えると実質¥18,000前後で割安感があるし、装備例が無さそうなのでワンオフっぽくてエエかもと思う事にする。車検の事は…後で物見て対応を考えよう。
3
ブツは意外にも早く、ポチってから1週間で到着。送付元の都合、着荷後箱も中身もしつこくアルコール吹きしました。
梱包を開けると…箱の中にはブツのみで取説は無し😭。購入先業者には一切情報なく、同品を取り扱う他業者の情報では“取説はないので、装備はプロの手で行う様に“と書いている。全くもって大陸あるあるのエエ加減さやわ💢。
4
実体が全く解らないので、電線を一本ずつ繋いで確認。LEDだから逆接でも点灯しないだけだと黒い電線がアースという大前提で、手持ちの12V電源に電線を接続して作動確認を行い、電線色毎のLED点灯機能の詳細が解りました。
赤:ブレーキランプ(写真:接続で即点灯)
白:テールランプ(妙な動きの後、ブレーキより少し暗く全点灯)
黄:右ウインカー(シーケンシャル点灯)
青:左ウインカー(シーケンシャル点灯)
黒:アース(予想通り)
輝度(明るさ)はテールランプ<ブレーキランプ=ウインカーで、点灯の優先順位はテールランプ<ブレーキランプ<ウインカー。ウインカーは電源ONでセンターから外にシーケンシャル点灯しますが、全て点灯するとOFFになるまで点灯状態保持(つきっぱなし)でした。
確認ついでに各線の点灯時の消費電流も確認しておきました。
赤:約380mA
白:約200mA
黄:約215mA
青:約250mA
黄+青:約380mA
シーケンシャルウインカーは点滅でなく全点灯状態で確認。左右でバランスが違うのは内部抵抗の誤差絡みなのか?黄+青の結果も単純な足算でなく、ブレーキと同等なのも内部回路の都合なのでしょう。
5
白線は通電すると両サイド外側のLEDから順次点灯し、全点灯して中央から順次消灯してから全点灯するという点灯パターン。輝度は良いのですが、昭和のパチ屋のネオンサインの様な点灯パターンが鬱陶しい(個人の見解です)。単純なON/OFFに切り替える事が出来ないのでこの電線は封印。
ブレーキラインの輝度を落としてテールランプ化させるため、抵抗を入れて確認すると100Ωでは全く点灯しなかったので、それ以下の小さい抵抗で確認すると10Ωでは200mA、22Ωで約130mA。44Ωで74mAで薄らと点灯しましたが、50Ωでは約67mAで点灯せず。
逆流防止用の整流ダイオードを入れて確認するとダイオードのみで約315mA、10Ω抵抗を直列に接続すると約160mA。
逆流防止ダイオードと50Ωの可変抵抗を通してブレーキラインに接続すれば、車両のテールランプの輝度に合わせて調整可能に出来そうです。
6
シーケンシャルウインカー機能は点灯色が赤のままなので、ウインカーとしては使わない事にしました。
7
ブレーキラインの回路と共にLEDテールランプ用コントロール基板を作成しました。電源はバッテリーです。
車両のイルミネーション電源系をブレーキランプ回路に接続し、その輝度調整用に2Wの可変抵抗を準備しコネクター接続。
LEDテールランプのアース線を一度この基板に接続し、押しボタンスイッチを介して車体アースに接続させて、LED点灯機能のON/OFFを可能にしました。また車内からテールランプ機能のみON/OFFする為のスイッチ回路も取り付けました。
また気が変わってブレーキ全灯化をさせた場合も想定して、ブレーキ回路も準備しトグルスイッチで輝度を明暗2パターン選択可能にしています(逆流防止ダイオードを入れた理由が実はコレ。使うかどうかは知らんけど)。
8
LEDテールランプの電線はそのままでは長いと思ったので1mに調整し、装備時の事を考慮して電線の中間にギボシ端子を取り付け、コントロール基板側には5ピンコネクターを取り付けておきました。
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