純正アルミホイール補修

3月も後半になりスタッドレスタイヤから夏タイヤに交換を始め、タイヤ重量の軽い妻のシエンタを先に交換、いざ自車と思ったところでガリ傷修理をしていない事を思い出しました。

傷は以前実家に行った時に車庫入れしていた際に、飛び出していた隣の石垣の角でやらかしたリムでなくスポーク部に出来たガリ傷です。先日タイヤを購入した時に別のホイールにも小さなガリ傷があるのを見つけていました。

純正ホイールですがアクティブギヤ用は黒塗装なので何とか目立たなくしたいところ。他の傷はタッチアップで何とかなりましたが、この傷は深めなのでタッチアップの塗膜だけでは無理そうな感じです。

今回はSOFT99のアルミパテを使用してみました。

メーカーのWebによると"弾力性に優れ、走行中ホイールに加わる振動・衝撃を吸収して、パテの割れ・ハガレを防止します。"との事なので、これを使用してみます。

主剤は既にアルミ色に着色済み。これは確かにアルミホイールや同系色の金属以外では使いにくいかも。

主剤と硬化剤を3:1の比率で混ぜ合わせます。
一般的なエポキシ樹脂パテの混合比は1:1の事が多いのですが、この違いに秘密がありそうです。

傷の周囲をテープで養生してパテを盛ります。これで一晩放置します。

パテ硬化後、600番の耐水ペーパーで水研ぎし、養生し直してからタッチアップペイントブラシで塗料を乗せ、換装後に模型用神ヤス!（スポンジ研磨剤）とコンパウンドで整えます（例によって、途中作業の写真がありません）。塗膜が薄いため、パテのエッジが露出しやすい為何度かやり直し。

仕方がないのでやりたくなかった時間と手間が更にかかる方法に方針変更。パテ部を600番で再研磨してほぼフラットにしてみる…。

当然（予想通り）エッジの塗膜が剥げたので、1度自車の車体色X42アメジストブラックPのスプレー缶塗料を吹いてみる。色味は良さそうだけど、一部弾いてしまったのとパテ部のザラつきが気になったので、一度塗料を落としシリコンオフを吹いて脱脂してから白サフで下地作り。乾燥後、2000番から順に10000番まで神ヤス!で優しく水研ぎして最後に0.2ミクロンのコンパウンドで鏡面仕上げして下地を作りました。

養生し直してからスプレー缶とタッチアップ塗料を模型用ラピッドうすめ液で溶いた塗料でエアブラシの併用コンボで再塗装。

塗料乾燥後に1ミクロン→0.2ミクロンのコンパウンドで鏡面仕上げ。パッと見て解らないくらいには出来たかと。
この辺りが私の技量の限界の様なので、ボカシを吹いてからクリア吹きして終了。

天気と修復作業の都合、肝心のタイヤ交換は来週以降になりそうです。