LED照明のレンズ内落下対策
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
車内の照明をAmazonで購入した大陸製アウトランダー用COB面発光タイプのLEDに交換しています。
明るくて良いのですが、車体側の両面テープ貼りしろ面積が少ない為、何度貼り直してもレンズの中に落下してズレてしまいます(写真は運転席のランプ)。
特に後席とラゲッジ用は固定用の台座すら取り付けられないのでLEDのアルミフレームに両面テープを貼って、レンズ側に貼り付けてわざと落ちた状態にしてズレ防止する始末でした。
このLEDの落下対策について検討する事にしました?
2
LED付属のスプリングで伸縮するT10マクラ型ソケットを、φ10の電線固定用クランプのクランプ穴に通してLED裏に貼り付けて裏側の電線を纏めてみたのですが…。
3
いざ嵌める段階になるとT10ソケットの伸縮機構がアダとなり、車体側のクランプにスッと取り付けにくく、また嵌ってもきれいに位置が定まりきらないのでこの案はあえなく却下。
4
仮接続のつもりで色々やっている途中でリヤシート側のLEDを壊してしまいました。
代品として信玄のCOB面発光LEDを購入。
付属のT10マクラソケットの構造が大陸製と異なり伸縮機構はなく、電極の付いた基板にLED接続用コネクターが付いています。伸縮ソケットは便利ですが車体の受け側クランプの構造から考えると、断然こちらの方が私好み。それにLEDの位置決めや固定もやり易そう。
試しに車体に取り付けてみると嵌めたT10ソケットが結構自由に回りましたが、COB LED裏面のコネクターの取り付けや固定方法を工夫すれば良さげな感じでした。
同じ様なT10ソケットを作成すれば何とかなりそうな感じです。
5
COB LEDの裏側にコネクターをどう固定するか考え、当初はメスのコネクターをエポキシパテなどで固定しようと思ったのですが、オス側への差し込みの事を考えると一撃で壊れそうなのでボツ(手元に90度タイプのメスコネクターがあったら良かったのですが)。
容易に入手出来て都合良く固定出来そうの方法を色々と考え差し込んだコネクターを挟む事を思い付き、使えそうな既製品を探してホームセンターで見つけたのがこのELPAのコードキャッチのデルタ型。長さ約24mmの物が6個のセットで金額も¥200前後。ポリ塩化ビニル製で透明の物の方を選択。
試しにコネクターだけ挟んでみると、ガチガチに硬くないので、挟んだ部品が割れる事はなさそうで期待が持てる感じ。
6
照明のスイッチをOFFにしてから装備している大陸製LED照明を外し、伸縮ソケットの両端の電極を外して再度改造開始。T10マクラソケットから両端の電極を引っこ抜きます。
今回はユニバーサル基板を25mm × 10mmに切ったものを3枚用意し、電極が差し込める様両端をヤスリで現物合わせで削ります(今回は図面描かず)。
基板の中央に3ピンオスのコネクターを半田付け。また基板の裏側でコネクターの1-3ピン間にゴースト点灯対策用ダイオードをアノードを1ピン、カソードを3ピンに半田付けします。LEDの+側を接続する1ピンに赤、-側の3ピンに黒のリード線を半田付け。
続いて硬化開始が5分タイプのエポキシ接着剤を付属のヘラで電極の内側に入れて基板に固定。接着剤が固まってから電極に赤黒のリード線を半田付けしました。
自作ソケットの長さは約32mm。市販のT10電球の寸法が約31mmなので気持ち長い感じですが+1mmは許容範囲内。
7
LED側の電線に1赤3黒となる様にメスコネクターを取り付けます。
COB LED裏に貼られた両面テープでは、構造的にしっかりと貼り付けられないので、土台としてクリアファイルの切れ端を貼り付けます(写真は剥離紙を剥がす前)。
コードキャッチを幅約12mmに切り、コネクターに噛ませておきます。
8
車体側のクランプにT10マクラソケットを+/-を合わせて取り付けます。コードキャッチの両面テープの剥離紙を剥がして、COB LEDの位置決めをして貼り付け。
取り付け時にコードキャッチが外れると、結構嵌めにくいのですが、断然収まりが良くなりました。
9
リヤシート側も取り付け。フロントより取り付け部が狭く奥行きが少ない為、レンズ裏面にギリギリの高さでした。
対策前は両面テープをLEDのアルミフレームに貼って両面テープレンズに固定してズレ防止していたので、それを考えるとマシかと。
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