2018年に購入したDUNLOP WINTER MAXX 02。現在の走行距離が120,000km超で購入当時の走行距離が25,000kmだったので、4シーズン使用して冬場だけでおそらく50,000km前後は走行したと思われる。この4年の間は当時住んでいた釜石~盛岡、実家との往復であったり、営業を一時期やっていたのでセールス活動の足として釜石市内、上閉伊・気仙地域と遠野・住田地域を走り回っていた。
タイヤを観察すると、さすがにトレッド面は摩耗と硬化が進み、パターンブロックに細かくヒビ割れが生じていた。一部グリップパターンの溝が消えている所もあった。舗装によってはロードノイズも酷かった。これだけ使ったらもう十分だ。次の冬は新しいスタッドレスタイヤを買おうと決めていた。購入先は付き合いもあってディーラー一択。他も見たらキリがないし。
いつもお世話になっているディーラーで国産各社のスタッドレスタイヤ価格表をもらう。今夏も価格改定で値上がりし、年内はこの価格で売ります!とのこと。毎年のように6~8%ほど値上がりし、同サイズで一番安いタイヤも車検が一回できてお釣りがくるくらいのビックリするような価格になっていた。原材料の高騰や生産コストの上昇など情勢を考えると仕方ないか。価格を維持しようと変にコストダウンして品質を落とされるのも困る。覚悟を決める。
欲しいサイズは215/50R17。タイヤはケチりたくないが安いに越したことはない。で、もらった価格表の中で一番安かったのがなんと今持っているのと同じDUNLOP WINTER MAXX 02(笑)まだ売っていたのね。2016年の発売で最早ロングセラー。耐摩耗性やトータルバランスの良さは4年使って十分わかっている。雪上・氷上での実力も真冬の遠野を幾度となく走って確認している。ディーラーはDUNLOP推しで担当者にはWINTER MAXX 03(2020年発売)を薦められる。こちらは耐摩耗性を少し犠牲にしてでも氷上性能に特化させたとのこと。価格もWINTER MAXX 02に対し32,000円プラス/4本と割高になり工賃を足すと20万円いく(;゚Д゚)。東北住みだが、積雪の少ない沿岸部に居てドライ路面を走ることが大半なのでやはりWINTER MAXX 02のほうが使用環境に適しコスパが良く、勝手知ったるタイヤなのでリピート購入することにした。WINTER MAXX 03推しの担当者も最後は「使い慣れたタイヤが一番よ」と言っていた。
みんカラでレビューをするにあたっては面白くない展開だが、物価上昇の波は避けられず、クルマにばかりお金をかけるわけにもいかない。DUNLOP信者ではない(しかし振り返ればDUNLOPをよく履いている)し、別の製品を試したい気持ちもある。でもこれまでの実績と使用環境の中で良いと思ったからリピートすることにした。整備士時代に一番売ったのもWINTER MAXX。もちろん概ね好評(笑)そして一つ言えることは各社スタッドレスのセカンドグレードは、かつてはトップグレードのタイヤだったわけで決して劣るわけではない。(生産工場の変更や公表されない仕様変更はあり得るが)
と、いうわけで今年の冬も新しいタイヤでドライブを楽しもう♪
Posted at 2023/10/08 22:39:05 | |
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