2011年05月09日
M3が旅立ちました
こんばんは、連休はどこも長距離移動をしなかったのに何故か走行距離が1200kmも進んでしまったASKです。
タイトルが捕らえ様によっては誤解を招きかねないので先に明言しておきますが、事故ってませんよ?(笑)
M3が旅立ったのは僕の元に来て満4年、2回目の車検を満了したため予定通りボディ補強の旅に旅立ちました。
ボディ補強と言っても、実はボディの作り直しに近い作業になります。
基本的なコンセプトは
「パイプフレームをモノコックボディに載せる」
というコンセプトです。
基本的なイメージは某マンガの黒い怪鳥号に近いイメージなのですが、あれの大分貧乏バージョンと思ってください。もちろん外装はカーボンじゃなくて鉄板です(笑)
通常ロールバーを組む場合、フロアやホイールハウスなどに充て板を追加しネジ止めして、乗員保護だけでなくボディ強度も上げるためにピラーなどに共締めしていくという手法をとります。
つまり、モノコックボディにロールバーが「乗っかっている」イメージです。
今回の補強ではロールバーの根元はボディではなく、前後メンバーに落とす形をとります。
つまりフロアを貫通しボディの内外でパイプフレームを形成し、そこにメンバーをマウントするという考えです。
そのため元からあるモノコックを強度部品と考えないため、超重要な強度部であるピラーやサイドシルなどをガンガン切開してパイプを埋め込んでいきます!
この仕様にする事の最大のメリットはパイプならではの強度を得る事ができる事と、クソ硬い足を組んでもキチンと動かせるようになることです。
逆に最大のデメリットは通常であれば修復できるような事故であってもほぼ1発廃車になってしまいます。デメリットの次点としてはコストがとてもかかることでしょうか(汗)
最終的にはコンセプトとコストの落としどころを探りながら仕様をツメて行く事になると思いますが、とりあえず現時点での青写真はこんな感じです。
一応、完成には6ヶ月~9ヶ月くらいとボスに言われていますが、個人的には年内には厳しいんじゃないかと踏んでおります(笑)
途中経過はこまめにアップして行きたいと思いますので、変態な方々は楽しみにしていてください!
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シャーシ | クルマ
Posted at
2011/05/09 00:04:42
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