こんにちは、めずらしく休日の日記更新です。
少し前の事にさかのぼってしまうのですが、最近またやらかしてしまいました。
僕と付き合いがそれなりに長い方なら大方想像はつくでしょうが
最近ラテン車or刺激のあるターボカーが欲しいとのたまっていましたが
やはりやってしまいました。
それが写真の変態グルマの終着点、アルファ166です(笑
ホントはRB26もかなり欲しかったのですが、M3を抱えたまま
下手をすれば家(中古物件)と引き換えになってしまうかもしれない
RB26搭載車に手を出す事はさすがに躊躇してしまいました。
根性なくてスンマセン。。。
このクルマ、アルファロメオの旗艦的位置づけだけあって
156GTAの様な刺激的なキャラクターではないのですが、そこはやはりアルファロメオ!
ジェントルな中にもシャーシのスポーツマインドとエンジンを回す気持ち良さが随所に散りばめられており、
普通に乗ってもよし、ちょっと元気に走ってもよしと中々いぶし銀的な味付けのクルマです。
エンジンは魅惑の3リッターV6。今となってはスペックも凡庸なエンジンですが
その存在意義はパワーや効率ではなく、ただただエンジンを回す快楽のためだけに存在します。
シャーシの味付けはフロントのジオメトリが物凄いバンプトーインに設定され、前荷重で速度を乗せてコーナリングすると、この巨体からはおおよそ想像のつかない激しいイン巻きの挙動を見せるのでとても楽しいです(笑
しかし、唯一の難点は静か過ぎる純正マフラーと豪華すぎる内装のおかげで、エキゾーストサウンドが全く聞こえないところでしょうか・・・
それを補うためにBMWとアルファロメオに共通する点としては、車内をすごく静かにしなければならないアッパークラスのサルーンであっても
エンジンノイズはバルクヘッド越しにうまく伝えてくるところですね。
このクルマで最も評価できる点は、ブレーキとATミッションのロックシーケンスです。
ブレーキキャリパーには「Alfa Romeo」と書かれていますが、コイツの正体はブレンボ先生で、1.6トンを超える166を「コレがノーマル!?」と驚かされるほどの制動力があり、ペダルフィーリングもとても良いです。
フィールも初期制動力もサーキット仕様のM3より素晴らしくとても腹立たしいです(笑
また、もう一つの美点であるZF製4速ATミッションは3速と4速にロック機構を持ち、最近の多段ATに比べると荒さはあるものの非常にロック動作が素早く行われ、感覚的には「身体障害者用マニュアルミッション」という感じです。
一度ロックが入ると、アクセルをフリーにしてもロックをキープしたままだし、減速時にブレーキを踏むだけで1速までキチンとシフトダウンしてくれます。
MTミッションで減速時にシフトダウン癖のある方にはとても楽しいATミッションですが、国産ATから乗り換えると減速時に必ずシフトダウンを行うため、ブレーキの踏力が一定でもシフトダウンのたびにエンジンブレーキが強くなり減速Gが一定に保てなく乗りづらいかと思います。
とりあえず大まかなインプレとしてはこんな感じです。刺激や走りとは一切縁のないクルマですが、しばらく楽しめそうです。
そして現状、クルマが3台になってしまいとても困っています・・・(汗
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サプライズ | クルマ
Posted at
2011/04/09 17:50:57