コンビネーションスイッチの修理(ワイパー側)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
アップガレージ町田総本店に向かう最中での出来事。。。パラパラと雨が降り始め、ワイパーのミストを動作させようとレバーを下に倒すと、パキッという音と共にレバーが戻らなくなってしまいました。
コンビネーションスイッチのワイパー側が突如、寿命を迎えたようでした。
破片がどこかに挟まっているのか、ウォッシャー液の噴射ができなくなり、これでは困るので修理することにしました。ビートではあるあるの故障みたいです(-。-;
まずはステアリングハンドルを取り外します。真ん中のエンブレムが取り外せるので、ここから十字レンチを突っ込んでナットを回します。この時ハンドルはセンターにして、スプラインのズレが起きにくい場所を記録しておくと無難です。
2
コンビネーションを取り外すためには、メーター類も外さなければなりません。少し面倒ですが、ビート乗りの方はこの辺の作業はもうお手のものかもしれません。笑
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赤で囲ったところのネジを2本外し、裏側に接続されているコネクタを3つ抜けば取り外せます。コネクターは素手で外すのはきついので、マイナスドライバーで少しだけこじって抜き取りました。
4
早速バラしてみました。取り外すと同時に部品がパラパラと出てきてしまいました。
意外にもグリスは生きてる感じでしたが、明らかに破損したっぽい部品がありました。
5
やっぱり折れていました。幸いにも、破損した部品は全て揃っており、接着すれば問題なさそうだったのでこのまま修理することにしました。
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結構な圧力が点でかかる部分ですが、かなり肉が薄い作りのようです。これではただ単に接着しただけではすぐに再発する恐れがあるので、ティッシュペーパー+接着剤の荒技で肉厚仕様にしていきます。
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世の中にはこんなにも便利な接着剤が数千円で販売されています。好奇心で購入したまま放置していましたが、今回使用してみることにしました。しかし、今回のようなツルツルの面に使用すると剥がれてしまう可能性があるので、まず初めに瞬間接着剤で下地を作ってからレジンを使うことにしました。
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ざっと、こんな感じに仕上げました。レジンを垂らし、ティッシュの切れ端を浸して硬化、その上にレジンを垂らし、ティッシュの切れ端を、、、のループを飽きるまで繰り返して、なんとかここまで分厚くできました。ここまでやれば、もう破損する心配はないかと思います。笑
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それと、補強を加えた部分に点で圧力をかけてくるこのスプリング。レバーの定位置を保持するためのものですが、明らかに硬い感じでした。これでは受け手側もこの白い部分もかわいそうなので、スプリングを物理的に短くして弱くしてみました。長さでいうと4ミリくらい短くしてました。
こうすることで、稼働部のストレスはだいぶ低減されたように思います。操作感はあまり変わりませんので、誤作動を起こすようなこともないと思います。
これにて修理は完了です。
ウィンカー側は不調はありませんが、稼働部のグリスアップだけはしておきました。これでひとまず安心です。
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あとはステアリングハンドルやメーター類を元に戻して完了です。
ちなみにうちのビートさん、このホーンボタンの爪が弱っていてアイドリングや走行中にカタカタうるさいので、このようにビニールテープを数周巻いて差し込んでます。とても静かになるので、悩まれている方はおすすめです。
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