ルーフ断熱マット貼りつけ(後編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ルーフ内張を取り去った天井裏をリアゲート側から見ます。
予想通りルーフグリップの台座はかなりの上げ底です。それで稼いだ空間はサイドエアバッグに占領されていました。
2
後席右側から。後席の横梁にはエアバッグ用らしい電気コードが渡されています。後席側は前席に比べてなんか頼りない感じ。ルーフの鉄板も縦に折り目が入って補強されているけど,これじゃあ雨音などはかなり大きいだろうと予想してしまいます。
3
前席右側から。補強の横梁は中央の物が1番大きく,ルーフ内張パネルはそこにクリップで直接取り付けられるようです。その前の梁はすぐ近くに薄く渡されています。それほど補強の役に立っていない感じがしますが,前席乗員の安全確保と音対策かな。さすがにフロントの梁は頑丈そうですが,中央の梁はBピラーに剛結されていないようです。うーん転がることはまず無いと思うけど・・・・
4
使用した断熱材は,
ONKYOU 断熱材 遮熱 防音 吸音材 フォームマット 車ドア エンジン屋根 断熱 保冷 汎用 50×200cm 厚さ10mm 2枚セット ¥3,600 税込
です。上を見れば切りがありませんが・・・スポンジの厚さに期待。
5
前席左側から貼っていきます。
幅50cmだと一人作業には都合が良い。
とりあえず中央の梁の前まで。張り付きは悪くないのですが貼りなおすとウレタンがボロボロと剥がれるので一発貼りに努めました。横角の部分は細く切った断熱シートを接ぎ貼りしました。
6
次に前席右側を同様に作業。
中央の梁は直接ルーフ内張パネルが接触するのでむき出しのままです。ルーフの鉄板とは硬質ウレタンらしい素材の物で接着されているのでそんなに熱くはならないでしょう(希望的観測?)。
7
前席上の梁は直接緩衝材と当たっていましたが多少パネルがふくらんで下がっても良いと思い,断熱シートで覆ってしまいました。ルーフコンソールの上の隙間にもできるだけ断熱材を入れこんでいます。
8
続いて後部左側→後部右側と作業。リアゲートの横梁前までを覆い尽くしました。
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後席右側から。
後席の横梁も覆ってしまいます。
この後,逆の手順でルーフ内張パネルを戻しました。断熱シートの厚みの分(数ミリ)パネルが下がっていますが体感は変わりません。
昨日と本日も直射日光はほとんど差していないので効果は確かめていませんが,薄曇りの中では天井が熱くなることはありませんでした。真夏になったらレポートします。
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7/2 猛暑の日。屋根断熱の効果を数値化しようと実験です。
我が家の駐車場はYKKapのカーポート。
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屋根材はポリカの遮熱パネル。
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ルーフの鉄板の温度を測ろうとしたら非接触体温計ではHi表示。50度越えということらしい。
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日陰の気温は30度。
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前席頭上の純正および追加ルーフ断熱下内張の温度は37度弱。
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ところがセンター断熱なしの大梁下は38度。この梁はルーフの鉄板に直接貼りつけられているわけでは無く,ウレタンの緩衝材で貼り付いていて,2mmくらいの隙間があったのですが・・・隙間に断熱シートを押し込めば良かったか?心配が現実のものに・・・
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つづいて太陽直下に移動してルーフ上の気温を測ると34度。
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10分後の室内は,36度。
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この時の前席頭上天井は37度越え。
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センター梁下はなんと40度弱。
2度以上上がりますね。
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エアコンON10分後。
室温は25度。吹き出し口前の前席背もたれ。
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前席頭上天井32度。
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センター梁下36度。
実験の結果,直射日光を受けたルーフ鉄板は直接触れないほどの高温で,断熱シートが無いパネルの下はやはり40度以上にはなってしまうらしい。断熱シートはかなり温度上昇を抑制してくれるということが解りました。
体感的にも天井からの輻射熱を感じることが無くなりました。代わりにダッシュボードの輻射熱がすごいことになっていますが・・・・ダッシュマットが無ければきっとモットひどいことになっているのでしょう。
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