トヨタ(純正) ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus  

レビューでは無く、自分のまとめとしての使い方の説明です。
私としては3種類のナビがあります。
(1) ディスプレイオーディオ内蔵コネクティッドナビ
(2) ディスプレイオーディオでApple CarplayしてGoogle map
(3) iPhone上でGoogle map

(1)のメリット：画面が大きい、メーターの液晶やHUDに方向指示矢印が出る、ノアの先読みエコドライブが機能する（目的地設定しなくても機能する？）、ルートは安全性重視の大きな通りへ誘導。VICSやETC2.0情報の表示。
(1)のデメリット：入力しづらい。五十音表面倒、音声認識遅い、曖昧検索に弱い。高速でも直前まで右車線か左車線か教えてくれないような。
(2)のメリット：最速ルートを教えてくれる。音声認識は優秀。大きな画面で見られる。シンプルな表示。混雑状況がわかる。
(2)のデメリット：安全のためピンチ、スワイプ等を受け付けない。iPhone側には文字ベースの次の交差点の情報しかでない。メーター、HUDに矢印表示しない。
(3)のメリット：目的地設定が楽。拡大縮小スクロールが自由自在。混雑状況がわかる。
(3)のデメリット：画面が小さい。メーター、HUDに矢印表示しない。

ということで、(1)と(3)を使い分けることにしました。
となると、Carplayは不要になります。
Carplayから普通のBluetooth接続に切り替えると、音がスッキリ？Carplayのほうが低音部に厚みがあります。迫力が出ます。ただ、私の環境十分な低音が出るので、過剰というかブーミーな感じも受けます。
有線CarplayだとApple losslessなのかな？無線Carplay、前使っていたATOTOはBluetoothに加えて勝手にWifiでもコネクション貼ってくれていました。でも、Wifiは未接続のまま。どちらもBluetoothで接続プロファイルが違うのか、エンコードしている場所が違うのか、どうなんでしょう？

話が逸れましたが、Carplayを使うためには、ディスプレイオーディオ側とiPhone側の双方ともCarplayを有効にする必要があります。Carplayを解除するためには、とりあえずディスプレイオーディオ側でオフにすれば解除になりました。

で、(1)の目的地設定の使い勝手の悪さへの対応ですが、iPhoneの場合は、moviLinkというアプリを使いますが、ちょっと戸惑いました。

moviLinkから(1)に行き先を設定するためには、
(1A) Carplayをオフにすること！以前できたのに、最近できないと思っていたらコレでした。
CarplayがオンだとmoviLinkを起動しても画面が横向きになり「安全上の理由からロックされています」みたいな表示で何もできなくなります。
(1B)メニュー内の「車と連携」をしないこと。これにより「おでかけプラン」の共有になりますが、これはリアルタイムには反映されません。メニュー内のログアウトにより連携を解除できます。

これによりmoviLinkでも遅いですが音声認識もフリック入力も使えて、ディスプレイオーディオに行き先を転送できます。

上述「おでかけプラン」の共有はMyTOYOTA+アプリでもできます。iPhoneのホームボタン相当のバーに邪魔されて見づらいですが、中央最下端に「ナビ連携」ボタンがあります。

おでかけプラン：車に乗る前に、車の外でルートプランを決めて、事前に送信しておく。Connectedサービスの一つ。
moviLinkの送信：車に乗っている時に、Bluetoothで接続したナビに行き先を送る。Connectedではない。

おでかけプランは車に乗っている時でも送信できますが、いつ反映されるかわかりません。一旦エンジン切ればすぐに反映されるのかな？少なくとも走行中は反映されず、困りました。