ブレーキ鳴き止めパッドグリス ~噂のワコーズ、その効果はいかに!!~
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
【前置き】
固定式キャリパーはパッドむき出しの構造なので、
グリスが乾燥したり、効果が薄れるのが早めなんですね。
ざっと1年くらいで、ブレーキを踏むとガサ、メキなどと不快な音が鳴りだした。
キーという音はまだ殆どないが、音が気になりだした時期である。
今回はタイヤ交換と同時に処置をした。
画像下から
・ピストン戻しとワコーズブレーキパッドグリス
・ポンチ、ヘラ
・ハンマー、ペンチ
2
【作業】
今回はタイヤ交換と同時に後輪二つに処置をした。
タイヤ外す→キャリパのピンに付いているクリップ外す→ピンを外す
→バネが外れる→ピストン戻しを使う→ブレーキパッドが外れる
→シムの両側にグリスを塗布(間違ってもディスクに当たるパッド面には塗らないこと)→以降、逆の手順で現状復帰する。
※グリスは粘度がかなり高い。従って、手で塗布するのはしんどい(厳しい)だろう。
ヘラみたいなのがあればベター。また取り出した直後のシム・パッドはまっ黒でかなり酷い状態なので、パーツクリーナーで洗浄する必要がある。(パーツクリーナーが必要な理由は、粘度が高めなので拭いただけでは汚れは落ちない。古い汚れが残ってると新しいグリスを塗布できない。)
作業中はブレーキフルードの水位を確認しながら行う。ピストンを戻せば水位が上がり、ピストンが押されれば水位は下がるはず。(作業中はなぜか殆ど変化しなかった)
また作業終了後に10回以上ブレーキを踏む。この意味としては、作業後はパッドが宙に浮いた状態なので、ピストンとパッドの当たりを付ける(適した位置にする)ことが重要。
これを怠ると、ブレーキが効かないまま路上に出てしまう恐れがあるので、
くれぐれもしっかりブレーキ作業を行うこと。
最初に試運転するときに車はゆっくり動かしましょう。ブレーキが確実に効くことを確認してから路上に出ましょう。
今回は後輪二つのみを処置しましたが、
安全性を確保するために、例えば前輪と後輪を2回に分けて処置して、
2回に分けて動作確認した方が安全性は上がると考えます。
重要な安全装置なので、よくよく注意してメンテしてください。
※自己責任でお願いします。
3
【効果】
音が殆どしなくなった。ブレーキがスムーズで気持ちよくなった。
まあこれは当然と言えば当然の結果。どんなメーカー・グリスであれ、始めは同様な効果が期待できる。ただし、1年経過してみて、どうなるのかはまだまだ先の話だね。
一流メーカーの使ってみての実験なので、数年もってくれればいいな~ ・・・
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク