ステアリング異音2　パワステフルード交換

　パワステの異音がするので、今回はパワステフルード交換をします。古の賢人によると、E46のパワステフルードはATFフルードを使用するそうです。

https://e46cab.com/2017/12/02/%e3%83%91%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%86%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%95%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%89%e3%82%92%e4%ba%a4%e6%8f%9b%e3%81%97%e3%81%9f%e3%82%89%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%83%89/

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交換前の状態。黄色っぽく見えますが、これはどうやらタンクの底が黄色なだけのようです。前回見たときは量は十分あると思っていましたが、明るい時に見るとそうでもなくてタンクの底がかろうじて空気に触れていない程度でした。
　タンクの下側を触るとフルードに埃がついて真っ黒になっていて、多少の漏れがあるようです。修理するほどの漏れでもないかなと思い、とりあえずタンクの下側をパーツクリーナーで掃除だけしておきます。

いつものオイルチェンジャーを使ってとりあえずタンクの中のフルードを抜きます。タンクの周囲全てにホースを差してフルードを抜きますが、タンクの端の運転席側に通常よりやや深くホースが入るところがあり、特にここからほぼタンクのフルードが抜けました。
　それから新しいフルードを入れて、その後車で近所を軽く走り、近所の駐車場でステアリングを右に左にきって8の字運転をしてフルードを循環させます。

またフルードを抜き、また新しいフルードを入れ、近所を右に左にステアリングを回しながら運転。
　さらに３度目のフルード抜きをしましたが、結構きれいな赤系の色のままでした。あまり汚れもないようなので、これで終了。

　前の所有者の車検記録によると、2017年７月にタンクのOリングとフルードを交換しているそうです。

最後にもう一度フルードを補充します。蓋にはフルードのレベルゲージがついていたようです。上限に近いところまで入れておきました。

オイルチェンジャーのタンクでみると0.7リットルくらい抜けているようです。

　これでまた冷間時にステアリングから異音がするかどうか確認することにします。今日はここまで。

　その後運転をしました。車がまだ冷えている時に曲がるといつも異音がする曲がり角で、今回は異音がしませんでした。気のせいかもしれませんが、ステアリングが以前よりも軽くなったような気がします。整備は成功したようです。
　ただし成功の要因は、古いフルードが汚れていたからなのか、それともフルードの量が少なくてそれを補充したからなのか、あるいはその両方なのかはわかりません。