インタークーラースプレー用タンクへの自動補水システム(02/11)

基板2枚はこのような感じでケースに収めます。2枚の基板に実装された部品の凸凹同士ををうまく組み合わせてコンパクトに収めます。

ケース加工のし易さ、ケースを閉じたり再び開けるときの遣り易さを考慮し、水位センサー基板をケースの蓋の方に、DC-DCコンバーターの方をケースにねじ止めします。

電動ドリルやリーマで穴開け加工をします。ABS樹脂なので加工は簡単です。

水位センサー基板は、ケースの蓋の方にねじ止めしてあります。

ねじは、ケース内に(粘着貼り付けタイプや接着で)スタッドを追加で建てる方法もありますが、長年の使用でスタッドが外れて、ケース内で基板同士が接触するのを防ぎたかったので、ケースに穴開けして、ケースと基板をねじで貫通して固定することにしました。

こういう時に便利なのが超低頭ねじです。座繰りとかせずに穴開けした部分に超低頭ねじで固定してもねじの頭の出っ張りが少ないです。

※過去にも、カナードをバンパーに固定する際に使用する取付アングルの結合にも使用しています。

水位センサーの電極を接続するRCAジャックのところは、穴を拡大しすぎないよう、現物合わせでゆっくりと加工しました。

こちらの制御部は一度設置したらあまり普段ケアしないので、万が一にも、基板に実装された部品同士が接触することの無い様、DC-DCコンバーターの基板はシリコンゴムシートでくるんで絶縁します。

電動ポンプに繋がる線の取付です。端子の取り付ける電線は、はんだでからげてあります。

DC-DCコンバータの電源ケーブル、電動モーラーへ接続される線、合計4本のリード線をケース内から外へ引き出す箇所は、ケース内外にタイラップで電線の抜け止めを施します。

ケースを閉じる前の写真です。ケースに基板を固定している、超低頭ねじの様子もわかりますね。

ケースを閉じて制御部の完成です。どうでしょ、それなりに見えると思います。
ケースサイズのわりに中身は充実してます。