目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ご無沙汰しておりました。
日記で大体お察しかと思いますがFXRを納車してからペースガタ落ちしておりますレストア記です(笑)
さて、本題の焼きついた腰上を直すべく新品シリンダー・ピストンが必要なワケですがいかんせん純正の新品はとてもじゃないですが手が届く値段では・・・。
ということで、せっかく中免ある事なのでボアアップに挑戦してみようかと(笑)
Lip's製65ccボアアップキット(ステージ1プラス14PS仕様)を購入しました。
14ps・・・未知の領域('A`)
下手なボアアップキットを買うより同じ物を使ってる先輩が居るのでまぁ・・・お試しです。
ちなみに63ccキットより65ccキットが安いのはベースのシリンダーが違うからとの事。恐らくデイ●ナあたりのでしょうか?
2
問題のエンジンをサクっとばらします。
分解した際はクランクケースに異物が入らないようウエスなどでカバーしてやりましょう
スタッドボルトは綺麗なのでこのまま行こうとおもいますー
3
ガスケットを剥がします。
特にエンジンを開けてないNチビは大抵ガチガチにガスケットが固着してます...
余談ですが、以前友人のアプリオの腰上交換をした際、液体ガスケットが塗られていてとても難儀しました(ToT)
さて、クランクケースにカスが入らないように気を付けながら、カッターなどを使いクランクケースのシリンダーとの合わせ面(?)を傷を付けない様に剥がしていきます。
今まで5機ほどバラしてきましたが、"ガスケット剥がし"は、固着していると内部まで染込まず、あまり効果がないと思います。
地道に、慎重に。
画像は剥がし終えた後ですが、特に歪みも無かったので今回は油砥石は無しの方向で行こうと
4
主役、おピストン様の降臨です(笑)
こんなちっちゃいピストンが1個であのパワーを生んでると思うと少し感動です。
トップリング・セカンドリングは既にLip'sさんの方で組まれていたので説明は割愛します。結構このサービスは嬉しいです(笑)
そしてまずは画像のサークリップの取り付けです。
「サークリップが落ちて(折れて)焼きついた!」
というのはよく聞く話なので慎重にいきましょう。
というかN1でやらかして焼きついたバカが身内に居るので(汗)
ラジペンなどで取り付ける方もいらっしゃいますが、自分は傷が付かないよう、割り箸と手で入れます。
脱落防止のため、クリップを回して切り欠きを下に向けておきましょう。
ちなみにここでは片側だけ組み付け、その後はコンロッドに組んでからの作業になります。
5
コンロッドにたっぷりとオイルを塗ったスモールベアリングを組み付け、ピストンにピストンピンを組み付け、先程とは反対側のサークリップを組み付けます。
ピストン単体でやる時よりスペースが狭く、サークリップを腰下に落としてしまった・・・なんて事を防止するために画像では取っ払ってますがウエスを敷くのは忘れずに。
あ、説明忘れていましたが、ピストンの頭にINと書いてある方が吸気側ですのでお間違いなく。
6
ピストンが無事に装着できたらついにシリンダー合体です。
その前にベースガスケットを貼るのですが、固着防止に2stオイルを塗っておくと次回バラす時にラクなのでオススメです(笑)
よく、シリンダーが上手く入らない・・・というのを聞きますが、冷静にピストンリングの切り欠きとノックピンの位置を合わせるとすんなり入ります。
下手に力ワザでやる作業ではないので「やばいかも」と思ったらすぐにやり直してくださいね。
それと内側に2stオイルを塗るのをお忘れなく。
そしてヘッドガスケットを乗せ、あとはヘッドだけですが・・・?
7
友人から無加工の後期ヘッドを貰いました\(^o^)/
男のサーモレスでいきます(笑)
8
内側は綺麗に掃除してあり、カーボンのカの字もありません(笑)
中期ヘッドと後期ヘッド・・・圧縮比はそれほど変わりませんが形状の違いからどんな特性になるのか楽しみです(笑)
part2へ続く!
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