HIDオートレベリング調整方法

タントのHID搭載車は、後ろに荷物や人を積んだ時のために「オートレベリング機能」という光軸調整機構があるようで、車高を落とすと・・・（正しくはリヤが下がると）、ヘッドライトが・・・スッゴイ手前しか照らしません(~_~;)

つまり・・・リヤの車高が低くなると、純正HIDの「オートレベリング機能」によりヘッドライトの光軸が、かなり下向きに自動調整されてしまうとのこと。

ちなみに、センサー自体はリヤアクスルの上（ボディー側）に付いてまして、アクスルへと伸びるロッドで繋がってます。



そこで、ダイハツに行ってアレコレ説明したら、「ヘッドランプ レベリング コンピュータの初期化」のページをコピーしてくれました♪

自宅に帰って来てから、「ローダウンさせた今の状態が正常値の車高だよ」とリセットしてひとまず完成です。

ただ、ガソリンも結構入ってたし、リヤが重すぎたのか１度目の初期化では対向車の目線に入るくらい上を照らしてしまったので、２度目はジャッキでリヤのボディを１センチ？くらい上げて初期化したら、いい感じの光軸になりました。
初期化のやり方は簡単なのですが、年式により変わったりしてるかも？って言われ、やはり学習機能やら故障の原因になっても責任は負えないので初期化方法を載せるのは控えておきます（＾＾）；
ちなみに作業する部分は、ステアリング下の内装の、裏側？下側？に付いている白いコネクターです。

白いコネクターの中の、この２つの端子を使用します。

・・・初期化方法を載せるのは控えておこうと思いましたが、
　　　合法的にローダウンさせて・・・
　　　光軸調整しないままで前方が暗くて・・・
　　　事故を起こす人たちが増えて・・・
　　　ローダウンに規制が・・・
って図式が頭にチラつき、参考までに載せることにしました（＾＾）；

※オートレベリング機構の搭載車で、インパネ右下にヘッドライトの高さ調整ダイヤルが無いタントが対象らしいです。


ダイハツでは、こんなこと聞く人は初めてだって言われました（＾＾）；

使った道具は、配線の切れっぱし１本です。

車はABA－L３６０SのタントVSで、登録は２０年１月です。
この型式＆年式用の整備解説書からコピーしてもらったのですが、

「もしかしたら、車（型式）によって変わるかも」って言ってたので、載せるのをためらってました（－－）；

全車共通なのかも知れませんが、タント系の整備解説書だけで全冊並べると、厚さが１メートルを越すらしいので（＠＠）！　調べる方法が無いです、ハイ（＾＾）；

１／３

実際はA4の紙１枚です。

２／３

３／３

正常に設定初期化されると、ライト近辺から「ウウーーー」ってモーター音が聞こえ、終了になります。

整備解説書の指示通り、ガソリンがタンクにたった６リットル（貧乏ランプが点滅してる状態）で作業することは、なかなか難しいと思います（ガス欠プスプス）

・・・なので、「ガス欠でリヤが軽くなってるその状態」を想定して、手持ちのパンタグラフジャッキを左右２つ使い、リヤのボディだけを１センチ？（テキトー・・汗ｗｗ）上げれば「貧乏ランプ点いてる状態」になります。（たぶん）

※リヤのアクスルごと（タイヤごと）持ち上げるのでは意味無いので、タイヤは地面についたままでボディだけ少～し持ち上げます。

もしかしたら、ディーラーに行って、この車の
「ヘッドランプ　レベリング　コンピュータの初期化」のページをコピーしてくださいって言ったほうが確実？？？


追記・・・最近みんカラの整備手帳見て気づいたのですが、ムーブでも（トヨタ系も？？？）この技使えるみたいですよ♪
私の写真を編集して～、整備手帳写真にＵＰされていたMOVE乗りの方がいましたので・・・MOVEでも大丈夫だと思います～！。まあ、確実ではないのですが？（汗）

ローダウンでの事故を防ぐためにも、正常な光軸での走行のために参考になれたらと思いますよ！