2018年04月15日
だいぶブログを書いてませんでしたが、一応は生きてます(^^;
ど~も、相変わらずポンコツ人間街道まっしぐらの、適当ポンコツ野郎です(  ̄▽ ̄)
だいぶブログを書いてませんでしたが、ようやく書く気になったので、書きますが一部記憶が欠落してると思います。
事の発端は、新年明けまして、10日ほどした午前中、社長からの命により、ハイラックスとゼロクラウンのバッテリー交換、ジャンピング、タイヤ交換の出張を言われて出発。
お客さん宅に着き、2台共に点検するが、ハイラックスはすってんてんに上がってて、反応なし。
ゼロクラウンの方は、かろうじてセルが回りましたが、回り方はカヒュンヒュン・・ヒュン・・・カチカチカチ。
こりゃダメだ。
と思いながら、先にハイラックスをジャンピングでエンジン始動させて、次にゼロクラウンのバッテリー交換を開始。
少し手こづりましたが、交換したのでさっさと始動確認して帰るか。
と思いながら、スタートボタンを押すがエンジンが掛からない。
一瞬にして焦りましたが、オフにしてまたスタートボタンを押すがエンジンが始動しない。
と言うよりセルが回らない。
外した所を色々とチェックするが、全く問題なし。
数回繰り返している内に、妙な事に気がつく。
メーターは字発光式だが、エンジンチェックランプが点灯しない、水温計のバーが無い、シフトポジションも検出されないのかインジケータが無い、外気温0℃位、水温も低いのにイグニッションオンになると電動ファンが回り始める。
持ってきた工具じゃ何とも出来ないので一旦、会社に戻り、ヒューズを持って、工具も足して再び行く事に。
この時点で、既に底無し沼みたいな長期修理になるとは全く思ってなく、バッテリー交換時にヒューズを飛ばした程度に軽く考えて行くが、全てのヒューズを調べるが問題なし。
もうこの時点で現場での修理はギブアップ。
会社に連絡して、レッカーを呼び会社に回送。
会社にて、色々と調べてみるが、なんせエンジンチェックランプが不灯、外部診断機も接続が不可能。
とりあえずエンジンチェックランプが不灯だから、エンジンECUが飛んだ(逆電流でイカれた)と思い、地元のトヨタ店に相談で聞くが、症状を言うが、そんなトラブルは無かったから分からないけどエンジンECUがクサイね。
と言われて、自分でも怪しいと思うエンジンECUを換える為に、中古のECUを中古パーツのお店(今回は北海道)から取り寄せて交換するも結果は同じ。
完全に底無し沼、蟻地獄化しました。
時間はしばらくは大丈夫という、お客さんのありがたいお言葉も有り、色々と調べてみるが、良くわからん。
しかし、この時点で妙な症状が有りました。
朝イチだけは何故か正常に戻るのである。
正確には6~7時間何もせずに放置していると、エンジンチェックランプが点灯するし、全て機能が直っているのである。
元のECU、取り寄せた中古ECUでも症状は同じで朝イチだけは直る。
ただし、そのままエンジン始動させようとすると、約1秒ほど元気にセルモータが回り、すぐに停止。
それ以降は、同じのエンジンチェックランプ不灯、水温計のバーが無い、シフトポジションも検出されない、電動ファンが回り始める。
また朝イチには正常に戻る。
掛けようとすると1秒でセル停止、また同じ症状になる。
そう言えば、車輌詳細を書き忘れてました。
車輌
初代ゼロクラウンアスリート
型式
CBA-GRS184
車体番号
GRS184-00〇〇〇〇〇
エンジン型式
2GR-FSF 3500cc カソリンV6
年式
平成19年4月登録
走行距離
22万キロ超え
だったハズ・・・
一部間違えているかも知れません(>_<)
こうなってくるともうワケワカラン。
になり始め、また全ヒューズを全て調べるが問題なし(全く関係ないトランク内まで見た)
メインのヒュージブルも調べるが問題なし。
仕方がないので、ファイネスで配線図、トラブルシューティング用の解説書を見るが混乱し始めて、とりあえずコピーしてゆっくり見ながら、まずは配線図を見ながら導通点検するが、問題なし。
次はトラブルシューティングを始めて、パワーソースECU(グローブボックスを外して、左奥のヒューズボックス、テレビアンプの横に有る茶色いCDケース位の大きさのがあります)、シフトポジション系のニュートラルスイッチ、セル系のスタートリレー、ブレーキ系のストップランプスイッチ、ステアリングロック系、エンジンルーム内のヒューズボックス内に有るインテグレーションリレーと、配線図を見ながら導通点検するが、問題なし。
燃料系がオカシイかも知れないと言う同僚の話でフューエルプレッシャーセンサーの単体点検を行うが問題なし、高圧ポンプ上部のセンサーも調べるが問題なし。
トラブルシューティングだとこの場合、パワーソースECU交換になるので、新品を調べるが3万円超えは、勝負を掛けられないのでまた中古パーツを探すが、中古パーツネットじゃあ以外と高く1万円超えは、勝負を掛けられない。
仕方無いので某ヤッホーのオークションで探したら、同じ3.5のゼロクラウンから外された、同じ品番のパワーソースECUが破格で見つかり、社長に落札してもらい広島から届いたパワーソースECUを交換するも、直らない(ToT)
完全に行き詰まりました(>_<)
ネット上でも、情報が無くて困った事に。
トヨタのお客様相談室にムダ足覚悟で電話をするも、やはり技術相談は無理でした。
そうこうしている内に同僚がネット上でおかしなトラブルを見つけて教えてくれて、見てみると燃料系のトラブル。
燃料系に絞り、もう一度、フューエルプレッシャーセンサー、高圧ポンプ上部のセンサー、燃料タンクの燃料ポンプ、ポンプレジスターを調べたら、ボンプレジスターがオープン(短絡)しているのが発覚。
値段も新品で6千円ソコソコな為に勝負を掛けやすいが、既に疑心暗鬼。
新品を取り寄せるが、やはり直らない(ToT)
本音は、もう勘弁して欲しかった(>_<)
しかし嫌でも何でも直さないとアカンので、もう一度、色々と調べてみるがやはり問題なし。
その時に、また同僚がネット上で同じ症状のゼロクラウンの投稿を見つけて教えてくれて、見てみると何と全く同じ症状、ほぼ同じ物を交換した人が居て、その人も行き詰まって、知恵袋に投稿をしたら、何とフューエルプレッシャーセンサーのカプラーを抜けばエンジンが掛かる。
と言うベストアンサーが居て半信半疑で、スロットルバルブ後ろのサージタンクと言うか、インマニの曲がりとバルクヘッドのすき間に手を入れて、外しにくい3ピンの黒カプラーを外してイグニッションスイッチオン。
エンジンチェックランプは点灯、他の水温、シフトポジション、電動ファン、全て正常に戻り、運命のエンジン始動。
あっさりエンジンは目を覚ましました(^o^)
エンジンチェックランプは点灯(そりゃ、フューエルプレッシャーのカプラーが入ってないから当然、そうなる)、しばらくアイドリングで置いといて、空ぶかししてみると2500rpm辺りで頭打ち、フューエルカットが働いてました(^^)
水温が上がってから一旦、エンジンを止めて、フューエルプレッシャーセンサーのカプラーを繋いで掛けてみると正常に戻り、走らせれば3.5リッターの豪快な加速を見せつけました(^_^)
とりあえずまた一晩、置いといたら、次の日の朝には、元の始動不能に戻ってました(^^;
でも間違いなくフューエルプレッシャーセンサーだと分かったから、値段を調べるも、センサー単品供給は無く(昔は有ったみたいで、交換要領が有りました)、高圧側のインジェクター、デリバリーパイプのセット供給しか無く値段も 3万5千円超えは、さすがに言いにくい。
仕方がないので、中古パーツのネットワーク上で調べてもらうが、結果はモノが無い。
かといって、中古エンジンを買えばさらに高いので、困ってしまい、某氏に連絡を取り、京都のおばあちゃんの店にあるかを見てもらうも、車体は在るが、エンジンが無いとの事。
また某ヤッホーのオークションで探したら、また同じ品番、同じエンジンのインジェクター、センサー付きが出品されていて、1万円ソコソコだったので、また社長に落札してもらい、長野県から来たフューエルプレッシャーセンサー付きインジェクターキットに交換。
やり方は、スロットルバルブ、サージタンク(3本だったか4本有る5㎜の六角ボルトが固く、穴が深い)、インマニ、フューエルラインの配管、左側バンクのインジェクターキットを取り外してから、ようやく問題の右バンクのインジェクターキットを外して、到着したインジェクターキットに交換して、元通りに組みたてて、エンジン始動させてみたら、即治りました(^∇^)
エンジンチェックランプも点かない、全て正常に戻りましたが、まだワタクシの頭は疑心暗鬼。
また一晩、置いといたらダメなパターンだよな(>_<)
と思いながら、一晩、置いといたが、正常になったので、修理終了、分解したアチコチを組み直しして約1ヶ月ぐらいの修理が完了としました。
今回はこんな訳の分からないトラブルで、情報もロクに無い、ゼロクラウン定番のセルモータが壊れた以外のトラブルでした。
もうこんな訳の分からないトラブルは関わりたくないですが、二度と忘れる事が無いトラブルでした( ̄0 ̄;)
もしかしたらFRベースに載せる2GR、 3GR、4GRは同じトラブルが有るかも知れませんね(^o^;)
ちなみに、エンジンECU 、パワーソースECU、フューエルプレッシャーセンサーは2GRは専用品、3GR、4GRは一部が共用の部品番号になってました(^^;
これで、おしまい(^o^)
Posted at 2018/04/15 23:11:01 | |
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