弟がレクサス店に行ってみたいということで、二人で参上してきた。
営業さんとあれこれ話して、いや本当にあれこれ話して、ご自由に試乗してきて下さい!ということに。ホント、あれこれ話したりなんかしたりの結果なのですよ。
では、LCに乗ってみられますか?今、5リッターNAの方が空いていますよ。1時間半程度、枠をおとりしますので、ということで。
赤いLC!Exotic Car くささの少ないLCの中で、この色だとさすがのオーラが立ち昇る。
隣のダッジ、これは弟のクルマで。車種名が分かる人、結構少な目では?
デュランゴと言います。期せずして、この2台、車幅はほとんど同じ。LC 1,920mm!対するデュランゴ 1,930mm! デカい(笑)。笑うしかない。
5LのNA、咆哮が凄い。エンジンスタートでドゥロロロロ・・・。営業さんから使用説明を聞いているさなかにスタートボタンを押したもんだから、声が聞こえないことに。
転がし始めてすぐに分かるのが、足回り。
もちろん、硬い。しかし、上手くいなしている。 かつて初代NSXに乗った時のことを思い出す。国産初のExotic Car 。あれは、硬かった。ゴツゴツゴツッと路面の状況をそのまま腰に伝える状況。圧倒的な低さと幅の広さをダイレクトに感じられるNSXの乗り心地は、控えめに言って最悪。(映画的表現だな)
アレと比べると、LC、なんて日常的な足回り!
しばらくは制限速度40キロの道をゆっくり走る。車幅を感じさせない普通感にも拍子抜け。室内であれば、エンジンの爆音も大したことない。こんなところもレクサス的。
しかし、一旦スピードを出せる道に出れば、暴力的な加速が引き出せる。
275/40R20 のタイヤが 530 Nm(54.0 kgm)のトルクを受け止める・・・と言いたいところだが、この日は小雨。
ウェットな路面で軽くアクセルを踏み込めば、いともたやすくスリップを知らせるオレンジのインジケータが点滅する。
↑コンフォートモードで。
かといって急な姿勢変化は皆無。
強めにアクセルを踏み込みながら、低速コーナーに入る。ハンドルは優しく切るので、パワーテールスライドは意図していない。けれども、もしかしてズルズルっと行くかな?と待ち受けてみるけれど、まあなんて躾の宜しいこと!穏やかなコーナリングに終始するのであった。
まあ、乱暴な運転をするクルマではないことは確かだろう。しかし、本気になれば凄いパフォーマンスを発揮することは間違いないだろう。
↑S+モードで。カッコいい!
所有欲を満たすかな?と少し考えてみた。
うーん、60を超えたらボケ防止にポルシェに・・・というのはよく聞く話だけれど、現実的にはLCのようなクルマが良いのではないかな?うん、そういう状況に最適だろう。
↑助手席には、両手ともグリップを用意。なるほどね。かつてハチロク(レビンね)で狂ったようにドリフトしまくる知人の助手席に乗った時、身を支えるために両腕で自分が座っているシートの裏側を抱きしめていたことを思い出しました(笑)
ともかく、贅沢なクルマを試乗をさせていただき大感謝です。
で。
なんでそんな車種をそんなにフリーに乗せてもらえるの?そんなサービスあるの??
知りませんでした。レクサスオーナーには、かなり自由に試乗車を体験できるということだったのです。
そう、昨今の私の勢い通り、NX、ハンコを押してしまいました。
いや、ハンコは押してない。
今どきの契約ですなぁ。電子ペンでタブレットにサイン一発!なんですね。
ああ、なかなかのやっちまった感です。
ジュークの下取り、頑張ってもらえました。納期も先だし、車検も通さなければならないし、車検後3ヶ月での乗り換えになるし。いろいろともったいない感があったのを裏返してもらえるような査定をしていただけたように感じています。値引きは、さすがのレクサス、ゼロですけれど(笑)
手付けを支払い、いよいよメーカーに正式発注。
カラーやM.opに関しては、今後、変更できません。
オプションは先日書いた通りでだいたい fix できていたし、カラーも外装内装ともに白系に決めていた。うちの中学生たちも、そろって白!と言うし。
しかしここ数日で、やはり悩みがムクムクと。本当に白で良いのか?
レクサスの白、ソニッククオーツ、かなり評判がいい。手の込んだ塗装。白にしては陰影を表現する。
ただし、ボクとしては80点。完全にコレ!という気持ちまでは行けていなかった。
至近距離で見た時の塗料のザラつきは、美しくもあるが違和感もあったんだ。今日見てみても。
コレが良い!と言っている人は極めて多い。しかし・・・。
それと、最近のレクサスデザイン、起伏豊かな造形的な表情を最大限に活かすカラーとは言えないと思った。それを表現できるのは、中間色のメタリック調だろう。
人気のソニックチタニウムはかなり惹かれていたけれど、見方によってはもう少し歳を重ねてから選んでも良さそうだ。
オレンジやブルーは、完全にハマった!と思えなければ選べない。かつてインプレッサでロゼメタリックを、フォレスターでゼニスブルーを選んだ時は、まさにそんな気持ちになれたのだけれど、今回のNXでは、オレンジやブルーにそこまで入り込めていない。
それに比べて、マーキュリーグレーマイカはどうだ。その色がカタログ上で見せる陰影の豊かさとガンメタ的な男のギア感にかなりやられてしまった。実物を見てみたいところだ。
営業さんにそれを伝えると、ISで同じ色があるという。おう、見てみよう。
ああ、コレコレ。この立体感。どうですか、お客さん。
確かに白もよい。かなり良い。だけどボクはこれを選ぼう。
リセールを気にする人は多い。でも、ボクは走行距離は多いし、割と荒く乗る。カラーで査定を気にする余地は少ないとも言える。
ということで、土壇場の大どんでん返し、外装色としてマーキュリーグレーマイカを選んで、正式発注となりました。
マーキュリーグレーとはよく言ったもので、液体金属感のあるグレー、くらいのイメージかな。
そのコクをしっかりと活かせるよう、コーティングはきっちりと施工したいですね。
納期、3月ね。 たくさん夢を見られそう(笑)
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2017/10/19 23:39:21