今回はクルマではなくサッカーのお話です。
興味のある方はお付き合い頂けたら幸いです(_ _)
今月6月はいよいよ4年に1度のサッカーの大会では世界最高峰のサッカーの祭典、
FIFAワールドカップ(W杯)が開催されますね~(^Д^)
みなさんはご存知かと思いますが、開催国は最多優勝国(5回)のブラジルです♪
今大会は6月13日(金)に開幕なので、いよいよあと1週間を切りましたね~
こう見えても?わたくしTOARCOは若かりし頃、少しばかしサッカーをやっていたので国際大会のワールドカップの開催はワクワクします(o^^o)
そのサッカーをやってた頃から、ずっと憧れている選手がいます。
その男の名は「Le Roi (ル・ロワ)」
1980年代を代表する世界屈指の名プレイヤーで
フランス代表のキャプテンだった、
ミシェル・プラティニ(Michel Platini)です。
(直訳すると王ですが、日本では将軍もしくはナポレオンの名で親しまれました。)
フランス代表とキャプテンと言えば1998年の自国開催で優勝した時のフランス代表の名プレイヤー、ジネディーヌ・ジダンの記憶が新しいのではないでしょうか?
(左:ディエゴ・マラドーナ、右:ジーコ)
往年のサッカーファンならご存知だと思いますが、プラティニが活躍した80年代ではアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナやブラジル代表のジーコ(本名はアルトゥール・アントゥネス・コインブラ)と肩を並べる名プレイヤーの1人で、未だにフランスサッカーを象徴する人物なのです。
ジネディーヌ・ジダンもその彼に憧れた一人でした~
プラティニが日本で一躍有名になったのはこのゴールシーンではないでしょうか。
まずは動画をご覧下さい。
この動画はフランス代表のナショナルチームではなく、イタリアのクラブチーム セリアAの強豪「ユベントス」在籍時にヨーロッパ代表でトヨタカップに出場した時のもので、場所は現在2020年の東京オリンピックにむけてリニューアルされる日本のサッカーの聖地、国立競技場。
この美しいシュートはオフサイドの判定で残念ながらノーゴールとなりましたが、自身が「キャリアの中で最高のゴール」と語るシュートだったようです。
オフサイドと判定された直後、芝生の上で寝そべり頬杖をついて判定に不満とばかりにするポーズはフランス人がよくにする言葉「C'est la vie(セ・ラヴィ)」これが人生とか仕方がないと言っているような愛嬌があるジェスチャーで、プラティニらしさを象徴するものでした~
ちなみに現在のルールではオフサイドと判定されないようです。
(このプレーからルールが変わったとも言われています。)
プラティニはプレースタイルは優雅で華麗!
芸術的で美しいという言葉が当てはまると思います。
フランスの英雄、まさに80年代のナポレオン
またフリーキック(FK)の名手で、重要な試合では確実に得点を決めた事から彼のFKは「プラトッシュ」と呼ばれています。
当時は得点に絡むことが少なかったポジションのMF(ミッドフィルダー)でありながら、得点力は凄くフランス代表では72試合に出場、うち41得点(歴代2位、2008年にティエリ・アンリ に更新されるまでは、歴代1位)を上げる。
またイタリア1部リーグ セリエAのユベントス在籍時は3年連続の得点王と3年連続バロンドール(欧州最優秀選手)の受賞しています。
(3回受賞した選手はほかにもいますが、3年連続はプラティニのみ)
(左:アラン・ジレス、中:ミシェル・プラティニ、右:ジャン・ティガナ)
このことから当時、弱小だったフランスサッカー界にもたらした功績は偉大なものでした。
また「魔方陣」と言われたプラティニにアラン・ジレス、ジャン・ティガナの3人を中心にコルクの栓を次々と抜いていくような、小気味よくダイレクトパスを繋いでいく華麗で独自のスタイルを「シャンパン・フットボール」と表現されフランスチームの代名詞になっています。
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その3人に82年のW杯と84年の欧州選手権(EURO84)ではベルナール・ジャンジーニ、86年のW杯ではルイス・フェルナンデスを加えた4人が、82年のW杯にジーコ率いるブラジルの「黄金のカルテット(4人)」に対抗すべく「白銀の四銃士」と呼ばれる最強のメンバーを作り上げフランス国民の理想とする美しく攻撃的に勝つサッカーを展開しました。
そしてプラティニがキャプテンとなって臨んだ2大会のW杯(出場は3大会)
82年のスペイン大会の準決勝での西ドイツ戦、86年のメキシコ大会の準々決勝でのブラジル戦ではワールドカップ史上、記憶に残る名勝負を演じました。
それでは、82年の西ドイツ戦のハイライトをご覧下さい。
続いて86年の死闘とも言えるブラジル戦です。
ちなみにブラジル戦はフランスチームが84年の自国開催の欧州選手権(EURO84)優勝後のW杯で、ブラジルとともに優勝候補に挙げられ事実上の決勝戦とも言われています。
そしてプラティニがW杯最後の試合となった西ドイツ戦のハイライトもどうぞ。
ワールドカップではフランスチームの特徴だった強さと併せ持つ脆さが出てしまい、W杯では優勝を果たす事は出来ませんでした。
結局プラティニがフランスにもたらした、国際タイトルは「プラティニの大会」と呼ばれ自ら9得点を挙げ大活躍した欧州選手権(EURO84)優勝のみでした。
あれから28年、またあの暑い夏が帰ってきます!
今大会はどんなドラマが待っているのでしょう~
もちろん我が国、日本代表の活躍にも大いに期待しております( ゚ー゚)ノ)"
ところでタイトルの「レ・ブルー」とはユニフォームの色からフランス代表の愛称として用いられています。
2010年まで採用されていたアディアス製のユニフォームは国旗のトリコロール(青・白・赤)を基調とたデザインで、なかなかお洒落なユニフォームだと思います♪
キャプテンが巻いているトリコの腕章とともにトリコ好きの方は気になるアイテムではないでしょうか
(^ ^)
※画像はすべてネットから借用しております m(__)m
Posted at 2014/06/07 06:38:41 | |
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