今日は「沈まぬ太陽」を見ました。
監督:若松節朗
出演:渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二、香川照之、木村多江、清水美沙、鶴田真由、柏原崇、戸田恵梨香、大杉漣、西村雅彦、柴俊夫、風間トオル、山田辰夫、菅田俊、神山繁、草笛光子、小野武彦、矢島健一、品川徹、田中健、松下奈緒、宇津井健、小林稔侍、加藤剛
配給:東宝
メーカー:東宝
日本映画・字幕あり・本編時間202分!(途中10分休憩あり)
日本のナショナルフラッグキャリアでもある巨大企業「国民航空」。
恩地は労働組合委員長として待遇UPと労働基準の見直しを求め会社と戦っていた。そしてある程度の成果を収めたところで報復人事を受けカラチ支店に飛ばされる。
それも2年と聞いていたのに実際にはその後テヘラン支店、ナイロビ支店とたらい回しにされた。
苦悩は恩地自身だけでなく、「会社で悪い事をして左遷させられた」と陰口を叩かれる家族もまた耐えていた。
そして10年が経ちやっと本社に戻った矢先に起こってしまったジャンボ墜落事故。
恩地は遺族の世話係として誠心誠意対応に当たる。
一方当時恩地と一緒に労働組合で会社と戦った行天は恩地を裏切り会社側に寝返って、昇進と引き換えに労働組合の衰退化に一役買っていた…
これは見応えあります。
時間も長いのですが、中身が濃い!
会社経営陣の汚い手口や議員との裏のつながり、天下り、会社のため社員のためと頑張った正直者はバカを見る、マスコミの利用、遺族の気持ちは。。。
時間のあるときに、じっくりと鑑賞していただきたい映画です。
Posted at 2010/06/10 01:15:17 | |
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