引火

一昨日の午後大阪市内でタバコの吸い殻をマンホールの穴から下に捨てた所、噴き上がってきた炎で額や手、腹部を怪我する事故が発生し昨日のニュースでは色々なメディアが取り上げてました。

路肩に車を止め車外で携帯で通話しながら喫煙し、しゃがんで吸い殻をマンホールの穴に捨て途端に炎が噴き上がり、事故に遭った46歳の男性が現場で報道陣の取材を受けてました。

原因はマンホール下に蓄積されたゴミからメタンガスが発生しそれに吸い殻の火が引火したものと見られています。
近くに大型温泉施設もあり暖かい水も排水で流れこんでいてその熱でゴミも腐敗しやすかったようです。

ネットでは自業自得だと非難されていますが、まさにその通りで、まず顔出しはないとは言え現場に戻って取材を受けるその神経も分からないですね。

男性曰く「ポイ捨てはよくないと分かっていたけどその辺に捨てるよりもマンホールなら水に流れていいかなって思った」と。

モデルガンのBB弾なら植物由来の成分からできている物もあり、その弾だと野山で撃ち撒いてもその内、水や土の中のバクテリアの働きで分解され自然に還りますがタバコの吸い殻は自然には還りません。

私は喫煙反対派ではないので喫煙禁止場所以外での喫煙をとやかくは言いませんが灰皿のない場所での喫煙は灰皿を持参してもらいたいですね。

まぁ男性も今回の事故でいい勉強になったでしょう。

ちなみに事故現場は大阪市内でもジャンキーな街でゴミが溜まっていそうな場所でした。