先日やっとビートを
家に乗って帰ってこれました。
約13か月ぶりに自宅の駐車場に停めましたw
ここからは長文注意です。
2019年10月に走行距離が9万8千kmと10万kmに近づいたので、タイミングベルト等を変えようと思ってどうせならエンジン降ろして色々と交換しようと思ったのが始まり
そして、2019年11月に仕事場に持ち込んで作業開始
1日でわりとすんなりと降ろせました。
少しずつ仕事終わってからや休日に作業
・タイミングベルト、ウォーターポンプ、ベアリング等々一式交換
・シリンダー判別センサーも溶けていたので交換
・吸気系のパッキンやシール系も交換
・ウォーターホースも新品で出る分は全交換
・水回りのパッキンもほぼ交換
・エキスパンションタンク交換
・プラグ交換&プラグホールのオイルシール
・タペット調整&タペットカバーパッキン交換
・エンジン&ミッションのマウント全交換
・クラッチディスク、カバー、パイロット、ベアリング交換
・クラッチレリーズ&マスターシリンダーをオーバーホール
・クラッチオイル、エンジンオイル、MTオイル等油脂類交換
覚えてるだけでこれだけやりました。
他にも色々と交換しました
部品代だけで10万円オーバーでしたしw
2019年12月年末休みに組み上げて、元通りにしました。
20~30分の走行テストもオッケー
2020年1月1日に出かけたついでに家族に送ってもらって、会社からビートを乗って帰ることに
せっかくなのでドライブ&試運転がてら遠回りして帰ろうと40分後くらい走ったところでトラブル発生
5速40kmから加速しようとしたら・・・
エンジン回転だけ上がる→クラッチ滑ってるorz
低回転だと走れたので、あわててコンビニに入って家族に連絡して会社に戻るからと迎えを頼んで、引き返そうしたら完全にクラッチ滑って動かない(TT)
仕方ないので元旦から任意保険のロードサービス要請→レッカーされました
この時から異臭がしないのでクラッチの滑りではないという判断はしてました。
で、その次の休みにとりあえずミッションだけまた降ろしましたが目立った異常なし
整備士に見てもらっても異常なしだったので、もう一度組んだけど直らずorz
ここで一つ気になることが
レリーズベアリングが原因かと思って
よーく見たら・・・
センターの厚みが違いました。
ですが、ここは動作には関係ないところなのでスルー
そして椎間板ヘルニアやらかしてそれどころではなくなりビートは会社に放置置かしてもらうことに
2020年6月
ビートの車検が7月だったので、身体(腰)の調子がいい感じだったので重い腰(リアルに)をあげて作業再開
半年放置してました・・・
もう一度ミッションだけまた降ろすことに
半年間色々な整備士さんやお店に聞いた結果・・・
「クラッチディスクカバーが怪しい」って結論に至りました。
なので、もう一度ミッションだけ降ろしました。
3回目なので2時間くらいで降ろせましたw
新・旧のクラッチカバーを見比べてたら、数値が違うことに気が付きました。
これだ!ってこの時はなりました
新品のクラッチカバーは厚みが薄いので、レリーズベアリングで押し切れずに半クラ状態が続いてクラッチ周辺が異常発熱→走行不能という仮説
とりあえずビートのクラッチ・カバー・レリーズベアリングを元に戻しました。
すると問題なく走れました!
なのでクラッチ&カバーの購入元に連絡して、製造メーカーに送って品質検査に出すことに。
2020年7月
1時間ほど試走して問題なかったのでいつもの車屋さんに車検に出したら・・・
また走行不能にorz
車屋さんもかなり不思議がって、夕方に軽トラで引っ張りに行って、そこから試走&クールダウンを繰り返してその後は深夜3時まで可能性を話し合いましたが特にわからず
ホントに原因不明です。。。
症状としては40分くらい走行したらクラッチが滑って走行不能になります。
冷えると走れますがまた40分くらいで滑ります。
暖まってくると、クラッチのミートポイントが変わります・・
ここでクラッチメーカーから返答があり
「送っていただいた製品をばらして様々な検査・測定いたしましたが、問題ありませんでした。」
ですよねぇー
疑ってしまって申し訳ない気持ちでいっぱいでした・・・
なので新品もう1セット注文しました。
ここからは仲の良い車屋さんのところにビートを置かせてもらって原因解明することに
とりあえずここからは交換したパーツを1ヵ所づつ交換していくことになりました。
自分はクラッチは問題なかったのと、温度でj症状出るので油圧系統を疑いました。
(ビートのクラッチレリーズは軽自動車では珍しい油圧クラッチ)
なので、レリーズシリンダーとクラッチマスター(中古)を買いました
まずは簡単なレリーズシリンダー交換しましたが変わらずorz
そして車検が切れましたが、走らなくても1時間のアイドリングで症状出ることが判明
クラッチ系統異常か油圧系統異常か判断の為に、クラッチペダルを固定して踏みっぱなしでも症状出ることを確認
ここで車屋さんが油圧は関係ないと断言
次にフライホイールが実は歪んでて暖まると歪みが酷くなってクラッチの接地面が減って走行不能になる説を提案されました
これはネットで検索すると、フライホイールが原因で高回転時にクラッチが滑ることがあるらしいです。
8月は暑かった&予定が合わずで、9月から作業開始
この間に中古でフライホイール・クラッチディスク・カバー買いました。
早速フライホイール交換すると、症状出ずで走行可能に!
ところが2日目のテストで滑り出して、2時間後には走行不能に・・・
なので、次はクラッチとカバーも中古に交換することに
すると同じく1日目は問題ないけど、2日目に滑り出して2時間後には走行不能に・・・
マジで謎でした
実はミッションから「シャー ジャー」と異音が出ててクラッチ踏んだら消えるので、最初はレリーズベアリングかなと思ってまいましたが、新品交換後も変わらずだったのでミッション内部のベアリングと断定
まさかこれが原因とは思えませんでしたが、クラッチに繋がる部分なので可能性はゼロではないので一応疑ってみることに
最初はミッション開けてベアリング交換の予定でしたがベアリング交換の工具(プーラー)や圧入用のプレスが無いのと、置き場所の関係でビートは動かせる(自走できる)状態じゃないとダメだったので、中古の走行テスト済みのミッションASSY買いましたw
安かったしwww
早速ミッション交換しましたが、異音は無くなりましたが肝心の走行不能は直らずorz
これが11月末だったかな?
もうホントに原因がわからなくて困りましたorz
半分諦めて始めて新しいビート探したりしてましたwww
←おいおい
ここで一旦整理するために、外したり買ったりしたパーツを整理してたら、買ったけど交換していないクラッチマスターASSYが出てきました。
「そう言えばこれ交換してなかったなと」
油圧は関係ないと思っていたのですが、もう触るとこないし・・・
車屋さんと相談して、とりあえずレリーズシリンダーを外して、レリーズフォークをクラッチを押さない方に固定してアイドリングで1時間放置
そしてエンジン切ってから、ギアを入れて、セルスタート
これでエンストしたら油圧系統の可能性大
という話になってやってみました
エンストしました
まさかの油圧系統!?
レリーズシリンダーは交換してるので大丈夫なはず・・・
となると残りはクラッチマスターシリンダー・・・?
で、中古に交換したら
どれだけアイドリングしても
症状出ずに問題なし
これが12月中旬くらいかな?
自賠責入って仮ナンバー借りて試走しても全く問題なし!
車屋さんが試走ついでに岐阜のオークション会場までビートで行って帰ってきましたが無事に帰って来れましたw
そして年末の最終週に無事に車検に合格!
車検取得後に
もう一度ミッション降ろして
新品のクラッチ&カバーに交換しました♪
そして約1年ぶりに自宅に帰ってきました!!
というわけで走行不能になる原因は
クラッチマスターシリンダーでした
お騒がせいたしましたm(_ _)m
いやぁー
時間は掛かりましたが直ってよかったですε=(。・д・。)ゞフー
長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2021/01/22 20:04:55 | |
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