タイヤテスト備忘録

プレジャーさんのジムカーナ練習会in奥伊吹に参加してタイヤテストを実施しました。
自分への備忘録です。

車高調の減衰力は、前後１０段戻しで固定。
空気圧は、タイヤによってベストな空気圧が異なるでしょうが、２５０ｋＰａ一律とした。
テストしたタイヤは２本づつで、
①R1R　 225/50Ｒ16　10分山　リム幅８Ｊ
②RE-05D 215/45R17 1～2分山（中央縦溝は、スリップサイン出ている）　リム幅８Ｊ
③RE-05D 215/45R17 3～4分山　　　　　リム幅８Ｊ
④A052 225/45R17 7～8分山（ショルダーは、溝１分山）　　リム幅8.5J (2017シーズン本番用タイヤ）
の４パターン

１．フロントR1R、リヤA052　ウェット　　最初の２本は、フロントが逃げて乗りにくい。しかしその後グリップするようになり、まずまずバランスがいい。　3本走行。ベストラップ１分１０秒２４

２．前後入れ替えフロントA052、リヤ1R　ウェット　　タイトコーナでフロントが唐突に逃げる。ハンドル切りすぎているのも悪いけど、、、。扱いにくい。　高速コーナでリヤが出やすい。やっぱ１６インチはピーキーなのか、、、。5本走行。　ベストラップ５本目で更新　１分１０秒１１

３．フロントＡ052、リヤ05Ｄ3分山　ウェット　　リヤがＲ１Ｒよりややグリップで落ちるもののコントロールはしやすくタイムも出る。フロントが余り逃げなくなった。温まったのか、リヤの16インチが影響していたのか、、、不明。ウェットでリヤ05Ｄが流すと、横に横にと前に進まないので、サイドターンは、小さく回れる。４本走行。3本目で午前（ウェット）のベストラップを記録。１分０８秒７９

４．フロントA052のまま、リヤR1Rへ戻す。　ウェット　　　やはりＲＥ-05Ｄより新品のＲ１Ｒの方が、タイトコーナではグリップする。高速コーナでは、駆動力を掛けるとリヤが出てしまう印象は変わらない。
2本走行。１本目で１分09秒７５。雨も弱くコンディション良化。

そして、午前１１時からオフィシャルと昼休憩で２時間休むうちにドライ路面へ。

５．午前の最後と同じ組み合わせで、フロント④、リヤ①　ほぼドライ。　ウェットでは、高速コーナでリヤが出やすかったがドライになってコントロールしやすくなった。このまま走り込めばタイムはかなり上がりそうだが、新品タイヤがもったいないので、２本走行して交換。１分05秒29

６．フロントR1R、リヤA052　フロントの逃げが穏やか、フロントに荷重をかけやすい印象。良いタイムが出たので２本走って終了。１分０４秒８０

７．フロントＲ１Ｒのまま、リヤを１分山０５Ｄへ。　A052と同じようにスタートするとホイールスピンが激しい。コーナでのグリップも明らかにＡ０５２に負けている。これは、今回だけでなくずっとこの０５ＤとＡ０５２の２種類のタイヤの印象。０５Ｄは、８分山ぐらいまではグリップしたがその後はダメダメ。横に対して縦のグリップが少ない印象。７本走りこんだが、タイムはリヤＡ０５２にはおよばず1分０５秒１５

８．フロント３分山０５Ｄ　リヤ１分山０５Ｄ。０５Ｄの良い面が出て、流すと前に進まずサイドターンが小さく回れるし、グリップも高すぎず、コントロールしやすい。
３本走って、１分０４秒台が２本。３本目で本日のトータル最速１分３秒８８を記録。流しすぎて失敗していたり、サイドも大回りになっているが、それでも本日ベストでした。

８．ベストラップを更新すべく、フロント０５Ｄ　3分山のまま、リヤを最強Ａ052へ。
　　スタートは、ホイールスピンも少なく明らかに05Dより速い。
横グリップも高いが、フロントが05Dなのでややアンダー傾向。　コンディションも良くなって、本日
リヤ最強のグリップ。結局、リヤのグリップが強すぎて、サイドターンでは、思ったより早くスライドが止まってしまうし、引っ掛かるし、もっと流したいのにグリップしてしまうしで、回転が落ちて立ち上がり失速気味。もっとアクセル踏まなきゃいけないんだろうが、さきほどまでのリヤ０５Ｄの感覚があるのと、普段からの踏み込めない運転にて、タイム上がらず。部分的には速いのだが、１本ノーミスで走れない。サイドターンも、スライド中も前に進む感じが強く、小回りがしづらい。
４本走って、１分０５秒２０．最後２本がパイロンタッチ。
もう集中力も切れた、、、


結果として、グリップではいまいちの前後０５Ｄが本日のベストラップとなった。

グリップの高いＡ０５２よりも、少しグリップ低めで扱いやすい溝なし０５Ｄに軍配が上がりました。