今日は残業で遅くなり、帰り道の途中のラーメン屋さんに立ち寄りました。そこでの出来事。。。券売機に5千円を入れ、ラーメンとライスのチケットを買い、席に座って注文し、ラーメンを食していた時、ジャージを着た若い方が入店してきました。私は仕事のことを少し思い悩みながら、食していました。そこで、耳に聞こえてきたのは、お店の人を呼ぶ声と、『おつり4百円どなたかお忘れになっていますよ』という言葉でした。
私は、気に留めてなかったのですが、お店の方が、お客様がお忘れですよね。たぶん頼まれた際のお釣りだと思いますが…という声をかけてくださいました。
確かに、600円分のチケットを買うために5千円を入れ、千円札4枚は取ったのですが、硬貨のおつりは取っていなかったことを思い出しました。疲れや考え事もあってとり忘れてしまったのですが、自分のしたことでご迷惑をかけてしまったことを反省するとともに、その方とお店の人にお礼を言い、釣銭を受け取り、また食べ始めました。
食べながら、少し考えていると、『果たして自分が同じ立場だったら、どうしていただろう?あの若い方のように、思案もなく、即座にきちんと申し出できただろうか?そのまま放置でいいやとか、または見た瞬間に一瞬でもラッキーと思ってしまうことはなかっただろうか?』なーんて色々と考えているうちに、その若い方を横に見て、少し自分の心にちょっぴり負い目を感じるとともに、その方のしてくださった事に更に感謝の気持ちが湧いてきました。。
世の中ってとってもいい人ばかりなんだと思うと、心に仕事の雲がかかっていたにもかかわらず、雲がなくなり、星が見えるようなとてもいい気分になりました。
正直に生きるってとても大事なことだということを再認識させられた出来事でした。
年を重ねると色んな事ばかり考えて、自分に正直になれない事も多いのかもしれません。
この事に限らず、人が困っている場面に出くわしたら、自分にしてもらったことは、同じようにしてまたお返ししないと。。。
後に、ラーメンにトッピング乗っけてください、嬉しかったんです・・・と申し出たところ、一度はお断りしてくださいました上で、いいのですか?と快く受け取っていただけました。
忘れたお釣りを戻してくださったこと以外に、ホッとする時間を頂けたことがなんだかとっても嬉しかったのでした。
読まれた方も、長々とした文章にお付き合いくださり有難うございました。
Posted at 2015/04/01 00:17:59 | |
トラックバック(0) |
出来事 | 日記