日産(純正) ノックセンサー  

ノックセンサー　デトネーションセンサーとも言う
圧電素子をプラで覆った物
振動で発電する作用を利用してエンジンの振動を監視する。ノッキングの振動をECUが感知すると点火時期を遅らせる事でエンジンが壊れるようなノッキングを起こさなくする。これをノックリタードと言う
ハイオク車の場合にはとりあえずいつもの点火時期で作動してノッキングが多いとレギュラーを入れてるって判別してレギュラーに適した点火時期に切り替えます

ノックセンサーが寿命に近づくと知覚過敏みたいになってやたら信号電圧が上がりノックリタードの頻度が上がり燃費やパワーが少し出なくなる。この位の時だとハイオク車にレギュラー入れても変化が少なくなります

最終段階まで行くと4000rpmで息継ぎしたり吹けなくなり吹きあがったとしてもパワーが無くなる。
これくらいまで行くとエンジンECUにエラーが検出される事があるけどチェックランプはショートか断線しないと点灯しない事が多い
大体が10年か10万キロで症状が出始める
最高速が伸びない、燃費が微妙に悪い、エンジンオイルの汚れ方が早いなどスキャンツールが無くても推測できる場合もあります

調子が良い時の点火時期の動きやピーク値を覚えていたらOBD接続のレーダー程度でも診断は可能
外観が無傷でもダメな事がある。
一般的には滅多に壊れない部品とされているがノックセンサーの初期不良を診断出来る人が少ないからわかってないだけの話
寿命が割と長い方だしチェックランプもつかない事が多いし、
最近パワーが落ちてきたってディーラーで車検の時に言っても古いから買い替え時期ですょって話になるから追求しないから診断出来る人が少ない。
いや…ほぼいない

純正しか探しても見つからないなぁと思ったら純正が安いからなんですね。これなら5年毎に交換しちまおうって考えてます